アップルパイのレシピをご紹介します。
パイ生地は、次の配合比で作るのがおすすめです。
「粉」は、強力粉と薄力粉を混ぜ合わせて作ります。
強力粉を少し多めに使用すると、パリッとした食感のしっかりとしたパイ生地が作れます。
ホロホロっとした生地がお好みでしたら、薄力粉と同量にしてみてください。
材料
強力粉 | 90g |
薄力粉 | 60g |
発酵バター※ | 100g |
冷水 | 100cc |
塩 | 小さじ1/4 |
リンゴ | 2個(600gくらい) |
発酵バター※ | 20g |
グラニュー糖 | 大さじ4(48g) |
シナモン | 小さじ1/2 |
ラム酒 | 大さじ2 |
レモン汁 | 小さじ2 |
アーモンドパウダー | 大さじ5(35g) |
粉砂糖 | 大さじ2 |
卵黄 | 1個分 |
卵黄を水で溶いたもの | 少々 |
- 無塩バターでもOK。
作り方
- バターは1センチ角に切り、冷蔵庫に入れておく。
- 【フィリングをつくる】
リンゴは皮をむいて芯を取り除き、縦に8等分し、さらにそれを8ミリくらいの薄切りにする。
温めたフライパンにバターを入れ、少し茶色く色付いたらリンゴを加えて強火で5分ほど炒める。
グラニュー糖・シナモンを加え、さらに5分炒めて水分を飛ばし、ボールに移す。 - リンゴが温かいうちにラム酒・レモン汁を加え、しばらく置いて味をなじませる。
さらにアーモンドパウダー・粉砂糖を加え、水分を吸収させる。
最後に黄身も加えてよく混ぜる。
粗熱がとれたら冷蔵庫に入れて冷やしておく。 - 【パイシートをつくる】
小麦粉・バター・塩をボールに入れ、バターの表面に手早く粉をまぶす。
冷水を加え、粉に水分が均等にいくようにしながら生地をまとめる。(この間、バターはなるべく潰さない。) - のし台に打ち粉(分量外)をし、4を30×15センチ位にのばし、長辺を3つ折りにする。この作業を4~5回繰り返す。
生地にぴったりとラップをし、冷蔵庫で20分ほど休ませる。 - 【アップルパイをつくる】
生地を2等分し、それぞれをパイ皿よりも少し大きめの丸形(厚さは3ミリくらい)にのばす。
1枚をパイ皿に敷き、生地全体に均一に20か所くらいピケ(フォークの先で穴を空けること)をする。 - 生地の上に、フィリングを適量(全量は入らない)詰める。
皿のフチにのっている生地の上に、水で溶いた黄身を塗る。 - 生地の上にもう1枚の生地をかぶせ、フォークの背を皿のフチに強く押し当てながら、2枚の生地をしっかり止める。
- 皿からはみ出た生地を切り落とす。
生地の表面全体にピケをし、水で溶いた黄身を塗る。 - 220度に予熱したオーブンで10分焼き、170度に落としてさらに20分焼く。
このレシピでは、強力粉と薄力粉を3:2の割合で使用しています。
この配合でつくると、パリっとした食感のパイ生地ができます。
少しホロホロっとした生地にしたい場合は、強力粉と薄力粉を同量(75gずつ)加えてみてください。
また、小麦粉とバターを混ぜてパイ生地をつくる際には、作業を手早く行い、バターが体温で溶けてしまわないようにすることも大切です。
そうすると、パイのサクサクとした食感が出やすくなります。
とても美味しくできるので、是非お試しください。