天日干しが一番!干し椎茸の作り方。室内乾燥でも旨味と栄養がアップ。

干し椎茸の作り方
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天日干しが一番!干し椎茸の作り方

生の椎茸を乾燥させて、干し椎茸を作る方法を解説します。

天日干しがメリット大

椎茸の干し方には電子レンジやオーブンなどを使う方法もありますが、せっかく手作りするのであれば、天日干しするのがダンゼンおすすめです。
椎茸を日光に当てれば、旨味だけでなく栄養もアップします。

生椎茸には「エルゴステロール」という成分が含まれており、この成分は、紫外線(天日)に当たると「ビタミンD」に変化します。
ビタミンDは、骨や歯の成長や強化に欠かせない貴重な栄養素で、カルシウムの吸収を高める働きがあります。

短時間の室内干しでもOK

そんなメリット豊富な天日干しですが、そうは言っても日の光にさらすのは面倒だと感じる方もいらっしゃると思います。

でも、大丈夫。
干し椎茸は、わざわざ屋外で作る必要はなく、日のあたる室内でも、簡単に作ることができます。

また、時間がない場合は、カラカラになるまで干さなくてもOKです。
1時間ほど軽く干すだけでも椎茸の旨味成分やビタミンDの含有量は増えるので、気軽に試すことができます。

市販品と手作りの違い
干ししいたけ
ちなみに、自家製の干し椎茸は、市販の干し椎茸とは少し違います。

市販品は、専用の乾燥機を使い、水蒸気を少し含んだ熱風を当てて効率よく乾燥させています。
そのため、しいたけの旨味がしっかりと引き出されているうえに、保存性も高いです。

その点、自家製の干し椎茸は日の光にさらすだけなので、市販品と比べると旨味がやや少なく、保存性もやや劣ります。
ですが、それでも、自家製の干し椎茸を作るメリットは十分にあります。

自家製干し椎茸を料理に使うと、生の状態よりも旨味が凝縮しているので、生椎茸では出せないしっかりとした存在感が生まれます。

また、保存性が劣ると言っても、半年くらいは余裕で常温保存が可能です。

美味しくて、栄養が増して、日持ちもアップ。
干し椎茸の作り方を知っておくと、とても便利ですよ。


干ししいたけの作り方

それでは、干し椎茸の作り方をご紹介します。

しいたけについた土をキッチンペーパーで取る

まず、生の椎茸(好みの量)を用意します。

もし、それらの椎茸が汚れている場合は、キッチンペーパーなどで拭いてきれいにします。

椎茸は洗わない

椎茸を干す前に洗うのはおすすめできません。

水で濡らしてしまうと、乾燥するのに時間がかかって失敗の原因になるためです。
椎茸に付いた汚れは、極力乾拭きして取り除いてください。


生しいたけの石づきを取って薄切りにする

続いて、椎茸の軸の先端にある石づきを取り除き、お好みで傘と軸をスライスします。

椎茸は、丸ごとのまま干してもいいですし、薄切りにして干してもいいです。

完全に乾燥するまでの日数は、丸ごと干した場合で3〜4日ほど。
薄切りにした場合は、1〜2日でカラカラになります。

薄切りの方が失敗が少ない

「丸ごと」と「薄切り」には、日数以外にもそれぞれに異なる特徴があります。

丸ごと干すと、調理の際に好みの大きさに切り分けることが可能です。
一方で、薄切りにすると、乾くまでの時間が短いので、途中で傷んでしまうリスクをずっと少なく抑えられます。

乾燥椎茸を作るのは結構簡単で、同じきのこ類のエノキなどを乾燥させるよりも失敗が少ないですけど、安心して作りたいのなら、薄切りにするのがおすすめです。



しいたけを重ならないように並べる

次に、盆ザルなどの上に、椎茸を重ならないように広げます。

そして、椎茸が風で飛ばされないようにしながら、太陽の下で乾燥させます。

屋外に置くと乾燥が早いですけど、ムリに外に出す必要はありません。
天日干し用のネットなどがない場合は、屋内の日当たりの良い窓ぎわに置くといいです。

たまにひっくり返す

乾燥させている間は、半日〜1日ぐらいの頻度で、ひっくり返します。

ザルがない場合

ザルの上に広げると、しいたけの上面も下面も空気に触れやすくなるので、全体を効率良く乾かすことができます。

ただ、ザルを持っていない場合は、皿などの平たいものの上で乾かすことも一応可能です。
その際には、まめにひっくり返してみてください。


完成した干し椎茸(乾しいたけ)

天気の良い日にしっかりと陽に当てれば、スライスした椎茸だったら、1日でカラカラになります。
室内の日当たりの良い場所で干したとしても、スライスだったら、昼夜含めて2日もあれば完璧に乾きます。

一方で、丸ごとの椎茸なら、早くて2〜3日です。
曇り空が多ければ、乾くまでに4日ほどかかることもあります。

なお、しいたけを乾かす時間は、日の当たり具合や季節によって若干変わってきますので、様子を見ながらマメにひっくり返してみてください。

夏は特に晴天をねらう

季節を選んで干すのなら、真夏の蒸し暑い日よりも、涼しい時期の方が傷みにくくて失敗しにくいです。
とりわけ冬場は、乾燥していて早く乾くため、失敗がありません。

とは言え、干し椎茸は、夏場でも問題なく作れます。
夏に作るコツは、とにかくピカピカの晴天の日をねらって、効率良く乾燥させることです。
早ければ、スライスで1日、丸ごとで2日ほどで完成します。


干ししいたけの保存

できあがった干し椎茸は、市販の干し椎茸と同じように、湿気ないようにビニール袋に入れたり、あるいは保存瓶に入れるなどして、密閉して冷暗所で保存します。

ただ、保存期間については、市販品と自家製とでは差があります。

すでにお伝えした通り、市販の干し椎茸は、保存性を高めるために特殊な乾燥のさせ方をしています。
それとくらべて、手作りの干し椎茸は、天日に当てて干しているだけなので、時間の経過とともに色が少し黒くなるうえに、市販品ほどの長期保存には向いていません。
ですから、手作りした干し椎茸は、半年くらいを目安に食べ切るのがおすすめです。

手作り干し椎茸の食べ方

使い方については、自家製も市販品も変わりません。
水やぬるま湯で戻すなどして、柔らかくしてから使います。

乾燥しいたけを戻す
市販品の干し椎茸は、ホールの場合だと戻す時間が一晩ほどかかりますが、自家製の干し椎茸だったら、ホールでも10〜15分ほどの短時間で戻ります。
手作り乾燥しいたけのレシピ(干し椎茸の甘辛煮)
戻した干し椎茸で煮物を作るのなら、「干し椎茸の甘辛煮」のレシピを参考にしてください。

旨味たっぷりの煮物が手軽に作れますよ。

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