甘酒を使った満足度の高いおかずレシピをご紹介します。
甘酒ベースの甘辛いタレに鶏肉を漬け込んで、フライパンでこんがりと焼いた、「鶏肉の甘酒漬け焼き」のレシピです。
鶏肉は、じっくりと一晩ほどかけて漬けるのがおすすめです。
米麹の甘酒に鶏肉を漬け込むと、お肉のくさみが取れるうえに、しっかりとした旨味が加わって、美味しさがグッとアップします。
そのうえ、麹に含まれる酵素の働きによって肉のたんぱく質が分解されるので、とても柔らかい食感に仕上がります。
夕食のメインおかずにぴったりですし、お弁当おかずとしても便利ですよ。
材料
鶏もも肉 | 大1枚(300g) |
甘酒※ | 大さじ6(108g) |
醤油 | 大さじ2 |
おろし生姜 | 小さじ2 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
※飲料用に薄められていない米麹の甘酒を使用する。
作り方
まず、鶏もも肉(大1枚:300g)の厚みのある部分に切れ目を入れて、全体をやや薄めの平らにならします。
そして、一口大に切ります。
鶏肉はこのあとに甘酒に漬け込みますが、甘酒に漬けると、焼いた時に焦げやすくなります。
適度に焦げ目が付くのはいいですけど、焦げすぎはNG。
そのため、少し薄めにならしておくことで短時間で火が入るようにして、焦げすぎるのを防ぎます。
次に、鶏肉をビニール袋に入れ、甘酒(大さじ6:108g)・醤油(大さじ2)・おろし生姜(小さじ2)を加えます。
甘酒などを加えたら、手でよく揉みます。
そして、袋の中の空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫に一晩入れます。
鶏肉を甘酒に漬ける時間は、一晩くらいがおすすめです。
時間をかけてじっくり漬け込むことで、甘酒が鶏肉の中までしっかり浸透して、食感が柔らかくなるえに、美味しさもアップします。
なお、このお料理を作り置きする場合は、焼いた後ではなく、甘酒に漬け込んだこの段階で保存する方が美味しさをキープできます。
焼いた後に冷蔵庫に置くと肉の食感がかたくなってしまいますが、甘酒に漬け込んだ状態であれば、そうした心配はありません。
日持ちは、冷蔵保存で5日ほどが目安です。
漬け込んで一晩経ったら、フライパンにサラダ油(大さじ1/2)をひき、鶏肉の汁気を切って皮目を下にして並べ、火にかけます。
そして、弱めの中火〜弱火で、両面を9〜10分ほど焼いたら完成です。
お肉にはほんのりと焦げ目が付いた方が美味しいですけど、あまり焦げすぎてしまわないように、火力を調整しながら中までじっくり火を通してみてください。
つかう調味料は、甘酒と醤油の2つだけ。
とてもシンプルなお料理ですが、甘酒の優しい甘みが鶏肉に染み込んで、とても深みのある味に仕上がります。
肉を一晩漬けると聞くと、なんだか面倒くさそうなイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はかなり簡単です。
寝る前にたった数分作業するだけで、仕込みは完了。
後は、翌朝以降に焼くだけなので、かなり手軽に作れます。
忙しい朝でもパパッと作れるため、お弁当おかずとしてもおすすめですよ。
日持ち:焼く前の甘酒に漬けた状態で冷蔵保存5日
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