鶏チャーシューの作り方。胸肉の低温調理レシピ。

鶏チャーシューを低温調理

鶏チャーシューのおすすめレシピをご紹介します。

銀座の人気ラーメン店「むぎとオリーブ」の店主、岩田圭介さんが考案した「絶品鶏チャーシュー」。
鶏むね肉と調味料を保存袋に入れ、袋ごと70度の湯に浸けて、低温調理します。

ぱさぱさしがちなムネ肉が、驚くほど柔らかくジューシーに仕上がりますよ。

ちなみに同店は、ミシュランガイドに2年連続掲載された有名店です。

(一部情報元:フジテレビ「バイキング」 2016年2月15日放映)

材料

2枚分:調理時間35分
鶏ムネ肉(皮なし) 500g(2枚程度)
塩だれ
20g
砂糖 15g
おろししょうが チューブ2センチ
40cc

作り方

  1. 鶏ムネ肉と塩だれの材料をジッパー付きの保存袋に入れ、袋の中の空気を抜き、口をしっかり閉じる。
  2. 鍋に70度の湯を沸かす。
    1を袋ごと入れ、70度を保ちながら30分茹でる。そのまま粗熱を取ったらできあがり。

写真をもとにレシピを説明します。

鶏むね肉を塩ダレに漬ける

まず、鶏ムネ肉(皮なし500g)と塩だれの材料(塩:20g、砂糖:15g、おろしショウガ:2センチ、水40cc)をジッパー付きの保存袋に入れ、袋の中の空気を抜き、ジッパーをしっかり閉めます。


湯を沸かして70度にする

次に、鍋に湯を沸かし、70度にします。

湯の量は、むね肉が完全に浸かるくらい。
たっぷりめに用意するといいですよ。


70度の湯で鶏むね肉を低温調理する

続いて、鍋にむね肉が入った袋を入れ、70度くらいの温度を保ちながら、30分ほど茹でます。

この時、袋の端が、鍋のフチについたり鍋から外に出ないように注意してください。

ちなみに、上の写真は、できあがりの見た目を円形にしたいために、敢えて鶏肉を丸めて茹でています。
でも、平たいまま茹でた方が、均一に火通るのでおすすめです。

低温調理で美味しく

70度くらいの低温で時間をかけてじっくり火を通すと、鶏むね肉が柔らかくジューシーに仕上がります。


低温調理した鶏チャーシューの粗熱を取る

30分経ったら、念のため、鶏肉に完全に火が通っているか確認してみてください。

もし生の部分がある場合は、もう少し長く茹でてください。

十分に火が通っていたら、袋に入れたまましばらく置いて粗熱を取ります。

粗熱が取れたら袋から出す

この鶏チャーシューは、できたてをすぐに食べられるように、塩気をしっかり効かせた味付けになっています。
ですから、袋に入れたまま調味料に浸かった状態でずっと置いておくのは、あまりおすすめしません。
味が濃くなってしまうためです。

粗熱が取れたら、鶏肉を袋から取り出し、ラップでピッタリ包むのがおすすめです。
ラップをしておくと、しっとり感がキープできます。


低温調理した鶏チャーシュー

食べやすい大きさに切ったらできあがり。

この鶏チャーシューは、ムネ肉の旨味が引き立つ少ししっかりめの味付けです。
瑞々しくて柔らかいムネ肉の食感が最高ですよ。


鶏チャーシューの作り置き

冷蔵庫に入れれば4〜5日くらい日持ちします。

チャーシューの代わりにラーメンに添えるのはもちろんのこと、サラダに加えたり、そのままお酒のおつまみにしても美味しいですよ。

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