里芋とイカを使った煮物のレシピをご紹介します。
作り方は、とても簡単です。
砂糖&醤油ベースのおつゆでイカをさっと煮て、いったん取り出します。
続いて、イカの風味が移った煮汁に里芋を入れ、柔らかくなるまで加熱。
イカを戻し入れ、ふたたび温めたら完成です。
里芋とイカは、煮物の具材として、人気の組合せ。
甘辛くて濃厚な味が、それぞれの具材とよく絡み、とても美味しくいただけますよ。
「柔らか旨い!里芋といかの煮物」のレシピです。
イカを柔らかくするコツ
イカを柔らかい食感に仕上げるためのポイントは、2つあります。
1つは、加熱し過ぎないこと。
短時間でさっと火を通すことが、とても大切です。
もう1つは、新鮮すぎるイカや大きいイカを使わないこと。
胴体が茶色いイカよりも、少し鮮度の落ちた白っぽいイカの方が柔らかいです。
また、大きくて肉厚なイカよりも、小さい方が食感が出にくいです。
材料
イカ | 1杯(250g程度)※ |
里芋 | 5個(380g程度)※※ |
生姜 | 1かけ |
砂糖 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ2と1/2 |
だし汁 | 180ml |
※ 内臓などを取った状態で190g程度。
※※ 皮をむいた状態で300g程度。
作り方
最初に、イカ(1杯:250g程度)の下ごしらえをします。
詳しい手順は、冒頭の動画をご覧ください。
イカの胴体から足を外し、ワタと軟骨を取り、洗って水気を拭き取ります。
そして、胴体は皮つきのまま1センチ幅の輪切りにし、足は包丁で吸盤を軽く削いで、2本ずつに分けて食べやすい長さに切ります。
次に、里芋(5個:380g程度)の皮をむき、ひと口大に切ります。
そして、生姜(1かけ)の皮をむいて薄切りにします。
続いて、生姜・砂糖(大さじ1)・みりん(大さじ2)・醤油(大さじ2と1/2)を小さめのフライパン(もしくは鍋)に入れ、30秒ほど煮立てます。
そして、弱火にしてイカを加え、返しながら短時間でさっと火を通します。
イカは加熱しすぎるとかたくなるので、短時間でさっと火を通して、いったん取り出します。
小さめのフライパン(鍋)を使う
この煮物に使うフライパン(鍋)は、直径20センチ程度のものがおすすめです。
里芋とイカを両方一緒に入れると、直径20センチはすこし小さめに感じると思います。
でも、実際のところ、里芋だけを煮る時間が大半ですし、それくらいのサイズの方が、里芋が煮汁に浸かりやすいです。
イカを取り出したら、中火にして、だし汁(180ml)と里芋を加えます。
そして、煮立ったら、落しぶたをして12分ほど煮ます。
落としぶたの作り方
ちゃんとした落し蓋がなくても、クッキングシートやアルミホイルで代用可能です。
作り方は、「クッキングシートで落とし蓋を作る方法」をご覧ください。
アルミホイルで代用する場合も、同じように、中心部分に空気穴をあけると使いやすいです。
12分ほど煮たら、落としぶたを取り、たまに混ぜながら、煮汁が上の写真くらい少なくなるまで煮詰めます。
そして、弱火にしてイカを戻し入れ、軽く混ぜます。
火を止め、里芋の下にイカを移動して、煮汁に浸してしばらく置いたら完成です。
イカはかたくならないように、弱火にしてから加え、軽く温めるだけにします。
また、煮汁に浸してしばらく置くと、味が染みやすくなります。
里芋は、表面が適度にヌルッとしているので、おつゆの味がよく絡み、味わいは濃厚。
軽く火を通したイカは、柔らかな口当たりで、噛むと、魚介特有の旨味が口の中に広がります。
定番の組合せだけあって、安定感のある美味しさ。
あとは、ご飯と味噌汁を合わせれば、満足度の高い献立のできあがりです。
夕飯のおかずとしてはもちろんのこと、日本酒や焼酎のおつまみとてしてもおすすめですよ。
日持ち:冷蔵保存で3日程度
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