しらすの保存の決定版!釜揚げ・ちりめんじゃこ等の保存期間と保存食レシピ。

しらすの保存

しらすの保存方法や保存期間について解説します。
また合わせて、しらすの保存食レシピもご紹介します。

まず最初に、しらすの豆知識から。

しらすとは

しらすとは、白い稚魚の総称です。
いわしに限らず、イカナゴやウナギなどの稚魚も含まれます。

ただし、しらすの内、食用となるのはカタクチイワシの稚魚がほとんど。
ですから、一般的にスーパーで手に入るしらすは、大部分がカタクチイワシの稚魚と考えてOKです。

釜揚げしらす、しらす干し、ちりめんじゃこの違い

しらすには、乾燥の度合いや地域の違いによって、いろいろな呼び名があります。
「釜揚げしらす」や「しらす干し」や「ちりめんじゃこ」。
知らないと違いが分かりづらいですが、実は単純です。
乾燥度合いによって呼び名が異なるんです。

釜揚げしらすは、茹でただけ。
水分を多く含むので、この中では一番日持ちしません。

しらす干しはそれを少し乾燥させたもの。
ちりめんじゃこは更に乾燥させたものです。

この記事では、それらの保存期間の違いについても解説します。

冷凍が一番長持ち

さて、しらすの保存方法に話を戻すと、乾燥度合いに関わらず、しらすを長期で保存したいなら、冷凍保存がいちばんおすすめです。

冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちしますし、料理にもそのまま使えます。

保存食もおすすめ

また、しらすがたくさんあって使い道に困ったという時は、「しらすのオリーブオイル漬け」などの保存食を作るのもおすすめです。

オリーブオイルに浸してしまえば、たとえ足の早い釜揚げしらすであっても、冷蔵で1ヶ月ほど保存が可能です。

詳しくお伝えします。

しらすの冷凍保存

しらすの冷凍保存

まず最初は、しらすの冷凍保存についてです。

しらすを冷凍保存する場合は、小分けにしてラップで包み、保存袋に入れます。

日持ちは、釜揚げしらすでも、しらす干しでも、ちりめんじゃこでも3週間くらいが目安です。

しらすの冷凍保存期間
しらすの種類 日持ち
釜揚げしらす 3週間
しらす干し
ちりめんじゃこ

解凍は不要

料理に使う時は、凍ったままでOK。
和え物やサラダに使う場合も、凍った状態で砕いて加えれば、すぐに溶けて食べられるようになります。
炒めものなどの加熱する料理に使う場合も、そのまま使ってください。

しらすの冷蔵保存

しらすの冷蔵保存

続いて、しらすの冷蔵保存について解説します。

しらすを冷蔵する場合は、タッパーなどの保存容器に入れたり、保存袋に入れるなどして密閉します。

しらすの冷蔵保存期間
しらすの種類 日持ち
釜揚げしらす 3日
しらす干し 3〜4日
ちりめんじゃこ 1週間

このように、しらすは冷蔵ではあまり日持ちしません。
しらすは、基本的に鮮度が落ちやすい食品です。

冷蔵保存で長持ちさせたいのなら、保存食を作るのがおすすめです。
次に、しらすの保存にぴったりな、作り置きレシピをご紹介します。

しらすのおすすめ保存食

しらすを使った保存食のレシピをご紹介します。

しらすの保存食

こちらは、「釜揚げしらす」や「しらす干し」を使った保存食のレシピ。
しらすをたっぷりのオリーブオイルに浸した「しらすのオリーブオイル漬け」です。

しらすは鮮度が落ちやすい食品ですが、オイル漬けにして空気を遮断すると、冷蔵で2ヶ月ほど保存が可能です。
しらすの中でも足が早い「釜揚げしらす」でも、このレシピだったら長持ちします。

5分
しらすオリーブオイルにんにく赤唐辛子

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しらすとじゃこのレシピ

最後に、しらすとじゃこがたっぷり美味しく食べられる簡単レシピをご紹介します。

しらすの大量消費レシピ(しらす丼)

1品めは、しらすをご飯と合わせるレシピ。

ご飯の上にしらすをたっぷりと乗せて、卵黄・小ねぎ・おろししょうがをトッピング。
ごま油と醤油を、たれとして回しかければ完成です。

定番の食材を使った王道のしらすご飯で、味付けもとてもシンプル。
しょうがのキレのある風味と、ごま油のまろやかなコクが、しらすの旨味を上手に引き立ててくれます。

これだったら、保存を考えなくても、手元のしらすはあっと言う間になくなります。

3分
しらす卵黄小ねぎおろし生姜ご飯ごま油醤油

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しらすの大量消費レシピ(しらすと小松菜和え)

こちらは、小松菜とともにしらすをたっぷり使った、超簡単な和え物レシピ。
レンジで柔らかくした小松菜に、たっぷりのしらすを加え、ごま油などで味をととのえたら完成です。

ご飯によく合うので、和食の付け合わせにピッタリです。

5分
小松菜しらすいりごまごま油砂糖

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しらすのレシピ

しらすをじゃんじゃん食べたいのなら、ピーマンと合わせて和え物にしてもおいしいです。

こちらは、レンジを使った簡単レシピで、調理時間はたったの5分。
細切りにしたピーマンをレンチンして、しらすを加え、おろし生姜・ごま油・醤油などで味付けすれば完成です。

電子レンジで加熱したピーマンは、しんなりとしていて柔らか。
しらすと和えることで、優しい旨味が加わって、食べやすさが大幅にアップします。

5分
ピーマンしらすおろし生姜白ごまごま油醤油

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しらすのレシピ

蒸し暑い季節だったら、しらすときゅうりを使った酢の物をいただくのもいいものです。

薄切りにしたきゅうりにしらすを加え、酢醤油と砂糖としょうがで味付け。
さっぱりとした中にも優しい旨味とコクがある、人気の定番酢の物のレシピです。

7分
きゅうりしらす醤油砂糖おろし生姜

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じゃこの大量消費レシピ(じゃこと小松菜のふりかけ)

こちらは、小松菜と一緒にじゃこがたっぷり食べられるレシピ。
小松菜とじゃこという組み合わせは、カルシウムがとても豊富なので、健康に気遣う方には特におすすめです。

お味の方は、ちりめんじゃことごまの風味が効いていて、ご飯との相性もバツグン。
ご飯にかけるだけでなく、パスタやチャーハンや卵焼きの具材にするなど、料理にもジャンジャン使えて便利です。

5分
小松菜ちりめんじゃこいりごまごま油おろし生姜醤油

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以上、しらすの保存方法とおすすめの保存食レシピでした。
保存食はどれもとても美味しいですよ。

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