ブロッコリーの簡単な作り置きの方法と、常備菜レシピをご紹介します。
ブロッコリーを作り置きする場合、一番おすすめなのは、ブロッコリーを茹でた状態で保存しておくことです。
茹でブロッコリーをストックしておけば、調理の時短につながりますし、しかも、その日のメニューに合わせて好きなように料理に使えるので、活用の幅が一気に広がります。
茹でたブロッコリーを使うと、たとえば、サラダや和え物などはあっと言う間に完成します。
そのうえ、茹でたブロッコリーは冷凍保存も可能。
冷凍すれば、1ヶ月ほど日持ちします。
この記事では、ブロッコリーを作り置きするうえで役立つ、茹で方と保存方法をお伝えします。
ただ、そうは言っても、仕事の日などは忙しくて料理の時間がまったく取れないという方もいらっしゃると思います。
そこで、記事の後半では、時間があるときにまとめて作り置きしておくと便利な、ブロッコリーの簡単レシピをご紹介します。
手間いらずのレシピばかりなので、スキマ時間にちゃちゃっと作れます。
作り置きレシピとしてはもちろん、普段の夕食作りなどにも活用できますよ。
作り置きに便利なブロッコリーの茹で方
それでは、作り置きに便利な、ブロッコリーの茹で方をご紹介します。
- 鍋に湯を沸かし、塩(湯1リットルに対して小さじ1程度)を加える。
- ブロッコリーを3分ほど茹でる。
- 茹で上がったブロッコリーをザルに上げて、水気を切る。
時間がある場合は、房を下にしてキッチンペーパーの上に2分ほど置くと、より保存性が高まる。
作り置きするうえでのポイントは、ブロッコリーの水気をしっかりと取り除くことです。
すぐに食べるのならザルだけでも十分ですが、冷蔵保存で日持ちさせたい場合や、お弁当のおかずにしたい場合は、キッチンペーパーを活用するのがおすすめです。
そうすると、水気がよりしっかり取れるので安心です。
茹でたブロッコリーは、冷蔵保存で3〜4日くらい日持ちします。
冷凍保存した場合の日持ちは、1ヶ月ほどです。
解凍は不要。
そのまま加熱して調理に使えます。
サラダや和え物など、加熱せずに使う場合は、自然解凍かレンジで解凍してください。
なお、記事の後半でブロッコリーの作り置きレシピをいくつかご紹介しますが、それらのお料理も同じ方法で冷凍保存することができます。
ブロッコリーのその他の加熱法
ところで、ブロッコリーには、茹でる以外にも、「蒸す」・「蒸し焼き」などの加熱法があります。
ブロッコリーを作り置きするにあたっては、これらの方法で加熱してもOKです。
蒸したり、蒸し焼きにすると、ブロッコリーの栄養や旨味を逃さずに調理できます。
一方で、茹でる(塩茹で)と、色鮮やかに仕上がり、その状態を長時間キープできます。
それぞれのやり方については、下のリンク先で詳しく解説しています。
参考にしてください。
レンジを使った方法も、「蒸す」や「蒸し焼き」と同様に、栄養や旨味を逃さず摂れます。
ただ、レンジを使うと、食材に含まれている水分量の違いなどによって仕上がりに差が出ることも。
ですから、レンチンはあくまでも忙しい時限定にすると良いと思います。
ブロッコリーの作り置き(常備菜)レシピ11品
ここからは、ブロッコリーに他の食材を加えて作る、常備菜のレシピをご紹介します。
どのお料理も5分〜10分くらいの短時間で作れるものばかりです。
その都度作ってもまったく苦にならないほど簡単ですが、ある程度日持ちがするので作り置きも可能。
また、お弁当のおかずにするのもいいですよ。
ブロッコリーの胡麻和え
胡麻和えは、簡単に作れるうえに、幅広い年齢層から人気のあるお料理です。
ブロッコリーのおかず選びに迷ったら、とりあえず胡麻和えを作っておけば間違いありません。
すりごまと醤油のコクがブロッコリーとよく合います。
日持ち:冷蔵保存3〜4日・冷凍保存1ヶ月
ブロッコリーのおかか和え
ブロッコリーをさっと茹でて、鰹節・醤油などを混ぜるだけで完成の簡単和風おかず。
おかか和えも、先に紹介した胡麻和えと同様に幅広い種類の料理と合わせやすいので、常備しておくととても便利です。
日持ち:冷蔵保存3〜4日・冷凍保存1ヶ月
ブロッコリーとじゃこのサラダ
茹でたブロッコリーにじゃこを合わせ、ごま油と塩だけでシンプルに味付けします。
じゃこの旨みとごま油の風味で、ブロッコリーがとても美味しくいただけます。
ちなみに、ブロッコリーとじゃこという組み合わせは、骨を丈夫にしたい方におすすめ。
どちらもカルシウムが豊富な食材で、じゃこにはカルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含まれています。
日持ち:冷蔵保存3日・冷凍保存1ヶ月
ブロッコリーのペペロンチーノ風
ブロッコリーをペペロンチーノ風に味付けした一品。
にんにくと唐辛子をオリーブオイルでさっと炒め、ブロッコリーを混ぜて蒸し焼きにします。
5分ほどで簡単に作れるので、洋食のちょっとした付け合わせが欲しい時などに便利です。
ワインやビールのおつまみとしてもおすすめです。
日持ち:冷蔵保存3〜4日・冷凍保存1ヶ月
ブロッコリーのナムル
にんにくと胡麻の香りが食欲を刺激する、風味豊かなナムルです。
コクのある味付けなのでご飯との相性も良く、ペロッと美味しく食べられます。
日持ち:冷蔵保存3〜4日・冷凍保存1ヶ月
ブロッコリーとベーコン炒め
ベーコンをオリーブオイルで炒め、ブロッコリーを加えて火を通し、塩こしょうだけで味付けします。
ベーコンの旨味がブロッコリーにじわっと染みて、食べごたえがアップします。
日持ち:冷蔵保存3〜4日・冷凍保存1ヶ月
ブロッコリーと豚肉炒め
こちらは、メインおかずとしてもおすすめのブロッコリーと豚肉炒めです。
ブロッコリーに豚バラ肉を合わせた満足感の高いおかずで、味噌とマヨネーズで濃厚な味に仕上げます。
このお料理は、フライパン1つでちゃちゃっと作れるのも特徴のひとつ。
豚バラを軽く炒め、ブロッコリーを加えて蒸し焼きにして、味付けしたら完成です。
冷めても美味しく食べられます。
日持ち:冷蔵保存で2日・冷凍保存1ヶ月
ブロッコリーとゆで卵のサラダ
見た目もきれいな、人気のデパ地下風デリサラダ。
ツナ缶を一缶まるごと加えて、コクと旨みをプラスするレシピになっています。
ブロッコリーと卵を茹でてしまえば、あとは混ぜるだけで完成。
卵を使っているので、他の料理と比べるとあまり日持ちはしませんが、こちらも満足度の高いおかずとしておすすめです。
日持ち:冷蔵保存1〜2日・冷凍保存不可
ブロッコリーの中華くらげ和え
カラフルな見た目が特徴で、ブロッコリーの緑色をはじめ、ハムのピンクやパプリカの黄色など、色とりどりの食材が印象的です。
作り方はとても簡単。
ブロッコリーとパプリカをレンジでチンして、ハム・中華くらげ・塩こしょうを混ぜたら完成です。
ハムと中華くらげの旨味が、ブロッコリーと良く合います。
日持ち:冷蔵保存2日
ブロッコリーパプリカハム中華くらげ塩こしょう
ブロッコリーの茎のザーサイ
ブロッコリーの茎は、普段捨ててしまいがちかもしれませんが、皮を厚めにむけば、房の部分と同様に美味しく食べられます。
ブロッコリーの茎をごま油でさっと炒めて、醤油や砂糖などの調味料を絡めたらできあがり。
ラー油のピリッとした辛さをプラスして、中華の漬物風に仕上げます。
メリハリのある味なので、ご飯のお供にぴったりです。
日持ち:冷蔵保存3〜4日・冷凍保存1ヶ月
ブロッコリーの茎のきんぴら
このきんぴらは、味付けにマヨネーズを使うところが少し変わっています。
でも、炒めることで、マヨネーズの酸味は飛んで、コクと旨味だけが残ります。
マヨネーズ特有のクセはなく、ご飯のお供にもぴったり。
和食のメニューとも良く合いますよ。
日持ち:冷蔵保存3〜4日・冷凍保存1ヶ月
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。