ブロッコリーの茹で方と茹で時間。塩茹でして美味しく色よく綺麗に。

投稿日:2018年5月11日 更新日:

ブロッコリーの茹で方と茹で時間

レシピ動画

ブロッコリーの茹で方と茹で時間

ブロッコリーの美味しい茹で方と下ごしらえ・下処理の方法をご紹介します。

鍋にたっぷりの湯を沸かし、ブロッコリーを加熱。
塩を加えることで、ブロッコリーの味が引き立つうえに、色も綺麗に茹であがります。

ブロッコリーを茹でるメリットは、大きく2つあります。

  • 塩気がしっかり入ってブロッコリーの味が引き立つ
  • 色が鮮やかに仕上がる

ブロッコリーの加熱方法には、他にも「蒸す」や「蒸し焼き」や「レンジで加熱する」などがありますが、この2つの点において「茹でる」は最も優れています。

これからご紹介する塩茹では、ブロッコリーの調理法としてはかなり基本的なものなので、覚えておくと便利です。

材料

調理時間4分
ブロッコリー 1株
湯1Lにつき小さじ1

ブロッコリーの下処理(下ごしらえ)

ブロッコリーをゆすり洗いする
ゆすり洗い
ブロッコリーを流水で洗う
流水で洗う
  1. ① ブロッコリー(1株)の房を水にひたし、ゆすり洗いをしたあとに、流水に当ててきれいに洗います。

たいていのブロッコリーはこれできれいになりますが、とても汚れている場合は、房をしばらく水にひたしておくか、房を分けてから水洗いするといいです。
参考:ブロッコリーの洗い方


ブロッコリーの小房の付け根に包丁を入れる
ブロッコリーの小房を付け根から切り落とす
  1. ② ブロッコリーの葉を付け根から切り落とします。
    そして、房の下の方から順番に、小房の付け根に包丁を入れて切り離します。

小房は付け根から切り離す

小房は、付け根まで美味しく食べられるので、ムダがないように付け根から切り離します。


ブロッコリーの房の付け根に包丁を入れる
ブロッコリーの房を切り落とす
  1. ③ ブロッコリーの房の中心部分だけになったら、房の付け根あたりに包丁を入れて、房と茎を切り離します。

ブロッコリーの房の断面に切れ目を入れる
ブロッコリーの房を手で裂く
  1. ④ 房の断面に切れ目を入れ、小房と同じくらいの大きさになるようにしたうえで、手を使って裂きます。

ブロッコリーの大きい房に切れ目を入れる
ブロッコリーの大きい房を手で裂く
  1. ⑤ 大きい房がある場合は、茎の切断面に包丁を入れて、手で裂いて小さくします。

切った房の大きさを揃えておくと、火の通りが均一になります。


ブロッコリーの茎の下の方法の硬い部分を切り落とす
ブロッコリーの茎の皮を厚めにむく
  1. ⑥ 茎の下の方の硬い部分を切り落とし、皮を少し厚めにむきます。

ブロッコリーの茎を食べやすい大きさに切る
ブロッコリーの茎を切り分ける
  1. ⑦ 茎を、食べやすい大きさに切り分けます。
    茎の太さは、小房に付いた茎と同じくらいにするといいです。
  2. 茎の太さを揃えて切る

    茎の部分の太さを揃えると、火の通りが均一になります。

茹で方

鍋に湯を沸かして塩を入れる
沸騰した湯にブロッコリーを入れる
  1. ⑧ 鍋(もしくはフライパン)に、ブロッコリーが完全に浸かるくらいの湯を沸かし、塩(湯1Lにつき小さじ1)を加えます。
    そして、ブロッコリーの房と茎を一度に加えます。

湯の量

湯の量は、ブロッコリーが小さめだったら1リットル、標準〜大きめだったら1.5リットルくらいが適量です。

塩茹でする

塩の量は、湯1リットルに対して小さじ1が適量です。
あまり入れすぎると塩気が強くなるので、この程度におさえるのがおすすめです。

塩を適度に加えて茹でると、ブロッコリーの味が引き立ち、色良く茹で上がります。


ブロッコリーを茹でる
湯から浮いたブロッコリーを菜箸で押える
  1. ⑨ 湯から出ている房の部分を菜箸で交互におさえて湯に浸しながら、3分ほど茹でます。

茹で時間は3分が目安

ブロッコリーの茹で時間は、3分程度がおすすめです。
とは言え、仕上がりの食感には好みがあるので、固めだったら2分半〜3分、柔らかめだったら3〜3分半を目安にしてもいいです。


茹でたブロッコリーを菜箸ですくう
茹でたブロッコリーをザルに上げる
  1. ⑩ 網杓子などですくって取り出し、盆ザルの上に重ならないように広げて、水気を切ります。

重ねずに並べて水気を切る

茹で上がったブロッコリーは、ザルに上げて重ならないように広げて水気を切ります。
重なったまま置くと、水気を効率よく切ることができませんし、余熱が入って柔らかくなり、色も悪くなります。


茹でたブロッコリーをキッチンペーパーに乗せる
茹でたブロッコリーの水気をキッチンペーパーで拭き取る
  1. ⑪ ブロッコリーの粗熱を取ったあとに、2枚重ねにしたキッチンペーパーの上に房の方を下にして2〜3分置くと、水っぽさがさらにしっかりと取れます。

房の水っぽさを取る

ブロッコリーの房の部分は、水気が残りやすい部分です。
ブロッコリーの粗熱を取ったあとに、キッチンペーパーで水気をきっちりと取ると、茹でブロッコリーをお弁当おかずにする場合や、和え物やサラダに使う場合に、味がよりしっかりと感じられて美味しく食べられます。

なお、茹でたブロッコリーの日持ちは、冷蔵保存で3〜4日程度と考えてください。
冷凍すると1ヶ月ほど長持ちしますが、食感が変わるので、冷蔵までにとどめて食べ切るのがおすすめです。

茹でたブロッコリーのレシピ

茹でたブロッコリーは、それだけで食べても十分美味しいものですが、肉や魚料理に添えてもよく合いますし、また、サラダや和え物の具材に使うのもおすすめです。

茹でたブロッコリーと卵のサラダ

たとえば、こちらのデリ風サラダは、茹でたブロッコリーとゆで卵とツナで作ります。

味付けは、マヨネーズ・醤油・塩こしょうだけ。
これらを混ぜ合わせたら完成です。

満足度の高いサラダがとても簡単に作れます。

5分
ゆで卵ブロッコリーツナマヨネーズ醤油塩こしょう
茹でたブロッコリーのサラダ

茹でたブロッコリーにじゃこを混ぜ、ごま油で風味付けしても美味しいです。

こちらのサラダは、骨を丈夫にしたい方に特におすすめの、さっぱりとしたおかずです。
ブロッコリーとじゃこには、カルシウムが豊富に含まれています。

6分
ブロッコリーちりめんじゃこごま油
茹でたブロッコリーの胡麻和え

茹でたブロッコリーを和え物にするものいいですよ。

ブロッコリーの和え物といえば、ブロッコリーの胡麻和えがとても人気があります。
リンク先では、シンプルで飽きのこない胡麻和えの作り方を紹介しています。

ブロッコリーには身体の調子を整えるカロテンやビタミンなどの成分が豊富に含まれていますが、そうした栄養たっぷりのブロッコリーをがっつり美味しく食べられます。

5分
ブロッコリーすりごま砂糖醤油
茹でたブロッコリーのおかか和え

和え物だったら、ブロッコリーのおかか和えも定番です。

鰹節と醤油の旨味が加わることで、ブロッコリーの美味しさがより引き立ちます。

ブロッコリーは、栄養豊富なうえに低糖質。
このおかか和えは、味付けの糖質も抑えてあるので、ダイエット中の方にもおすすめです。

5分
ブロッコリーかつお節醤油

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