![ごぼうの冷凍と保存方法](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2020/01/3P9A5035-560x363.jpeg)
ごぼうの上手な保存の仕方をご紹介します。
スーパーで売られているごぼうには、「洗いごぼう」と「泥付きごぼう」の2種類があります。
「洗いごぼう」は手間なしなので便利ですが、ごぼうを長持ちさせたいのなら、「泥付きごぼう」を買うのがおすすめです。
泥付きごぼうは、鮮度を保ちやすく、比較的長く風味が楽しめます。
気温が高くない時期であれば、新聞紙で包んで常温保存しても1ヶ月ほど持ちますし、冷蔵すれば2ヶ月ほど大丈夫です。
一方で、洗いごぼうは、水分が抜けやすく、痛みも早いのが特徴です。
洗いごぼうや切ってしまったごぼうを保存する際には、常温を避け、冷蔵保存します。
それでも、日持ちは、せいぜい2週間ほどです。
また、ごぼうは、冷凍することもできます。
ただし、生のままのごぼうを冷凍するのは、繊維質が際立って食感が悪くなるので、あまりおすすめしません。
ごぼうを冷凍するのなら、ささがきや千切りなど使いやすいように切り、あらかじめさっと茹でるなどして火を通した方がいいです。
詳しくお伝えします。
ごぼうの常温保存
![泥つきごぼうの保存](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/12/3P9A4875-560x373.jpeg)
ごぼう(泥付きのみ)の常温保存期間:1ヶ月
ごぼうは、泥付きのもので、なおかつ、冬季など気温が低い季節であれば、常温保存が可能です。
その際には、新聞紙に包んで冷暗所に置くだけで、1ヶ月くらい日持ちします。
ごぼうは乾燥するとかたくなるので、風などの当たらないところで保存するのがポイントです。
夏季の場合は、たとえ泥付きのごぼうであっても、常温で保存するのはNGです。
新聞紙で包んだうえでビニール袋に入れ、冷蔵で保存するのがおすすめです。
冷蔵だったら2ヶ月くらいは大丈夫です。
ごぼうを土に埋めて長期保存
また、自宅に庭がある場合は、泥付きごぼうを土に埋めて保存するという手もあります。
私は現在はマンション暮らしなのでこの保存方法はやっていませんが、軽く穴を掘り、ごぼうを土で覆っておくと、2ヶ月くらいは美味しく食べられます。
ごぼうの冷蔵保存
![洗いごぼうの保存](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/12/3P9A4905-560x373.jpeg)
ごぼうの冷蔵保存期間:泥付き2ヶ月・洗い1週間
次に、ごぼうの冷蔵保存についてお伝えします。
洗いごぼうや一度洗ったり切ったりしたごぼうは、常温保存には向きません。
こうしたごぼうは、ラップをして冷蔵庫の野菜室で保存します。
日持ちは1週間ほどです。
泥ごぼうの冷蔵
![泥付きごぼうの冷蔵保存方法](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/12/3P9A4890-560x373.jpeg)
泥ごぼうを冷蔵する場合は、湿気がこもらないように新聞紙などの紙類で包んだうえでビニール袋に入れ、口を閉じて野菜室に入れます。
たまに取り出して新聞紙を取り替えると、2ヶ月ほど日持ちします。
ささがきの冷蔵は2〜3日
なお、ささがきや千切りなど、ごぼうを小さく切ったあとは、あまり日持ちしません。
冷蔵で2〜3日ほどの保存期間になります。
![ごぼうのささがきの冷蔵保存](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/12/3P9A4578-10-560x350.jpeg)
ごぼうの冷凍保存
![ごぼうの冷凍保存](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/12/3P9A4845-560x373.jpeg)
ごぼうの冷凍保存期間:1ヶ月
続いては、ごぼうの冷凍保存についてです。
ごぼうを冷凍する場合は、あらかじめさっと火を通しておくのがおすすめです。
![ごぼうを冷凍すると黒い色に変色する](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/12/3P9A4622-560x373.jpg)
そのうえ、冷凍した生のごぼうを自然解凍すると、あらかじめアク抜きしたとしても、写真右側のごぼうのように黒く変色してしまうことがあります。
ごぼうを冷凍保存する時の下処理
ごぼうを、美味しくて、なおかつ見た目もキレイに冷凍するには、下処理が必要です。
具体的には、次のような作業を行います。
- ごぼうを調理しやすい大きさに切る。
- 好みで水に5分ほどさらす。
- ごぼうを下茹でする。(ささがきや千切りの茹で時間は1分ほど。)もしくは、きんぴらごぼうなどに加工する。
- 粗熱を取り、小分けにして保存袋に入れて冷凍する。
ごぼうを冷凍する際の切り方は、お好みでOKです。
ささがきや千切りでもいいですし、少し大きめでもいいです。
使いやすいように切ってください。
切ったごぼうを水にさらすと変色を防ぐことができますが、一方で栄養も抜けてしまうのでほどほどにするのがおすすめです。
なお、切ってからすぐに加熱調理するのであれば、工程2は省いても構いません。
冷凍ごぼうの解凍
冷凍ごぼうを加熱調理して使う場合は、解凍は不要です。
凍ったまま調理に使えます。
一方で、和え物やサラダなどに使う場合は、前日に冷蔵庫にうつして自然解凍するか、もしくはレンジで解凍してください。
干しごぼう(乾燥ごぼう)
![乾燥ごぼう(干しごぼう)](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2013/01/IMG_4622-560x373.jpeg)
乾燥ごぼうの保存期間:1〜2ヶ月
最後に、ごぼうを乾燥させて保存する方法をご紹介します。
干し方はとても簡単です。
ごぼうをささがきにするなどして薄く切り、ザルに広げて、1〜2日かけて天日干しするだけでOK。
日の当たるところだったら、室内でも簡単に作れます。
![干しごぼうを使ったごぼう茶](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_5035-560x381.jpeg)
ごぼう茶は、ごぼうの自然な甘みが感じられて、美味しいです。
そのうえ、体にとても良いのも嬉しいところ。
ごぼう茶には、ダイエット・動脈硬化の予防・便秘解消など様々な効果があると言われています。
作り方は簡単で、乾燥させたごぼうをフライパンやレンジなどで煎るだけで作れます。
ごぼう茶の詳しいレシピや飲み方などは、リンク先をご覧ください。
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