ヨモギ団子といえば、ヨモギの生葉をもとに作ったものが、ダンゼン美味しいと私は思います。
家族も大好きで、「生のヨモギを使った団子は、やっぱりひと味違う!」などと、団子を頬張りながらよく言っています。
少々手間がかかりますが、生の葉っぱで作った団子には、市販の乾燥よもぎ粉では絶対に出せない深い味わいがあります。
よもぎの生葉が採れるのは、季節限定で春から初夏にかけて。
3〜5月くらいなので、ぜひこの間に試してみてください。
ヨモギの柔らかい生葉を使った、「ヨモギ団子」の手作りレシピです。
材料
ヨモギの生葉 | 軽くひとつかみ(60gくらい) |
上新粉 | 220g |
熱湯 | 適量 |
作り方
- ヨモギをきれいに洗って湯がく。冷水に取ってしっかりと絞る。
- 茹でたヨモギを包丁で叩いて細かくし、きつく絞って水気を切る。
- 上新粉に熱湯を加え、耳たぶよりも少し固めにこねてまとめる。
4つくらいの塊に分け、蒸気の上がった蒸し器に広げ、15分ほど蒸す。 - 蒸し上がったら、アツアツのうちにボールに入れ、2のヨモギを加え、すりこ木の先に水を付けながらつく。(ここでしっかりつくと、滑らかで美味しい団子になる。)
- 適当な大きさの団子に丸める。皿に盛り、きなこやあんこを添えたらできあがり。
よもぎの爽やかな風味は、あんこやきな粉の甘みとよく合います。
また、上新粉だけで作ったよもぎ団子は、しっかりとした食感があり、ただ柔らかく作っただけの団子よりもよく噛んで食べるので、よもぎの味がよりはっきり感じられます。
このよもぎ団子は、私の大好物の1つ。
よもぎの生葉で作ると、ひと味もふた味も違う、とても美味しいお団子ができますよ。