ドライトマトの簡単な作り方をご紹介します。
料理研究家の村田裕子さんが考案した、ミニトマトを使ったレシピです。
オイル漬けと乾燥トマトの間くらいの半生タイプのセミドライトマトで、オーブンで焼き上げます。
トマトの旨味と甘みがぎゅっと凝縮した、濃厚な味わいです。
そのまま食べても美味しいですし、料理に使うと味がぐっと引き立ちますよ。
(一部情報元:TVKテレビ「デイリーキッチン」美味しい干し野菜 2017年4月7日放映)
ドライトマトの作り方
「ドライトマト」のレシピです。
トマトはミニトマトを使用します。
ミニトマトを使うと、水分が飛んでも形が崩れないので、保存性に優れたドライトマトが出来ます。
ミニトマト | 40個 |
塩 | 小さじ1 |
タイムの生葉(※) | 小さじ1 |
オリーブオイル | 適量 |
※バジルの生葉などでもOK。
- トマトはヘタを取り、半分に切る。
- 天板の上にクッキングシートを敷き、その上にオリーブオイルを薄く伸ばす。
トマトの切り口を上にして並べ、塩とタイムの葉を振る。 - 150度に温めたオーブンで、1時間焼いたらできあがり。(途中30分くらいで様子を見て、焦げそうなトマトがあったら先に取り出す。)冷蔵庫で4〜5日、冷凍庫で1ヶ月保存できる。
半日〜1日くらい日陰干しすると、より乾燥して保存性が高くなる。
天板の上にクッキングシートを敷き、その上にオリーブオイルを薄く塗り、半分に切ったトマトを切り口を上にして並べます。
そして塩とタイムの葉を振り、150度のオーブンで1時間焼いたら完成です。
調理のポイントは2つあります。
1つめは、トマトの切り口を上にして並べること。
水分を効率良く飛ばすことができます。
2つめは、塩とタイムの葉を振ること。
トマトの甘みが引き立ち、風味が良くなります。
このドライトマトは、食事の支度の片手間で作れます。
トマトの味がすごく濃く感じられ、あまりの美味しさに、そのまま全部食べいてしまいそうですよ。
次に、このドライトマトを使った、料理の簡単レシピをご紹介します。
村田さんが考案した、ペペロンチーノ仕立てのペンネです。
ドライトマトを使ったペペロンチーノ
村田さんの「ドライトマトのペンネ」のレシピです。
ドライトマト | 30個 |
アンチョビフィレ | 6枚 |
ニンニク | 2片 |
赤唐辛子 | 2本 |
オリーブオイル | 1/2カップ |
ペンネの茹で汁 | 1/2カップ |
塩 | 大さじ4 |
ペンネ | 250g |
タイム | 適量 |
- 鍋に湯4リットルを沸かし、塩(大さじ4)を加え、ペンネを茹でる。
- ニンニクは潰して粗みじん切りにし、アンチョビも粗みじん切りにする。赤唐辛子は小口切りにする。
- オリーブオイル・ニンニク・赤唐辛子をフライパンに入れ、火にかける。弱火で2〜3分じっくり炒める。
ニンニクの香りが立ち薄く色づいたら、アンチョビ・ドライトマトを加え、よく混ぜて中火でひと煮立ちさせる。
茹で上がったペンネを加え、ソースを絡める。 - 3を皿に盛り、タイムの葉をトッピングしたらできあがり。
途中でペンネの茹で汁を加えると、ソースが一体化して、味が絡みやすなります。
トマトの濃厚な旨味と甘みがアクセントになった、ご馳走感のあるとても美味しいペンネですよ。