かぶの葉と油揚げの炒め煮レシピ|だしが染みる、やさしい味わいの常備菜

かぶの葉と油揚げの炒め煮
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かぶの葉と油揚げの炒め煮は、だしの旨味がしみた、やさしい味わいの常備菜です。
ごま油と生姜で軽く炒めてから煮ることで、かぶの葉の青臭さがやわらぎ、香り豊かに仕上がります。
だしを吸った油揚げはしっとりとして、かぶの葉のやわらかな食感ともよくなじみます。
ごはんのおともやお弁当の副菜にもぴったりな一品です。


材料

2人分:調理時間12分
かぶの葉 1株分(120g)
油揚げ(厚めタイプ) 1枚(50g前後)
ごま油 小さじ1
生姜(すりおろし) 小さじ1/2
120ml
和風顆粒だし 小さじ1/3
醤油 小さじ2
みりん 小さじ1
小さじ1
白ごま 小さじ2
  • 薄めの油揚げ2枚で代用OK(詳細

かぶの葉と油揚げの炒め煮のレシピ・作り方

油揚げを下ごしらえし、かぶの葉を切る

油揚げに熱湯をかけて油抜きをする
油揚げを短冊切りにして、かぶの葉を3〜4センチ長に切りそろえる
  1. ① 油揚げ(1枚:50g前後)は熱湯をかけて油抜きをし、水気を切って短冊切りにします。
  2. ② かぶの葉(1株分:120g)は3〜4センチの長さに切ります。
    葉が大きい場合は、縦に2〜3等分してから切ると食べやすいです。


生姜を炒めて香りを出す

ごま油で生姜を炒めて香りを立たせる

  1. ③ フライパンにごま油(小さじ1)を軽く熱し、生姜(すりおろし:小さじ1/2)を入れて、香りが立つまで10秒ほど弱火で炒めます。

フライパンは内径24センチ前後が最も扱いやすいです。
食材が重なりすぎずにかぶの葉に均一に火が通り、だし汁も全体に行き渡ります。


かぶの葉を炒める

フライパンでかぶの葉を中火で炒め、しんなりさせる

  1. ④ かぶの葉をすべて入れて中火にし、全体がしんなりするまで2分ほど炒めます。
かぶの葉を先に炒めるのは、青臭みを飛ばして色を保ち、ごま油と生姜の香りをなじませるためです。
そのあとに油揚げを加えると、だしをよく吸って全体がまとまりやすくなります。
この順番が、おいしさと見た目の両方を決める大事なコツです。詳しい理由はこちら


油揚げを加える

炒めたかぶの葉に油揚げを加え、全体を炒め合わせる

  1. ⑤ 油揚げを加え、1分ほど炒め合わせます。

調味料を加えて煮る

調味料を加えて中火で煮る

  1. ⑥ 水(120ml)・顆粒だし(小さじ1/3)・醤油(小さじ2)・みりん(小さじ1)・酒(小さじ1)を加えて煮立てます。
    中火で3〜4分煮て、煮汁が8割ほど飛ぶまで煮詰めます。
    鍋底にほんのり煮汁が残り、具材に軽くまとわりつく程度が目安です。

かぶの葉と油揚げの炒め煮の完成!

かぶの葉と油揚げの炒め煮に白ごまをふって混ぜる

  1. ⑦ 白ごま(小さじ2)をふり、軽く混ぜて器に盛り付けたら完成です。

かぶの葉を最後までおいしく使い切れる、香りのよい炒め煮です。
かぶの葉の香りと油揚げの旨味がほどよくなじみ、飽きのこないやさしい味わいに仕上がります。
冷めても味がなじんでおいしいので、作り置きにもおすすめです。


よくある質問(FAQ)

油揚げはどのようなものを使うと美味しくできますか?

今回のかぶの葉と油揚げの炒め煮には、厚めのふっくらした油揚げを使うのがおすすめです。
厚めの油揚げは中に空気を多く含み、だしをじゅわっと吸い込むので、かぶの葉の風味や調味料の旨味がしっかり染み込みます。
炒めると香ばしい香りが立ち、煮たあともふんわりとした食感に仕上がります。
厚めは1枚45〜55gが目安で、ごく一般的な薄めを使う場合は2枚(1枚17〜18g、合計約35g前後)で代用できます。

なぜかぶの葉を先に炒めて、あとで油揚げを加えるのですか?

かぶの葉は先に炒めることで水分が飛び、青臭さがやわらぎます。
同時に、ごま油と生姜の香りが葉にしっかりと移り、色も鮮やかに保たれます。
一方、油揚げは後から加えることで焦げにくく、だしを吸って全体の味をまとめる役割を果たします。
順番を逆にすると、味がぼやけやすくなるため、この順番が最も理想的です。

保存はどのくらいできますか?

冷蔵で3日ほど、冷凍で2〜3週間が目安です。
保存する際は、粗熱を取ってから密閉容器に入れ、汁気を軽く切っておくと風味が保てます。
食べるときは電子レンジで軽く温め直すと、だしの香りがよみがえります。

かぶの葉が多めにあるときのアレンジ方法は?

余ったかぶの葉は、同じ炒め煮の要領でしらすやちくわを加えてもおいしく作れます。
また、煮汁がなくなるまで加熱してからごはんと混ぜれば、香ばしい「かぶの葉ごはん」としても楽しめます。
油揚げとの相性が良く、冷めてもおいしく食べられるのが魅力です。
さらに、かぶの葉とじゃこのふりかけもおすすめです。
手軽に作れて日持ちがよく、炒め煮とはまた違った風味で、かぶの葉を余さず使い切ることができます。

和風顆粒だしがない場合、何で代用できますか?

和風顆粒だしがない場合は、白だしやめんつゆ(2倍濃縮)を小さじ1/2ほど加えると、旨味を補えます。
その際は、醤油を少し控えて全体の塩分を調整すると、やさしい味に仕上がります。
時間に余裕があるときは、かつお昆布だしを使うのもおすすめです。
天然の旨味がしっかり感じられ、かぶの葉と油揚げの風味が一層引き立ちます。
かつお昆布だしを使う場合は、水(120ml)と顆粒和風だし(小さじ1/3)を、だし汁(120ml)に置き換えて使ってください。

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