作り置きに便利なミョウガの甘酢漬けのレシピをご紹介します。
料理研究家のまこさんが考案した「みょうが甘酢」です。
ごく一般的なミョウガの甘酢漬けは、ミョウガを丸ごと漬けますが、まこさんのレシピは、粗みじん切りにします。
ミョウガを粗みじん切りにして漬けておくと、ドレシングやソースとして手軽に使えてとても便利です。
シャキシャキしていて優しい甘みのある、美味しい甘酢漬けができますよ。
(一部情報元:NHK「きょうの料理」2018年7月17日放映)
茗荷の甘酢漬けの作り方
「みょうが甘酢」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ミョウガ | 9個 |
塩 | 小さじ1/2 |
砂糖 | 大さじ4 |
酢 | 大さじ4 |
塩 | 小さじ1強 |
- ミョウガを縦に4等分する。
鍋に湯を沸かし、塩を加え、ミョウガを10〜15秒さっと茹でる。ザルの上に広げて粗熱を取る。 - 1の水気をペーパータオルなどでしっかり拭き取り、粗みじん切りにする。
- 保存ビンに甘酢の材料を入れ、よく混ぜ、2を浸す。
冷蔵庫に1日入れたらできあがり。冷蔵保存で1ヶ月日持ちする。
写真をもとにレシピを説明します。
みょうが甘酢漬けの作り方
【工程1】
まずミョウガ(9個)を縦に4等分します。
次に鍋に湯(適量)を沸かし、塩(小さじ1/2)を加え、ミョウガを一気に入れます。
そして10〜15秒さっと茹でます。
ミョウガはあかじめさっと茹でると、甘酢が染みやすくなります。
食感が残るように、10〜15秒という短時間で手早く茹でます。
ミョウガが茹で上がったら、ザルの上に広げ、そのまま粗熱を取ります。
この時ミョウガが重なっていると、余熱がこもりやすく、食感が失われる原因になるので、なるべく重ならないようにするといいですよ。
【工程2】
続いてミョウガの水気を、ペーパータオルなどでしっかり拭き取ります。
茹でたミョウガは、仕上がりが水っぽくならないように、水気をしっかり取ります。
そして粗みじん切りにします。
【工程3】
次に保存ビンに甘酢の材料(砂糖:大さじ4、酢:大さじ4、塩:小さじ1強)を入れ、よく混ぜます。
ここで砂糖が完全に溶け切らなくてもOK。しばらくすると、自然に溶けます。
そしてミョウガを加え、甘酢に完全に浸します。
これにフタをして、冷蔵庫に1日入れたら完成です。
1日置くと鮮やかなピンク色に発色します。
冷蔵保存で1ヶ月ほど日持ちするそうです。
ミョウガの繊細なシャキシャキ感が心地いい、優しい味わいの甘酢漬けができます。
みじん切りにしたミョウガの甘酢漬けは、いろいろな料理のトッピングとして重宝します。
冷奴や茹で卵にかけてもいいですし、肉料理にも添えやすいですし、ご飯や麺類と合わせてもさっぱり美味しくいただけます。
お好みで醤油やオイルなどをプラスすると、味のバリエーションがいくらでも増やせます。
とても便利ですよ。
次にお料理の一例として、まこさんおすすめの甘酢漬けの使い方をご紹介します。
みょうが甘酢漬けの使い方
まずご紹介するのは、豚しゃぶのたれとして甘酢漬けを使う方法。
冒頭で紹介した甘酢漬けに、同量のサラダ油(もしくはオリーブオイル)を混ぜ、豚しゃぶにかけたら完成です。
ミョウガの爽やかな風味が食欲をそそります。
ちなみに甘酢漬けにオイルを混ぜたものは、サラダのドレッシングとしても使えます。
鯛のカルパッチョのソースにしても美味しいそうです。
次にご紹介するのは、ご飯に混ぜる食べ方。
まこさんによると、ミョウガの甘酢漬けとゴマをご飯に混ぜ、酢飯にするととても美味しいそうです。
実際に作ってみたところ、さっぱりとしつつも風味豊かな酢飯ができました。
またこの酢飯は、いなり寿司の中身にするのもおすすめだそうです。
見た目もきれいなので、夏のお弁当にも良さそうですよ。