
いなり寿司弁当の簡単レシピをご紹介します。
メニューは次の4品です。
本間さんの「いなりロール」は、いなり寿司の超時短レシピになっています。
ごく一般的ないなり寿司は、ご飯を油揚げに詰めますが、このいなり寿司は、シート状に開いた油揚げでご飯を巻きます。
また火は一切使わず、油揚げは電子レンジで味付けします。
調理時間はわずか5分。ほど良い甘みのある、美味しいいなり寿司が出来ますよ。
是友さんの「サワラの味噌マヨ漬け」は、アルミホイルとフライパンを使って調理します。
サワラを味噌とマヨネーズで味付けし、アルミホイルで包んで蒸し焼きにします。
調理時間は15分。冷めてもしっとり柔らかいので、お弁当にぴったりです。
「ブロッコリーの中華くらげ和え」は、すでにご紹介した2品が茶色っぽいお料理なので、野菜を中心に鮮やかな色を加えてみました。
ブロッコリーとパプリカをレンジでチンして、ハムと中華くらげを混ぜたら完成。調理時間は3分です。
いちごの鮮やかな赤色をアクセントに添えたらお弁当の完成です。
いなりロールの作り方

まず最初にご紹介するのは、知的家事プロデューサーの本間朝子さんが考案した「いなりロール」のレシピです。
このいなり寿司は、本間さんがお弁当のおかずとして考案したお料理です。
忙しい朝でも手間なしで作れていいですよ。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
油揚げ | 2枚 |
◎砂糖 | 大さじ1 |
◎みりん | 大さじ1 |
◎醤油 | 大さじ1 |
◎水 | 大さじ3と1/3 |
ご飯 | 300g |
すし酢 | 大さじ1と1/2 |
- 油揚げは長辺1辺と短辺2辺を少し切り落として開く。
◎の材料すべてを耐熱皿に入れ、よく混ぜる。油揚げを浸してラップをし、電子レンジ(600w)で2分加熱する。 - ご飯とすし酢を混ぜる。
- ラップの上に1の油揚げを広げ、その上に2を均等にのせる。ラップを使って油揚げでご飯を巻く。
- 3のラップを外し、食べやすい大きさに切ったらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
最初にあげを作ります。
まず油揚げ(2枚)の長辺1辺と短辺2辺を、少し切り落とします。(写真左)
そして油揚げを開きます。(写真右)

次に砂糖(大さじ1)・みりん(大さじ1)・醤油(大さじ1)・水(大さじ3と1/3)を耐熱皿に入れ、よく混ぜて、油揚げを浸します。
この状態でラップをして、電子レンジ(600w)で2分加熱します。

レンジでチンして少し置くと、油揚げが調味料をすっかり吸って、味が中まで染みます。
油揚げの味付けには、電子レンジを使います。
電子レンジを使うと、鍋で煮るよりも10分ほど時短になります。

【工程2・3・4】
続いて酢飯を作り、あげで巻きます。
酢飯は、ご飯(300g)と市販のすし酢(大さじ1と1/2)を混ぜたら完成です。
ちなみにご飯300gは、米1合分くらいに相当します。
次にラップの上にあげを開いて縦長にして置き、2等分した酢飯を、2枚の油揚げの上にそれぞれ広げます。
この時に、奥の油揚げの端を1センチほど残して酢飯を広げると、巻終わりがきれいです。
ちなみに油揚げは、汁気を軽く絞って使った方がいいです。

2枚の油揚げに酢飯をのせたら、ラップを使ってご飯を巻きます。
いなり寿司は、詰めずに巻いて作ります。
巻きすの代わりにラップを使うと、洗い物が減ります。

これでいなりロールが2本できます。
これを食べやすい大きさに切ったら完成です。
水で濡らしてた包丁を使うと、切りやすいですよ。

ほど良く甘みを効かせた、親しみやすい味のいなり寿司が出来ます。
このいなり寿司は、好みの大きさに切り分けられるので、普通のいなり寿司とくらべて食べやすいです。
また白いご飯が見えるので、盛り付けた時に見た目がきれいですよ。
(レシピ情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」スーパー主婦の時短テク 2017年6月1日放映)
サワラの味噌マヨ漬けの作り方

次にご紹介するのは、魚料理研究家の是友麻希さんが考案した「サワラの味噌マヨ漬け」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
サワラ | 2切れ |
塩 | 少々 |
味噌 | 大さじ1 |
マヨネーズ | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
- サワラに塩を振り、水分が出るまでしばらく置き、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
- Aをビニール袋に入れてよく混ぜ、サワラを入れて常温で5分ほど漬け込む。
- 2のさわらを漬けだれと一緒にアルミホイルで包み、水を浅く張ったフライパンで10分ほど蒸し焼きにしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
まずサワラ(2切れ)に塩(少々)を振り、水分が出るまでしばらく置き、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
サワラに塩を振ると、余分な水分が出て臭みが取れます。
また味が浸透しやすくなり、身割れを防ぐ効果もあります。

【工程2】
次にA(味噌・マヨネーズ・酒 各大さじ1)をビニール袋に入れてよく混ぜ、サワラを入れて常温で5分ほど漬け込みます。
サワラは淡白な魚なので、味噌とマヨネーズで旨味とコクをプラスし、食べ応えを出します。
脂がのっていないサワラでも、マヨネーズの油分でしっとり仕上げると、美味しく食べられます。

【工程3】
続いて袋の中のさわらと漬けだれをアルミホイルで包みます。
サワラの味付けに使った味噌は、焦げやすいので、フライパンや魚焼きグリルで焼くのではなく、アルミホイルで蒸し焼きにします。

そしてアルミホイルをしっかり閉じ、フライパンに水を浅く張ります。
ちなみに水の量は、26センチくらいの大きめのフライパンだったら、1.5〜2センチくらいあれば十分です。

水を張ったらフタをして、10分ほど蒸し焼きにしたら完成です。火加減は中火〜強めの中火くらいで良いと思います。
蒸し焼きにしている間に水が無くならないように、念のためたまに様子を見てください。
水気が無くなってしまったら、フタをずらして少し足してください。

出来上がりはふっくらしています。
サワラを皿に盛り、アルミホイルに残ったたれをかけたら完成です。

味噌とマヨネーズによって、サワラに合った優しい旨味とコク味が加わります。
身は冷めてもしっとりしているので、お弁当にぴったりですよ。
サワラをタラなどの他の白身魚で代用しても、美味しくできると思います。
(レシピ情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」2018年1月17日放映)
ブロッコリーの中華くらげ和えの作り方

最後にご紹介するのは「ブロッコリーの中華くらげ和え」のレシピです。
ブロッコリーとパプリカ(※) | 合わせて100g |
ハム | 1枚 |
中華くらげ | 40g |
塩・こしょう | 少々 |
※ブロッコリーだけかパプリカだけでもOK。
- ブロッコリーは小房に分け、パプリカは細切りにする。ハムは千切りにする。
- ブロッコリーとパプリカを耐熱皿にのせ、大さじ1~2程度の水を回しかけ、ラップをして電子レンジ(600w)で1分30秒〜2分加熱する。
- 2にハムと中華くらげを混ぜ、塩・こしょうで味を整えたらできあがり。
野菜を中心にいろいろな色の食材を使っているので、お弁当の彩りがイマイチな時におすすめです。

今日のお弁当は、以上3品(いなりロール・サワラの味噌マヨ漬け・ブロッコリーの中華くらげ和え)の他に、いちごを彩りに添えました。
忙しい朝でも簡単に作れるお弁当ですよ。