
とろろを美味しく作るなら、王道のレシピが一番。
長芋をすりおろして、だしの風味をほんのり効かせると、まろやかな味わいに仕上がります。
さらに、砂糖を少し加えるとクセがやわらぎ、食べやすくなるのもポイント。
この記事では、基本のとろろの作り方と、なめらかに仕上げるコツを詳しく紹介します。
材料
長芋(または大和芋や自然薯) | 200g(正味180g程度) |
砂糖 | 小さじ1/2 |
醤油 | 小さじ2 |
和風だしの素 | 小さじ1/4 |
水 | 50ml |
青ねぎ(小口切り)・刻み海苔・わさび | 好みで適量 |
卵黄 | 好みで2個 |
とろろのレシピ・作り方
長芋の皮を薄くむく

- ① 長芋(200g)の皮を、包丁やピーラーで薄くむきます。
長芋は手に触れるとかゆくなるので、持ち手の部分を5センチほど残して皮をむくと、後ですりおろしやすくなります。

長芋をすりおろす

- ② 長芋をおろし器ですりおろします。
皮をすべて剥いた場合は、キッチンペーパーで掴むとかゆくなりにくいです。
皮が残っている場合は、キッチンペーパーなしでそのまま持ってすりおろせます。
とろろの粘りを抑えたい場合は、鬼おろしなどで粗めにすると、食感も残ってまた違った味わいです。
長芋を器に移す

- ③ すりおろした長芋を器に移します。
すりおろし器に残った長芋は、楊枝などを使うと取りやすいです。
長芋に調味料を混ぜる
- ④ 長芋に、砂糖(小さじ1/2)・醤油(小さじ2)・和風だしの素(小さじ1/4)・水(50ml)を加え、よく混ぜます。
塩気が足りない場合は、醤油を少しずつ加えて混ぜ、味をととのえます。
とろろの完成!

- ⑤ 仕上げに小口切りにした青ねぎや刻み海苔を散らして、わさびを添え、お好みで卵黄をのせたら完成です。
麦ご飯や白ご飯、そうめんなどにかけていただきます。
とろろは、だしの香りとほのかな甘みを加えることで、まろやかで食べやすい味わいになります。
基本の作り方を押さえておけば、アレンジも自由自在。
いろいろな食べ方で楽しんでみてください。
とろろについてのよくある質問(FAQ)
とろろは山芋の種類によってどのような違いがありますか?
長芋・大和芋・自然薯など、山芋の種類によって粘りや風味が異なります。
- 長芋:水分が多めで、比較的さらっとしたとろろになります。クセが少なく、食べやすいのが特徴です。
- 大和芋(いちょう芋):長芋よりも粘りが強く、もったりとしたとろろになります。濃厚な味わいが楽しめます。
- 自然薯:最も粘りが強く、コシのある濃厚なとろろになります。風味も豊かで、滋味深い味わいです。
なめらかでさらっとしたとろろが好みなら長芋、濃厚でコクのあるとろろが好みなら大和芋や自然薯を選ぶのがおすすめです。
とろろが変色しないようにするには?
とろろは空気に触れると酸化して変色しやすいため、以下の方法で変色を防ぐのがおすすめです。
- 密閉保存する:保存容器に入れ、表面にぴったりラップを密着させて空気を遮断すると変色しにくくなります。
- すぐに冷蔵庫へ:酸化が進むのを抑えるため、なるべく低温で保存します。
- 醤油やだしと混ぜることで、多少変色を抑えられることもありますが、時間が経つと酸化は進むため、長時間の保存には向きません。
長時間の保存は避け、できるだけ早めに食べるのがベストです。
とろろの味付けを変えて楽しむことはできますか?
はい、さまざまなアレンジが可能です。
- 醤油の代わりに麺つゆを使う と、より手軽に味がまとまります。
- 出汁(和風だしの素 + 水)を増やすと、よりあっさりした味わいに。
- 卵黄の代わりにうずらの卵や温泉卵をのせるのもおすすめです。
山芋の粘りで手がかゆくなるのですが、対策はありますか?
かゆみを防ぐには、以下の方法が効果的です。
- 手袋やキッチンペーパーを使って持つ
- 酢水で手を洗う(かゆみが和らぎます)
- 流水でよく洗った後、塩を手にこすりつけて洗い流す
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。