冷凍も冷蔵もOK!ブロッコリーの保存方法と保存期間。

ブロッコリーの冷凍・保存


ブロッコリーの保存方法と保存期間をご紹介します。

ブロッコリーは常温保存には向きません。
すぐに食べる場合も、買ってきたらひとまず冷蔵庫に入れてください。

冷蔵なら袋に入れて立てて保存

ブロッコリーを冷蔵する場合は、キッチンペーパーで軽く包み、ラップで覆うかポリ袋に入れます。
そのうえで、房を上にして立てて保存すると、長持ちしやすくなります。

とは言え、冷蔵した場合の保存期間はせいぜい3〜4日です。

冷凍なら、生のままかさっと塩ゆで

ブロッコリーを長期保存したいのなら、冷凍するのがおすすめです。

ブロッコリーを冷凍する場合は、生のまま食べやすい大きさに切るか、あるいは、さっと塩茹でしてから保存袋に入れます。
こちらは、日持ちは1ヶ月くらいです。

ただ、生のまま冷凍しても、茹でてから冷凍しても、冷凍していないブロッコリーよりも食感が柔らかくなってしまいますので、その点はあらかじめ知っておいてください。


材料

ブロッコリー 好みの量

冷凍保存

まず最初に、ブロッコリーを冷凍保存する方法をお伝えします。

ブロッコリーを切り分ける
ブロッコリーを保存袋に入れて冷凍保存する
  1. ① ブロッコリーを食べやすい大きさに切ります。
    茹でてから冷凍する場合は、1分ほどさっと塩茹でして、水気をしっかり取り除いたうえで粗熱を取ります。
  2. ② 保存袋に入れ、袋の中の空気を抜いて、冷凍庫に入れます。
    日持ちは1ヶ月です。

冷凍したブロッコリーは、凍ったままの状態で調理に使えます。
解凍して使う場合は、レンジを使うと便利です。

塩茹での手順

ブロッコリーを茹でる
ブロッコリーを塩茹でする際には、たっぷりの湯を沸かし、湯1リットルにつき小さじ1の塩を加えます。

ブロッコリーの通常の茹で時間は3分ほどですが、冷凍する場合は、1分程度の短時間にとどめる方が、ブロッコリーらしい食感が残りやすいです。

詳しくは「ブロッコリーの茹で方」を参考にしてください。

冷凍すると食感が失われる

「生のまま冷凍したブロッコリー」と「1分茹でて冷凍したブロッコリー」は、調理すると、だいたい同じくらいの食感に仕上がります。

どちらも、冷凍せずに調理したブロッコリーとくらべると柔らかく感じられるので、サラダにしてもあまり美味しくありません。
サラダにすると、食感が柔らかいうえに、水っぽく感じられます。

ただ、スープや味噌汁、煮物など、食感があまり気にならない料理には使えます。

参考:冷凍ブロッコリーの水っぽさを解消する方法


冷蔵保存(生の場合)

続いては、生のブロッコリーを冷蔵保存する方法です。

ブロッコリーのつぼみの部分をキッチンペーパーで覆う
ブロッコリーをラップで覆って袋に入れて立てて保存する
  1. ① 傷みやすいつぼみの部分をキッチンペーパーで覆い、クッション代わりにします。
  2. ② ラップでぴったりと覆い、ポリ袋に入れます。
    軸を下にして立てて、冷蔵庫のチルド室で保存します。
    日持ちは、3〜4日です。

チルド室が一番長持ちする

ブロッコリーの保存温度は0度近くが最も適していると言われており、保存する場所は、冷蔵庫のチルド室が一番おすすめです。
チルド室の温度は0度くらい。
冷蔵室(3〜5度)や野菜室(5〜7度)よりも低めに設定されています。

ただ、もしチルド室に空きスペースがないという場合には、冷蔵室や野菜室で保存するのもアリだと思います。

袋に入れて立てて冷蔵

また、ラップとポリ袋で覆い、エチレンガスを遮断することも大切です。
ブロッコリーはエチレンガスの影響を受けやすく、リンゴやメロンなどのエチレンガスを放出する食材と一緒に保存すると、黄ばんで鮮度が落ちてしまいます。

さらに、ブロッコリーは、立てて保存すると、日持ちしやすくなります。

このようにしてブロッコリーを生のまま丸ごと冷蔵すると、3〜4日ほど保存が可能です。
ただ、それ以上長く保存するのはキビシイです。

10日冷蔵保存した黄色くなったブロッコリー
左の写真は、10日ほど冷蔵保存したブロッコリー。

長期冷蔵して鮮度が落ちると、房が次第に黄色くなって美味しくなくなりますし、栄養も損なわれます。


冷蔵保存(茹でた場合)

こちらは、茹でたブロッコリーを冷蔵保存する方法です。

茹でてザルに上げたブロッコリー
茹でたブロッコリーの保存方法
  1. ① 茹でたブロッコリーを保存容器に入れて密閉して、冷蔵庫の冷蔵室で保存します。
    日持ちは、3〜4日です。

茹でたブロッコリーも、生のブロッコリーと同じくらいの日持ちです。

保存食

最後に、ブロッコリーのおすすめ作り置きレシピをご紹介します。

ブロッコリーは、調理済みのものでも冷蔵だとあまり日持ちしませんが、冷凍することで長期間保存することができます。
ブロッコリーの作り置き」という記事では、冷凍保存が可能なおかずレシピを多数紹介しています。

ここでは、その一部を紹介します。
どれもだいたい、冷蔵保存で3〜4日、冷凍保存で1ヶ月ほど日持ちします。
お弁当のおかずとしてもおすすめです。

ブロッコリーの保存食(胡麻和え)
胡麻和え
ブロッコリーの保存食(おかか和え)
おかか和え
ブロッコリーの保存食(ナムル)
ナムル
ブロッコリーの保存食(ペペロンチーノ風)
ペペロンチーノ風
ブロッコリーの保存食(じゃこのサラダ)
じゃこのサラダ
ブロッコリーの保存食(ベーコン炒め)
ベーコン炒め
ブロッコリーの保存食(豚肉炒め)
豚肉炒め
ブロッコリーの保存食(ゆで卵のサラダ)
ゆで卵サラダ
ブロッコリーの保存食(茎のきんぴら)
茎のきんぴら
ブロッコリーの保存食(茎のザーサイ)
茎のザーサイ
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