文旦の皮まで無駄なく使って作る、文旦マーマレード(文旦ジャム)の作り方です。
文旦は皮が厚く、下処理がポイントになりますが、ゆでこぼしと水さらしを行えば、苦味をほどよく抑え、食べやすい味に仕上がります。
このレシピでは、文旦の皮の扱い方や苦味の抜き方も丁寧に紹介しているので、はじめての方でも安心して作れます。
パンに塗るのはもちろん、ヨーグルトやお菓子作りにも使える、さわやかな文旦マーマレードをぜひ楽しんでください。
材料
| 文旦 | 2個 |
| グラニュー糖 | 文旦の正味重量の50%(目安:400〜500g) |
文旦マーマレード(文旦ジャム)のレシピ・作り方
文旦の皮と果肉の下ごしらえ

- ① 文旦(2個)はよく洗ってヘタを取り除き、外皮をむいて皮と果肉に分けます。
果肉は薄皮をむいて種を取り除き、中身を一房ずつ取り出して2〜3等分に軽くちぎります。
※ 文旦の皮のむき方は、冒頭の動画かリンク先を参考にしてください。
皮のワタを削いで細切りにする

- ② 外皮は内側の白いワタの部分を、全体の厚みが半分くらいになるように包丁でそぎ取り(とろみを出すため少し残す)、2〜3mm幅の細切りにします。
砂糖を用意する

- ③ 皮と果肉を合わせた重さを量り、その50%のグラニュー糖を用意します。
皮をゆでこぼす
- ④ たっぷりの湯(1.5リットル程度)を沸かし、皮を3分ゆでて湯を捨てます。
これを2回くり返し、苦味をやわらげます。
皮を水にさらす
- ⑤ 2回目のゆでこぼしのあと、皮を軽く水に5分ほどさらし、水気を切ります。
砂糖と合わせて加熱
- ⑥ 鍋に皮と果肉を入れ、グラニュー糖をすべて加え、よく混ぜて中火にかけます。
火にかけた直後は、焦げないよう底から大きく混ぜながら加熱します。
煮詰めてとろみをつける

- ⑦ 全体がしっかり煮立ったらアクを取り、弱めの中火で20〜30分ほど煮ます。
途中アクが出たらその都度きれいに取り除き、ときどきヘラで混ぜながら煮てください。
軽くとろみがつき、ヘラで鍋底をなぞると一瞬底が見える程度になったら火を止めます(冷めると少し固まります)。
文旦マーマレードの完成!

- ⑧ 熱いうちに乾燥させた清潔な瓶に詰め、ふたをしてそのまま冷まします。
粗熱が取れたら冷蔵庫で保存し、2〜3週間を目安に食べきります。
文旦は皮が厚く手間がかかる分、仕上がったマーマレードは香りがよく、ほろ苦さと甘みのバランスよく仕上がります。
市販のものとはひと味違う、果実感のある風味が楽しめるのも手作りならではです。
一度作り方を覚えれば、旬の時期に毎年楽しめる保存食にもなります。
文旦を手に入れたら、ぜひ皮まで使って、香り豊かなマーマレード作りを楽しんでみてください。
文旦マーマレードを美味しく作るコツ
文旦の皮のワタは少し残す
皮の白いワタは半分ほど残すことで自然なとろみとコクが出ます。
一方で多すぎると苦味が出やすいため、全体の厚みが半分くらいになるようにそぎ取るのがバランスよく仕上げるポイントです。
文旦の皮の苦味は下処理で整える
文旦の皮は苦味が出やすいため、3分のゆでこぼしを2回行い、さらに5分ほど水にさらして苦味の角をやわらげます。
同じ柑橘類でも、オレンジマーマレードはゆでこぼし1回、はっさくマーマレードは2回としていますが、文旦はそれらよりも皮の苦味がやや際立つため、このひと手間で、味のバランスよく仕上がります。
オレンジマーマレードとはっさくマーマレードのレシピもぜひ参考にしてください。
火にかけ始めは焦げに注意
砂糖を加えて火にかけた直後は、水分が出るまで焦げやすいので、底からしっかり混ぜながら加熱します。
煮詰めすぎない
煮詰めすぎると固くなるので、少しゆるいと感じるくらいで火を止めます。
よくある質問(FAQ)
文旦の皮はそのまま使えますか?
文旦の皮はそのままでは苦味が強いため、ゆでこぼしと水さらしを行ってから使います。
この下処理をすることで、文旦の皮も美味しく食べられるようになります。
文旦ジャムとマーマレードの違いは何ですか?
ジャムは一般的に果肉だけで作るものを指し、皮は使わないのが基本です。
一方でマーマレードは柑橘の皮も使って作るジャムの一種です。
ただし日本では、マーマレードも含めて「ジャム」としてまとめて呼ばれることも多く、文旦ジャムという言い方でも間違いではありません。
文旦は皮を使うことで香りやほろ苦さが加わり、風味よく仕上がるため、皮も一緒に使って作るマーマレードがおすすめです。
苦味をもっと弱くしたい場合はどうすればいいですか?
文旦の皮の苦味をもっと弱くしたい場合は、ゆでこぼしの回数を1回増やすか、水にさらす時間を少し長めにすると、よりマイルドな味に仕上がります。
















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