ホームベーカリーで焼いたパンが取り出せない。それは、パンケースの寿命が来たからかもしれません。

ホームベーカリー「パンケース」の寿命

2年半ほど前に購入した、パナソニックのホームベーカリー(SD-BH103)
先日、とうとう、付属する「パンケース」が使えなくなりました。

ここ1か月ほどの間、焼き上がったパンが、パンケースからスルッと取り出せなくなっていました。その不調なパンケースに、とどめを刺したのは私です。

先日私は、パンケースから抜けないパンを、強引に取り出しました。あろうことか、金属製のフライ返しを使って。
当然のことながら、パンケースには深いキズが残りました。

私はそのキズを見て、はじめてパンケースの表面はコーティングされていることに気がつきました。正直、こんなことになるとは思っていなかったんです。

気に入ったホームベーカリーだったので、とてもショックでした。まさか、2年半でオシャカになるなんて。壊した時には、けっこう落ち込みました。

パンケースは、消耗品

でも、しばらくして、「パンケース」が別売りされていることを知りました。
「本体ごと買い替えるしかない」と思い込んでいた私は、ちょっと嬉しくなりました。

さらに私をホッとさせたのは、2年半という時間は、パンケースの寿命として決して短くないという事実でした。
パンケースの寿命は、もちろん使う頻度によって異なります。でも、ネット上の口コミを調べると、わが家と同じ頻度(週に2から3回)でホームベーカリーを使っている方の多くは、2から3年くらいでパンケースを交換しているようでした。

ホームベーカリー「パンケース」の寿命

そういえば、パンケースの内側をよく観察してみると、私がフライ返しでつけたキズの他にも、無数の小さなキズがあります。
パンケースに施されたフッ素樹脂加工は、普通にパンを焼くだけでも、回数を重ねると劣化してくるようです。パンケースは消耗品ですね。

今思えば、パンケースからパンを取り出しにくくなった時が、パンケースの寿命だったんですね。

パナソニックのパンケースを扱っている店の価格を比較したところ、Amazonで買うのが一番安いことが分かり、さっそく注文しました。
新品になったパンケース。また2年半くらい、これでパンを焼き続けられたらいいな。

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