
チーズを使ったいももちのレシピをご紹介します。
料理研究家の栗原心平さんが考案した「ポテトチーズもち」です。
「いももち」は北海道の郷土料理で、お餅のようなもちもちした食感が特徴ですが、これからご紹介する「ポテトチーズもち」は、じゃがいもらしいホクホク感も適度に残るのが特徴です。
バター醤油のこってりとした味付けととろけるチーズが、じゃがいもと絶妙にマッチしますよ。
(一部情報元:テレビ東京「男子ごはん」2017年11月12日放映)
チーズいももちの作り方

「ポテトチーズもち」のレシピです。
のちほど写真をもとに説明します。
じゃがいも | 大2個(420g) |
片栗粉 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/2 |
とろけるスライスチーズ | 2枚 |
バター | 10g |
醤油 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
- じゃがいもは皮をむき、8等分に切る。
鍋にじゃがいもとかぶるくらいの水を入れ、竹串がすっと通るまで茹でる。
じゃがいもをザルに上げて水気を切り、再び鍋に戻して中火にかけ、ヘラで混ぜながら水分を飛ばす。
じゃがいもが熱いうちにマッシャーなどで潰し、片栗粉と塩を混ぜて粗熱を取る。 - 1を8等分し、4等分したスライスチーズを中に入れて包み、平たい円形にする。
- フライパンを熱して油を引かずに2を並べ、弱めの中火で両面に焼き目をつけて取り出す。
- 3のフライパンにバターを入れて溶かし、Aを混ぜたものと2を加え、全体に味を絡めたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
いももちの作り方

【工程1】
まずじゃがいも(大2個:420g)は皮をむき、8等分に切ります。
そしてじゃがいもとかぶるくらいの水を火にかけ、じゃがいもに竹串がすっと通るまで茹でます。茹で時間は10分前後です。

じゃがいもを茹でたらザルに上げて水気を切り、再び鍋に戻して中火にかけ、ヘラで混ぜながら水分を飛ばします。

続いてじゃがいもが熱いうちにマッシャーやフォークなどで潰し、片栗粉(大さじ1)と塩(小さじ1/2)を混ぜて粗熱を取ります。
じゃがいもは、熱いうちに片栗粉を混ぜます。
茹でてすぐに片栗粉を混ぜると、片栗粉が繋ぎのようになり、弾力が出て成形しやすくなります。
またモッチリとした食感が加わります。
片栗粉を多く入れると生地のモッチリ感がより増しますが、栗原さんによると、あまり入れ過ぎると冷めた時に硬くなるので、適度な量に抑えているとのこと。
このいももちは、片栗粉の量がやや控えめなので、ただモッチリとしているだけでなく、じゃがいもらしいホクホク感もほど良く残した仕上がりになります。

【工程2】
次にジャガイモの生地を8等分し、それぞれにスライスチーズを4等分したものを入れて包み、平たい円形にします。

【工程3】
続いてフライパンを熱して(油を引かずに)いももちを並べ、弱めの中火で両面に焼き目をつけて取り出します。

【工程4】
最後に空いたフライパンにバター(10g)を入れて溶かし、A(醤油大さじ1・砂糖小さじ1)を混ぜたものを加え、いももちを戻し入れ、全体に味を絡ませたら完成です。

じゃがいもの自然な甘みやホクホク感をほど良くいかした、食べ応えのあるいももちが出来ます。
こってりとしたバター醤油ととろっとしたチーズがこの上なく合いますよ。