爽やかな風味!柚子酢の作り方と使い方。健康効果や保存方法も解説。

柚子酢


柚子酢の作り方と使い方、そして、健康効果や保存方法について解説します。

柚子酢とは

柚子酢(ゆずす)とは、生柚子から絞った柚子果汁のこと。
場合によっては、酢や砂糖などの調味料を混ぜたものを指すこともあります。

柚子の名産地・高知県では、生柚子の果汁のことを「柚子酢(ゆのす)」と呼ぶことが多いようです。

柚子酢のレシピ・作り方

柚子を包丁で切る
柚子酢を絞る

柚子酢の作り方は、とても簡単です。

まず、柚子酢がまな板の上に流れ出ないように、包丁を横から入れて柚子を半分に切ります。
そして、果汁を絞ったら完成です。

詳しくは「柚子の絞り方」を参考にしてください。
柚子を無駄なく絞る方法を詳しく解説しています。

柚子1個に含まれる柚子酢の量

柚子酢
ちなみに、柚子1個から取れる「柚子酢」の量は、だいたい大さじ1〜1.5くらいです。

柚子酢の健康効果

なお、柚子酢には市販品もありますが、生柚子を絞る方がダンゼンおすすめです。

生の柚子酢と市販の柚子酢
生柚子の方が、風味も栄養面も優れています。

柚子酢には、抗酸化力の強い「ビタミンC」と抗酸化力を向上させる「クエン酸」が豊富に含まれていて、これらの栄養素がダブルで働くことで、生活習慣病の予防や美肌に役立ちます。
この2つの成分のうち、ビタミンCに関しては、時間の経過とともに失われていくので、栄養面でも、絞りたての柚子酢(柚子果汁)を使う方が、より高い効果・効能が期待できます。


柚子酢の使い方

さて、ここからは柚子酢を使ったおすすめレシピをご紹介します。

柚子酢は、特有の風味とともにしっかりとした酸味があり、調味料の酢とまったく同じように使えます。

柚子酢のちらし寿司

こちらは、柚子酢を使った、簡単ちらし寿司「ゆずちらし寿司」です。
酢飯のお酢の代わりに柚子酢を使っています。

サラダ感覚でさっぱりと食べられるちらし寿司で、柚子の爽やかな風味がよく合います。
また、身近な食材だけで作れるので、思い立ったらすぐに調理できます。

アレンジ自由自在

お刺身やエビなどをたっぷり加えて具材をアレンジしても合いますし、「握り寿司」や「巻き寿司」に加工して食べるのもおすすめです。

3分
ハム錦糸卵 ミニトマトレタス温かいご飯柚子果汁砂糖
柚子酢ドリンク

柚子酢の美味しさをストレートに楽しみたいのなら、「柚子ジュース」を作るのがおすすめです。

材料はとてもシンプルで、柚子酢と砂糖と水だけ。
でき上がったシロップを炭酸水で割って飲むこともできます。

5分
柚子果汁砂糖水や炭酸水

柚子酢の酢味噌

残った少量の柚子を使い切りたいという場合は、「柚子味噌」の風味付けに使うのもいいです。

お味噌は、赤味噌を使うのがおすすめ。
また、柚子酢と一緒に、柚子の皮もすりおろして使うと、風味豊かに仕上がります。

5分
柚子の果汁と皮のすりおろし赤味噌 砂糖みりん

他にも、柚子酢にだし醤油を混ぜて「柚子酢のポン酢」を作ったり、また、オリーブオイルと塩こしょうを混ぜて「柚子酢ドレッシング」を作るのもおすすめです。

柚子酢の保存方法

柚子酢は、常温に放置したままにしておくと、傷みやすいうえに、発酵し始めてしまうこともあります。
そのため、柚子酢を保存する際には、冷蔵庫に入れるか冷凍します。

賞味期限は、冷蔵保存だったら1週間ほど。
冷凍だったら1ヶ月ほどになります。

すぐに使わない場合は冷凍

長期保存したいのなら、できるだけ早めに冷凍保存してしまうのがおすすめです。
長く冷蔵保存するよりも、速やかに冷凍庫に入れる方が、風味や栄養の劣化が少なくて済みます。

柚子酢の保存(冷蔵・冷凍)
冷凍の際には、製氷皿などに小分けにして入れておくと、あとで使いやすいです。

解凍する際には、冷蔵庫や常温に移して自然解凍します。


以上、柚子酢の作り方と使い方、健康効果や保存方法についてお伝えしました。

酢の代わりに柚子酢を使うことで、お料理に爽やかな風味が加わり、美味しく仕上がりますよ。

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