里芋の唐揚げレシピ|外はカリッと中はほっくり、下味しっかり絶品おかず

里芋唐揚げ
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外はカリッと香ばしく、中はほっくり。里芋の風味がふわりと広がる、味わい深い唐揚げレシピです。
下味をしっかりつけてから揚げることで、衣の中に旨味がぎゅっと閉じ込められ、噛むほどに香ばしさとコクが引き立ちます。
素朴ながらも存在感があり、夕食の主菜にもおつまみにもぴったり。
二度揚げでカリッと仕上げるこの作り方なら、里芋の美味しさを最大限に引き出せます。


材料

2人分:調理時間25分
里芋 350g(約7個)
醤油 大さじ1と1/2
大さじ1
みりん 大さじ1/2
生姜(すりおろし) 小さじ1(5g)
にんにく(すりおろし) 小さじ1/2(2g)
片栗粉 大さじ3程度
塩・黒こしょう 各少々
揚げ油(サラダ油) 深さ3センチ

里芋の唐揚げのレシピ・作り方

里芋の下処理をする

里芋の皮を剥いて切る
里芋を塩もみしてぬめりを出す
  1. ① 里芋(350g:約7個)は皮をむき、一口大に切ります。
  2. ② 塩(小さじ1/4:分量外)をふって軽くもみ、ぬめりを落とします。
    水でさっと洗い、キッチンペーパーなどでしっかり水気を拭き取ります。
ゆでる前に、水気をしっかり拭き取りましょう。
ぬめりが残ったままだと湯が濁り、表面に膜ができて下味が入りにくくなったり、衣がはがれやすくなってしまいます。


里芋を下ゆでする

里芋を下茹でする
茹でた里芋をザルにあげて水気を飛ばす
  1. ③ 鍋に里芋とかぶるくらいの水を入れて火にかけます。
    沸騰したら火を少し弱め、8〜10分ゆでます。
    竹串を刺して、中心にわずかに硬さが残るくらいで火を止めます。
  2. ④ ザル(できれば盆ザル)に上げ、粗熱と水気をしっかり飛ばします。
竹串を刺してゆっくり押したとき、中心で軽く抵抗がある程度が目安です。すっと通るまでゆでると、揚げたときに崩れやすくなるので注意してください。
また、里芋は品種や状態によって火の通りが変わります。新鮮で柔らかいものは8分ほど、やや硬いものは10〜12分を目安にしましょう。
より詳しく:ザルに上げる際の注意点

下味をつける

里芋と調味料をポリ袋で混ぜる
ポリ袋の口を縛って里芋に味を染み込ませる
  1. ⑤ ポリ袋に醤油(大さじ1と1/2)・酒(大さじ1)・みりん(大さじ1/2)・おろし生姜(小さじ1:5g)・おろしにんにく(小さじ1/2:2g)を入れます。
    里芋を加え、手でやさしく揉み込み、10分ほどおいて味をなじませます。
    全体が均一に浸かるように、ときどき袋を返しましょう。


片栗粉をまぶす

里芋についた漬け汁を軽く切り、片栗粉をまぶす
里芋に片栗粉をまぶし終えたところ
  1. ⑥ 漬け汁を軽く切り、片栗粉(大さじ3程度)を全体にまぶします。
    まぶし残しがないよう、表面を薄く均一にしましょう。

里芋を下揚げする

里芋を揚げる(1回め)
揚げた里芋を網の上に取り出して休ませる
  1. ⑦ 揚げ油(深さ3cm)を170℃に温めます。
    里芋を加え、たまに返しながら3分ほど揚げます。
    揚がったら網のうえに取り出し、2分ほど休ませます。

二度揚げしたら里芋の唐揚げの完成!

里芋2度揚げする
完成した里芋の唐揚げ
  1. ⑧ 油を180℃に上げ、1分ほど二度揚げしてカリッと仕上げます。
    油をよく切って器に盛り、塩・黒こしょう(各少々)を軽く振り、熱々をいただきます。

外はカリッと、中はほくほく。香ばしさの中に里芋の旨味がしっかり感じられる一皿です。
素朴な味わいながら、しっかりと満足できる仕上がりです。
ぜひご家庭で作ってみてください。


よくある質問(FAQ)

下ゆでした後に里芋をザルにあげるときの注意点は?

里芋をゆでた後は、ザルにあげて粗熱をとりながら、しっかり乾かすことが大切です。
ぬめりがザルにつきやすいので、できれば通気性のよい盆ザルなどを使い、里芋を重ならないように広げてしばらく置きましょう。
この工程で水分とぬめりを丁寧に取ることで、下味がよくなじみ、衣がきれいにつきやすくなります。
カリッとした唐揚げに仕上げるための大切なポイントです。

二度揚げは省略しても大丈夫ですか?

一度揚げだけでも、やや長めに揚げれば食べられますが、衣が少ししんなりしてしまいます。
二度揚げすることで、外はカリッと香ばしく、中はしっとりほくほくに仕上がります。

味付けを変える場合のおすすめは?

カレー粉や七味唐辛子を少量加えると、スパイシーな風味になり、おつまみにぴったりです。
また、青のりや粉チーズを振ると、香りの変化が楽しめます。

里芋の下ゆでを電子レンジで代用できますか?

里芋は電子レンジで加熱することもできますが、よりおいしく仕上げたい場合は下ゆでがおすすめです。
下ゆですることでぬめりがしっかり落ち、衣がはがれにくくなり、揚げたときにカリッとした食感が際立ちます。
また、加熱が均一になるため、里芋ならではのほっくりとした甘みも引き立ちます。

残った唐揚げを翌日に美味しく食べる方法は?

翌日はトースターで3〜4分温めると、外がカリッとした食感になります。
電子レンジだけで加熱すると衣がしんなりしてしまうので、できればトースターで温め直すのがおすすめです。

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