トマトを丸ごと香ばしく焼いて作る、本格メキシカンスタイルの「サルサソース」のレシピです。
素材を焼くひと手間で、手作りとは思えない奥深い旨味と香ばしさが生まれ、市販のサルサソースとは一線を画す仕上がりに。
にんにくや青唐辛子の風味が効いたピリ辛味で、タコスやブリトー、ナチョス、タコライスによく合います。
スパイスで風味を調整すれば、自分好みの味に仕上げられるのも自家製ならではの楽しさです。
材料
完熟トマト | 300g(2個) |
玉ねぎ | 50g(1/4個) |
にんにく | 7g程度(1かけ) |
青唐辛子 | 10g程度(2〜3本) |
米酢(または白ワインビネガー) | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/2 |
砂糖 | 小さじ1/6 |
サラダ油(またはラード) | 小さじ2 |
クミンパウダー | 小さじ1/6 |
パプリカパウダー | 小さじ1/4 |
チリパウダー | 小さじ1/6 |
乾燥オレガノ | 小さじ1/4 |
サルサソースのレシピ・作り方
トマトなどの野菜を用意する

- ① サルサソースに使う野菜を用意します。
- トマト(300g:2個)は、ヘタの緑色の部分(がく)を手でやさしく取り除き、果肉を傷つけないようにして丸ごと使います。
- 玉ねぎ(50g:1/4個)は、1.5センチ幅のくし切りにします。
- にんにく(7g程度:1かけ)は皮をむいて、丸ごとのまま使います。
- 青唐辛子(10g程度:2〜3本)は、硬い軸だけ取り除き、種ごとのまま用意します。
辛さはお好みで調整してください。
フライパンで焼く
- ② フライパンに油を引かずに温め、トマト・にんにく・玉ねぎ・青唐辛子を並べます。
中火〜弱めの中火で10〜15分ほど焼き、表面にしっかりとした焦げ目を付けます。
全体がこんがりとしたものから順次取り出します。
これは、本場メキシコの伝統的な作り方にのっとった方法です。
トマトは丸いので焦げ目が全体につきにくいですが、できる範囲で転がしながら焼き、表面全体に焦げ目をつけるようにしてください。
フードプロセッサーで撹拌する
- ③ 粗熱が取れたら、トマトをフードプロセッサー(又はミキサー)に入れやすい大きさに切り分けます。
焦げた皮ごと、すべての野菜をフードプロセッサーに入れ、酢(小さじ1)・塩(小さじ1/2)・砂糖(小さじ1/6)を加えます。
好みの粗さになるまで撹拌します。
小鍋で煮詰める

- ④ 小鍋に油(小さじ2)を中火で熱し、ミキサーの中身を加えます。
水分が飛んで旨味が濃縮するまで、たまに混ぜながら5〜7分ほどじっくりと煮詰めます。
サルサソースの完成!

- ⑤ 仕上げに、好みで香辛料(クミン、パプリカ、チリパウダー、オレガノ)を加えて、香りが立つまでさらに30秒ほど煮ます。
- ⑥ 保存容器に移し、粗熱を取ったら完成です。
冷蔵庫で保存して、3日以内に食べ切ります。
辛さや風味はお好みで調整できるので、自分なりのアレンジも楽しめます。
焼き野菜の香ばしさと青唐辛子のピリ辛な刺激が合わさって、食欲をそそる味わいに仕上がります。
材料はシンプルでも、ひと手間かけることで本格的なサルサソースが作れます。
タコスはもちろん、グリル肉にもぴったりなので、ぜひお試しください。
よくある質問(FAQ)
サルサソースはどんな料理に使えますか?
タコスやブリトー、ナチョスなどのメキシコ料理にぴったりです。
そのほかにも、グリルした肉や魚に添えたり、卵料理やサンドイッチ、タコライスに使うのもおすすめです。
ピリ辛の風味と酸味が食欲を引き立ててくれるので、いろいろな料理に合わせて楽しめます。
トマトの皮はむかずにそのまま使っても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
このレシピでは、トマトにしっかりと焦げ目をつけて香ばしさを引き出すため、皮ごとミキサーにかけて仕上げています。
ただし、皮の食感が気になる場合は、焼いたあとに皮をむいてからミキサーにかけても構いません。
本場メキシコでも、仕上がりや好みに応じて皮をむくレシピもあり、どちらの方法でも美味しく作れます。
お好みに合わせて選んでください。
香辛料を加えるタイミングは、煮詰める前と後ではどう違いますか?
煮詰める前に香辛料を加えると、香りが飛んでしまったり、苦味や辛味が強く出すぎることがあります。
煮詰めた後に加えることで、香りがしっかり立ち、風味に奥行きが生まれます。
保存容器に入れるときに油が分離するのですが、混ぜた方がいいですか?
サルサは保存中に多少の分離が起きることがありますが、これは自然な現象です。
使うときに軽くかき混ぜれば問題ありません。
むしろ、冷蔵庫で一晩寝かせることで味がなじみ、より美味しくなります。
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