ソイジョイ(大豆粉クッキー)の手作りレシピをご紹介します。
ソイジョイ(SOYJOY)とは、大塚製薬が販売している、低GI食品を謳った大豆粉の焼き菓子のことです。
ちなみに、低GI食品とは、糖質の吸収が穏やかな食品のことで、体に負担をかけない上に太りにくい体を作ると言われており、ダイエットや糖尿病予防の効果があると注目されています。
材料
大豆粉 | 100g |
塩 | 小さじ1/4 |
ブラウンシュガー | 小さじ1 |
無塩バター | 15g |
卵 | 1個 |
レーズン | 30g(大さじ3) |
ナッツ類(クルミとアーモンドを使用) | 20g |
レシピ・作り方
- 大豆粉・塩・ブラウンシュガー・バターをボールに入れます。
バターを粉の中で手早く砕いて、サラサラの粉状にします。 - 溶き卵を加え、よく混ぜます。
レーズンと細かく刻んだナッツも加え、軽く混ぜて、生地をまとめます。 - ラップの上に生地をのせ、さらにその上からラップをかぶせます。
のし棒を使って、ラップの上から生地をのばし、20×8センチの四角形にします。 - 生地の短辺を4等分、長辺を4等分して、合計16個に切り分けます。
- 天板の上にクッキングシートを敷き、生地を並べ、180度に温めたオーブンで15分焼いたら完成です。
本物のソイジョイに似せた点
ソイジョイは、大豆粉100%のクッキーです。
小麦粉は使われていません。
使用されている粉類は、かなりしっかり糖質オフされているようです。
ですから、私も同じように、大豆粉100%でつくりました。
私のレシピで糖質が気になる材料は、小さじ1杯のブラウンシュガーとレーズンだけです。
ちなみに、本物のソイジョイにも、甘味料などGI値高めの食材が少し入っています。
また、糖質とは関係ありませんが、私のレシピでは、香りづけ程度に少量のバターを使いました。
本物との違い
大豆粉100%のクッキーを手作りすると、大豆の青臭さが少し残りやすいです。
そして、小麦粉も使った場合と比べると、ボソボソっとした食感になります。
味と食感の両方で、大豆らしさがよく出ます。
一方で、本物のソイジョイには、大豆らしさがあまり感じられません。
特殊な加工技術があるのかもしれませんし、また、他の材料を加えることで、風味や食感がうまくカバーされているのかもしれません。
実際にソイジョイ風クッキーを作ってみて、本物は食べやすいようにうまく出来ていると感じました。
今回は、低GI焼き菓子を作るということで、ソイジョイ風クッキーを作りました。
家庭で手作りするのなら、低GIをよりストイックに追求することもできますが、市販のお菓子の中ではソイジョイはかなり低GI食品だと思います。
レシピの補足説明
大豆粉の青臭さについて
最後に1つだけ、大豆粉について、私が少し気になることを記します。
それは、「青臭さが残る大豆(大豆粉)を食べることは、そもそも体に良いのか?」ということです。
いくら低GIだからと言って、青臭さをカバーしてまで大豆粉で手作りするのは、果たして賢い選択なのでしょうか。
低GI食品は、なにも大豆粉だけではなく、他にもいろいろあります。
たとえば、同じ大豆製品でも、おからは同じくらい低GIです。
であれば、もっと広く食されている「おからクッキー」を選ぶのも悪くはないと思います。
今回大豆粉でクッキーを作ってみて、私はそう思いました。
大豆粉とは
大豆粉とは、きな粉のことではありません。
大豆を炒らないで(炒ったらきな粉)、生のまま粉砕した粉のことです。
大豆は脂肪分が多いので、生のまま粉砕すると酸化しやすいそうです。そのため長いこと商品化が難しかったそうですが、近年の技術革新により、良質の大豆粉をつくることが可能になったようです。