元漁師で水産庁官僚の上田勝彦さんが考案した、「シラスのパンケーキ」のレシピをご紹介します。
「シラスのパンケーキ」は、小麦粉だけで作ったシンプルな生地に、シラスをトッピングして焼いたおやつです。
シラスはピザの具材になることもあるので、小麦粉の生地との組み合わせは決して珍しくありませんが、上田さんの「シラスのパンケーキ」は、甘いハチミツをかけていただきます。
シラスの繊細な旨みとわずかな塩気が、ハチミツの自然な甘みとよく合いますよ。

ちなみに上田さんは、とてもユニークな経歴をお持ちです。もともとは漁師さんで、現在は水産庁の官僚として霞ヶ関にお勤めです。
魚に大変お詳しく、魚の料理本「ウエカツの目からウロコの魚料理」も執筆しています。
(一部情報元:TV「林修の今でしょ!講座」2015年3月17日放映)
シラスのパンケーキの作り方
「シラスのパンケーキ」のレシピです。
ちなみにオリジナルレシピには、分量はありません。
下のレシピの分量は、情報元のテレビ番組の映像をもとに、私が推測したもので、上の写真はこのレシピ通りに作りました。参考にしてください。
シラス | 20g |
薄力粉 | 50g |
水 | 70cc |
油 | 適量 |
ハチミツ | 適量 |
写真をもとに「シラスのパンケーキ」の作り方をご紹介します。
材料は、シラス・小麦粉・ハチミツ・水・油だけです。
まず小麦粉と水をボールに入れ、菜箸などで粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。
そして温めたフライパンに油を引き、生地を流し入れます。
さらにその上に、シラスをたっぷりトッピングします。
もっとたくさんのせても美味しいと思います。
しばらく焼いたらひっくり返して、シラスがのった面もこんがりと焼きます。
お皿にのせ、ハチミツをかけたらできあがり。
情報元のテレビ番組のMCを務める林修さんは、「子供が苦もなく魚を食べられる」とその美味しさを語っていましたが、私もとても気に入りました。
小麦粉を水で溶いただけの素朴な生地に、シラスの繊細な旨みとわずかな塩気、そしてハチミツの甘みがよく合い、とても美味しいです。
また短い加熱時間でもシラスはカリカリっとした食感に仕上がり、生地のモチモチとした食感とのコントラストが新鮮でした。
上田さんによるとこのパンケーキは、ネギを加えたり、ハチミツを醤油に代えても美味しいそうです。
シラスはカルシウムが豊富なので、子供のおやつにもおすすめですよ。