とろっと甘辛!里芋とイカの煮物レシピ。いかを柔らかく煮るコツも解説

いかと里芋の煮物

里芋とイカを使った煮物のレシピをご紹介します。

作り方は、とても簡単です。
砂糖&醤油ベースのおつゆでイカをさっと煮て、いったん取り出します。
続いて、イカの風味が移った煮汁に里芋を入れ、柔らかくなるまで加熱。
イカを戻し入れ、ふたたび温めたら完成です。

里芋とイカは、煮物の具材として、人気の組合せ。
甘辛くて濃厚な味が、それぞれの具材とよく絡み、とても美味しくいただけますよ。

里芋とイカの煮物

レシピ動画

「柔らか旨い!里芋といかの煮物」のレシピです。

イカを柔らかくするコツ

イカを柔らかい食感に仕上げるためのポイントは、2つあります。

1つは、加熱し過ぎないこと。
短時間でさっと火を通すことが、とても大切です。

もう1つは、新鮮すぎるイカや大きいイカを使わないこと。
胴体が茶色いイカよりも、少し鮮度の落ちた白っぽいイカの方が柔らかいです。
また、大きくて肉厚なイカよりも、小さい方が食感が出にくいです。

材料

4人分:調理時間18分
イカ 1杯(250g程度)
里芋 5個(380g程度)※※
生姜 1かけ
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ2
醤油 大さじ2と1/2
だし汁 180ml

※ 内臓などを取った状態で190g程度。
※※ 皮をむいた状態で300g程度。

作り方

いかを輪切りにする
いかの足を切り分ける

最初に、イカ(1杯:250g程度)の下ごしらえをします。

詳しい手順は、冒頭の動画をご覧ください。

イカの胴体から足を外し、ワタと軟骨を取り、洗って水気を拭き取ります。
そして、胴体は皮つきのまま1センチ幅の輪切りにし、足は包丁で吸盤を軽く削いで、2本ずつに分けて食べやすい長さに切ります。


里芋を一口大に切る
生姜を薄切りにする

次に、里芋(5個:380g程度)の皮をむき、ひと口大に切ります。

そして、生姜(1かけ)の皮をむいて薄切りにします。


生姜を砂糖と醤油で煮る
フライパンにいかを加える

続いて、生姜・砂糖(大さじ1)・みりん(大さじ2)・醤油(大さじ2と1/2)を小さめのフライパン(もしくは鍋)に入れ、30秒ほど煮立てます。

そして、弱火にしてイカを加え、返しながら短時間でさっと火を通します。

フライパンからいかを取り出す
イカに火が通ったら、いったん取り出します。
【イカを柔らかくするコツ】
イカは加熱しすぎるとかたくなるので、短時間でさっと火を通して、いったん取り出します。

小さめのフライパン(鍋)を使う

この煮物に使うフライパン(鍋)は、直径20センチ程度のものがおすすめです。

里芋とイカを両方一緒に入れると、直径20センチはすこし小さめに感じると思います。
でも、実際のところ、里芋だけを煮る時間が大半ですし、それくらいのサイズの方が、里芋が煮汁に浸かりやすいです。


里芋を煮る
落とし蓋をして里芋を煮る

イカを取り出したら、中火にして、だし汁(180ml)と里芋を加えます。

そして、煮立ったら、落しぶたをして12分ほど煮ます。

落としぶたの作り方

落し蓋の代用 クッキングシートを使った落とし蓋の作り方
ちなみに、上の写真は、クッキングシートを使って落とし蓋を手作りしています。

ちゃんとした落し蓋がなくても、クッキングシートやアルミホイルで代用可能です。

作り方は、「クッキングシートで落とし蓋を作る方法」をご覧ください。
アルミホイルで代用する場合も、同じように、中心部分に空気穴をあけると使いやすいです。


里芋を煮詰める
里芋といかを煮る

12分ほど煮たら、落としぶたを取り、たまに混ぜながら、煮汁が上の写真くらい少なくなるまで煮詰めます。

そして、弱火にしてイカを戻し入れ、軽く混ぜます。
火を止め、里芋の下にイカを移動して、煮汁に浸してしばらく置いたら完成です。

【イカを柔らかくするコツ】
イカはかたくならないように、弱火にしてから加え、軽く温めるだけにします。

また、煮汁に浸してしばらく置くと、味が染みやすくなります。


里芋といかの煮物

里芋は、表面が適度にヌルッとしているので、おつゆの味がよく絡み、味わいは濃厚。
軽く火を通したイカは、柔らかな口当たりで、噛むと、魚介特有の旨味が口の中に広がります。

定番の組合せだけあって、安定感のある美味しさ。
あとは、ご飯と味噌汁を合わせれば、満足度の高い献立のできあがりです。

夕飯のおかずとしてはもちろんのこと、日本酒や焼酎のおつまみとてしてもおすすめですよ。

作り置きOK!

日持ち:冷蔵保存で3日程度

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