
カクテキの時短レシピをご紹介します。
料理家の栗原心平さんが考案した「即席カクテキ」です。
このカクテキは、身近な食材をもとに30分くらいで作れます。
味付けに使う調味料は、すし酢と醤油と豆板醤とごま油。たったこれだけでキムチ風に仕上がります。
また大根を少し薄めに切ると、短時間でも味がよく染みます。
辛さをしっかり効かせた大人の味のカクテキで、こってりとした料理の箸休めにぴったりですよ。
(一部情報元:テレビ東京「男子ごはん」2018年7月8日放映)
カクテキの作り方

「即席カクテキ」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
大根 | 250g |
塩 | 小さじ1 |
すし酢 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1/2 |
豆板醤 | 小さじ1 |
ごま油 | 小さじ1 |
- 大根は皮をむき、1センチ厚のいちょう切りにし、ボールに入れる。
塩を振って揉み、そのまま30分置く。 - 1の水気をしっかり絞り、キッチンペーパーで拭き取る。
- 2にキムチの素の材料を絡めたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
カクテキの作り方

【工程1】
まず大根(250g)の皮をむき、1センチ厚のいちょう切りにします。
大根を少し薄めに切ると、味が染みやすくなるので時短になります。

次に大根をボールに入れ、塩(小さじ1)を振って手で揉みます。
そしてそのまま30分ほど置きます。
大根にあらかじめ少し多めの塩を振ると、短時間で塩味が染みやすくなります。

【工程2】
30分経ったら、大根の水気を手でぎゅっと絞ります。

そしてキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。
大根の水気をしっかり取ると、仕上がりが水っぽくなりません。

【工程3】
最後に大根をボールに入れ、キムチの素(すし酢:大さじ1、醤油:大さじ1/2、豆板醤:小さじ1、ごま油:小さじ1)を絡めたら完成です。
すし酢や豆板醤の深みのある味をいかし、発酵させて作った本物のカクテキのような味を手軽に再現します。

さっぱりとしつつもピリッとした辛さのあるカクテキができます。
塩気もしっかり効かせた味付けなので、ご飯ともよく合いますよ。

このカクテキは、作り置きにも向いています。
4日くらいは日持ちしそうですが、2日くらいで食べ切る方が、美味しくいただけると思います。
幅広い料理に合わせやすいので、冷蔵ストックしておくと、あと一品欲しいという時に便利です。
ところで当サイトでは、栗原さんが考案したキムチの簡単レシピをあともう1品紹介しています。
「キャベツのピリ辛浅漬け」です。
にんにくの風味を効かせたキムチ風の浅漬けで、材料すべてを混ぜ、冷蔵庫に3時間入れるだけで完成します。
ちなみにこの浅漬けも、すし酢を味付けに使います。使用する調味料は、すし酢とにんにくとごま油と粉唐辛子。こちらも身近な食材だけで作れますよ。