「教えてもらう前と後」(TBSテレビ)で話題になった「風邪予防に効く80度バナナ」のレシピをご紹介します。
管理栄養士の赤石定典さんが考案した、おやつにぴったりの「焼きバナナ」です。
焼きバナナの効能
赤石さんによると、バナナは、80度に温めるとオリゴ糖やポリフェノールが増えるそうです。
オリゴ糖が増えると、善玉菌が腸内環境を改善してくれるので、免疫力がアップ。
ポリフェノールが増えると、抗酸化作用が高まるので、体内に侵入するウイルスや細菌を除去する効果が期待できます。
作り方はとても簡単。
フライパンにグラニュー糖を敷き、その上にバナナをのせて焼くだけです。
とろっとした食感が印象的な、濃厚な味わいの焼きバナナですよ。

ちなみに赤石さんは、2018年の栄養学の大ベストセラー本「その調理、9割の栄養捨ててます!」の監修者でもあります。
(一部情報元:TBSテレビ「教えてもらう前と後」2018年12月11日放映)
焼きバナナのレシピ
「風邪予防に効く80度バナナ」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
バナナ | 1本 |
グラニュー糖 | 適量 |
- バナナの皮をむき、縦半分に切る。
- フライパンの上にグラニュー糖を敷き、その上にバナナをのせ、中火で2分焼く。(下の写真参照。)
グラニュー糖の色がこげ茶色になったらひっくり返し、もう片面を1分焼いたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
焼きバナナの作り方
【工程1】
まず、バナナ(1本)の皮をむき、縦半分に切ります。
【工程2】
次に、フライパンの上に、グラニュー糖(適量)をバナナの形に敷きます。
そして、グラニュー糖の上にバナナをのせ、中火で2分ほど焼きます。
フライパンの上にグラニュー糖を敷いてバナナを焼くと、バナナの内部がちょうど80度くらいに温まります。
80度に温めたバナナは、風邪予防の効果が期待できます。
2分くらい経つと、グラニュー糖が焦げて、バナナのフチがこげ茶色になります。
そうしたら、ひっくり返します。
そしてもう片面を1分ほど焼いたら完成です。
焦げたグラニュー糖の香ばしい甘み加わった、濃厚な味わいの焼きバナナです。
とろっとした食感で、とても美味しいです。
美味しいおやつを食べながら風邪予防ができるなんていいですよ。
黒バナナは疲労回復に効く
ところで赤石さんによると、バナナは黒くなるまで熟成させると、疲労回復効果がとても高くなるそうです。
もともとバナナには、疲労回復効果のあるビタミンB1とB2が豊富に含まれていますが、黒バナナにすると、代謝を活性化させる酵素の量が大幅に増えるからだそうです。
買ったバナナは常温に5〜6日置き、シュガースポットという黒い斑点が出てから食べるのがおすすめです。
バナナ&コーヒーは高血圧予防に効く
また赤石さんによると、バナナ(1本)とコーヒー(1杯)を1日1回摂るようにすると、高血圧予防効果や血管年齢の若返り効果が期待できるそうです。
10日間くらい続けると、効果が出やすいそうです。
バナナに含まれるカリウムと、コーヒーに含まれるポリフェノールには、血圧を下げる効果が期待できるとのこと。
ダブルの効果で血圧を下げるのにとても良いそうですよ。