ささみとピーマンを組み合わせた、彩り豊かな蒸し焼きレシピです。
ささみは余熱でじっくり火を通してしっとりと仕上げ、ピーマンは蒸し焼きにすることで甘みとやわらかさを引き出します。
仕上げにかけるのは、粒マスタードにマヨネーズと醤油を合わせた風味豊かなソース。
和の調味料を加えることで味わいに深みが増し、マスタードの酸味が洋風のアクセントを添えてくれます。
コクがありながらも後味はさっぱりとしていて、飽きのこない美味しさです。
気取らない普段のおかずとしても、ちょっとした前菜としても楽しめる一品です。
材料
鶏ささみ | 3本(150g) |
ピーマン(赤・緑) | 各1個(計80g) ※緑2個でも可 |
玉ねぎ | 1/4個(50g) |
にんにく | 1/2かけ(3g) |
オリーブオイル | 大さじ1 |
白ワイン(または酒) | 大さじ1 |
マヨネーズ | 大さじ1(12g) |
粒マスタード | 大さじ1(15g) |
醤油 | 大さじ1/2 |
黒こしょう | 少々 |
ささみとピーマンの蒸し焼きのレシピ・作り方
材料を切る

- ① ピーマン(赤・緑 各1個:計80g)は縦半分に切ってヘタと種を取り除き、縦に3〜4ミリ幅の細切りにします。
玉ねぎ(1/4個:50g)とにんにく(1/2かけ:3g)は薄切りにします。
ささみ(3本:150g)は筋がある場合は取り除きます。
ささみをゆでる
- ② 鍋に湯(800ml:分量外)を沸かし、塩(大さじ1/2:分量外)を加えます。
十分に沸騰したら、ささみを1本ずつ入れます。
湯が再度沸騰してきたら、すぐにフタをして火を止め、そのまま8分ほど置いて余熱で火を通します。
にんにくを炒める

- ③ フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を熱し、にんにくを弱めの中火で炒めて香りを立たせます。
ピーマンと玉ねぎを炒める

- ④ ピーマンと玉ねぎを加え、弱めの中火で1分半〜2分ほど、しんなりするまで炒めます。
蒸し焼きにする
- ⑤ 火を弱めて白ワイン(大さじ1)を加え、手早く全体を軽く混ぜてからフタをして、弱火で5分ほど蒸し焼きにします。
フタを外し、水分が残っていれば軽く飛ばして火を止めます。
和風マスタードソースを作る

- ⑥ マヨネーズ(大さじ1:12g)・粒マスタード(大さじ1:15g)・醤油(大さじ1/2)・黒こしょう(少々)をよく混ぜ合わせ、和風マスタードソースを作ります。
ささみを裂く
- ⑦ ささみを鍋から取り出し、ザルに上げて水気を切りながら粗熱を取ります。
触れられるくらいになったら、繊維に沿って手で食べやすく裂きます。
ささみとピーマンの完成!

- ⑧ 皿にピーマンと玉ねぎを広げ、その上にささみをのせてソースをかけたら完成です。
ソースは少し多めに仕上がるので、お好みでかける量を調整してください。
ささみはしっとりとしていて、ピーマンはくたっと柔らかい仕上がり。
ソースの酸味とコクが全体をまとめてくれるので、一体感のある味に仕上がります。
手軽に作れるのに、どこかフレンチの雰囲気も楽しめる一皿です。
ごはんにもパンにもよく合うので、日々の献立にぜひ取り入れてみてください。
よくある質問(FAQ)
緑ピーマンだけでも作れますか?
はい、緑のピーマンだけでもおいしく作れます。
ただし、赤と緑を組み合わせることで、色合いが美しくなるだけでなく、風味にも深みが出ます。
緑のピーマンは、さわやかな苦味とシャキッとした食感が特徴です。
赤のピーマンは、熟している分、甘みとまろやかさがあります。
このレシピでは、赤と緑を半々で使うことで、味にコントラストと広がりが出るようにしています。
もちろん、赤ピーマンがない場合や、苦味のある味わいがお好みであれば、緑だけでも問題ありません。
その場合は、粒マスタードの酸味やソースの甘みが、緑ピーマンの個性を引き立ててくれます。
ささみをよりしっとり仕上げるコツはありますか?
沸騰後すぐに火を止めて、余熱で火を通すのが最大のポイントです。
ゆで上がったあとに長く湯につけたままにせず、粗熱を取るときはラップをかけて乾燥を防ぐと、よりしっとりと仕上がります。
なお、ささみの茹で方は、リンク先でより詳しく解説しています。
作り置きできますか?保存方法は?
はい、冷蔵で2日ほど保存可能です。
ソースをかけずにささみと野菜だけを保存容器に入れ、食べる直前にソースをかけると風味が落ちにくいです。
なお、冷凍保存は食感が変わるため、冷蔵保存をおすすめします。
どんな献立に合いますか?
パンや白ワインと合わせれば洋風のおかずに。
ごはんと一緒に食べれば和食にもなじみます。
また、ポテトサラダやスープを添えると献立全体のバランスがよくなります。
副菜としては、シンプルなグリーンサラダやミネストローネとも好相性です。
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