酒粕甘酒の作り方・レシピ。ダイエットにもおすすめ。

酒粕甘酒

酒粕を使った甘酒の作り方をご紹介します。

調理時間はたったの3分です。

なお、甘酒には「酒粕の甘酒」と「麹の甘酒」の2種類がありますが、今回ご紹介する酒粕の甘酒にはダイエット効果が期待できます。
詳しくは記事の後半で解説します。

材料

1人分:調理時間3分
酒粕 40g
砂糖 15gくらい
200ml
しょうが汁 好みで少々

作り方

酒粕を鍋に入れる

  1. ① 小鍋に水(200ml)と砂糖(15gくらい)を入れ、酒粕(40g)を手でちぎって加え、火にかけます。
砂糖の量はお好みです。
15gくらいだと、すっきりした甘さに仕上がります。

なお、酒粕は、溶けやすいように手で小さくちぎって加えてください。


酒粕を煮立てる

  1. ② ヘラで酒粕を砕きながら、さっと煮立てたら完成です。
    お好みで、しょうが汁(少々)を混ぜていただきます。
しょうが汁を混ぜると、風味が増して、甘みもより引き立ちます。


酒粕甘酒

酒粕の味がしっかりと感じられる、濃厚な甘酒が作れます。
麹の甘酒とくらべると独特の風味がありますが、それがこの甘酒の魅力です。
酒粕の味が好きな方におすすめの甘酒です。

酒粕甘酒のダイエット効果

ところで、酒粕の甘酒は、ダイエット効果が期待できると言われています。
「酒粕の甘酒」と「麹の甘酒」、それぞれの違いをざっくり説明すると、下の表になります。

酒粕甘酒と麹甘酒の違い
酒粕甘酒 麹甘酒
アルコール 1%以下 ノンアルコール
甘みの成分 砂糖 ブドウ糖
ダイエット

発酵によって生じたブドウ糖が甘みの成分なのでノンシュガー。

医学博士の白澤卓二さんによると「酒粕の甘酒」がダイエットに効く理由は、酒粕に含まれるレジスタントプロテインというたんぱく質にあります。
この栄養成分は、体内で油と一緒になり、油を排泄してくれる働きがあるそうです。
油が体に吸収されにくくなるので、太りにくいというわけです。

また、カロリーも、「麹の甘酒」よりも「酒粕の甘酒」の方が実は低いそうです。
その理由は、ブドウ糖よりも砂糖の方が少ない量で甘くすることができるから。
意外ですが、砂糖を使っている方がカロリーを抑えられるそうですよ。
(ダイエットに関する一部情報元:TBSテレビ「この差って何ですか?」2018年4月17日放映)


ちなみに、白澤さんによると、もう一方の「麹の甘酒」には、疲労回復や美肌などの効果が期待できるようです。
麹と酒粕の甘酒の健康効果の違いについては「2種類の甘酒の効能」にまとめましたので、ご興味のある方は合わせてご覧ください。

また、当サイトでは、「麹の甘酒」のおすすめレシピも2つご紹介しています。

1つめは、タレントの北斗晶さんが考案した「麹の甘酒」。

麹の甘酒
すっきりした甘みが特徴で、北斗さんは、健康な体作りと免疫力アップのために日頃からよくこの甘酒を飲むそうです。

2つめのレシピは、医学博士の白澤卓二さんが考案した「麹の甘酒」。

麹の甘酒
こちらは、北斗さんのとくらべると麹をあまり薄めないので、しっかりした甘みが残ります。

「麹の甘酒」は、60度くらいの温度を保って発酵させる工程があるので、今回ご紹介した「酒粕の甘酒」ほど簡単にはできません。
でも、味に深みがあって、また違った美味しさがありますよ。

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