けんちん汁の作り方。具沢山で美味しい、醤油仕立ての簡単レシピ。

投稿日:2018年12月10日 更新日:

けんちん汁の人気レシピ

けんちん汁のおすすめレシピをご紹介します。

野菜がたっぷりと入った、王道のけんちん汁。
料理研究家の栗原心平さんが考案した「具だくさんのけんちん汁」です。

けんちん汁の発祥は、もともとは精進料理。
具材に豚肉や鶏肉などの肉類は使わず、また出汁にも鰹節や煮干しなどの魚類を入れないのが基本です。

今回ご紹介するレシピは、鰹出汁で旨味を出しますが、具材には肉や魚を一切使いません。
味付けは、人気の醤油味。
野菜の旨味たっぷりの、とても美味しいけんちん汁です。
作り方も簡単ですよ。

けんちん汁のアレンジレシピ

さらに、けんちん汁のレシピをもう1品ご紹介します。
こちらは、ちょっと変わったけんちん汁で、おつゆに牛乳を使い、味噌で味付けします。
洋風なテイストが加わっているので、パン食にも合せやすいです。

考案したのは、雪印メグミルク。
こちらも合わせてご覧ください。

(一部情報元:テレビ東京「男子ごはん」2018年12月2日放映、日本テレビ「ヒルナンデス!」2015年6月15日放映)

けんちん汁の基本レシピ

けんちん汁のレシピ

栗原さんの「具だくさんのけんちん汁」のレシピです。

全工程は、後ほど写真をもとに説明します。

材料【2人分:調理時間15分】
れんこん 70g
ごぼう 40g
にんじん 30g
大根 80g
こんにゃく 80g
油揚げ 1枚(35g)
かつおだし ※1 500cc
薄口醤油 ※2 大さじ2
みりん 大さじ1
適量
酢・水 各適量
万能ねぎ 適量

※1 顆粒だしを水に溶いて使っても美味しくできます。
※2 普通の醤油でも作れます。

作り方
  1. れんこんは皮をむき、厚さ3ミリの半月切りにし、酢水にさらす。
    ごぼうはタワシなどで皮をこそぎながら洗い、皮付きのまま3ミリの斜め薄切りにし、酢水にさらす。
    れんこんとごぼうをザルに上げ、流水で酢を洗い流す。
  2. にんじんは3ミリの半月切りにし、大根は3ミリのいちょう切りにする。
    こんにゃくは小さめの一口大に手でちぎり、油揚げは1センチ角に切る。
  3. ごぼう・にんじん・かつおだしを鍋に入れ、火にかける。
    沸騰したら、れんこん・大根・こんにゃくを加えて煮る。
    大根が透明になったら、油揚げを加えてひと煮たちさせる。
  4. 薄口醤油・みりんを加え、味見をして塩で整える。
    器によそい、小口切りにした万能ねぎをのせたらできあがり。

写真をもとにレシピを説明します。

けんちん汁のレシピ
このけんちん汁のごぼうは、皮をむかずに使います。

ごぼうはタワシを使って、皮をしっかりこすり洗いするだけで、きれいになります。


けんちん汁のレシピ
【工程1】
まず、れんこん(70g)の皮をむき、厚さ3ミリの半月切りにし、酢水にさらします。

そして、洗ったごぼう(40g)を皮付きのまま3ミリの斜め薄切りにし、酢水にさらします。

ちなみに酢水の分量は、水(500ml)に対し、酢(小さじ1/2)くらいがおすすめです。

酢水にさらす理由は、変色を防いだり、アクを取るためです。
さらす時間は、1〜2分程度で十分です。


けんちん汁のレシピ
次に、れんこんとごぼうをザルに上げ、流水でさっと洗い、酢を落とします。


けんちん汁のレシピ
【工程2】
続いて、にんじん(30g)を3ミリの半月切りにし、大根(80g)を3ミリのいちょう切りにします。

そして、こんにゃく(80g)を小さめの一口大に手でちぎり、油揚げ(1枚:35g)を1センチ角に切ります。

【調理のポイント】
こんにゃくは手でちぎると、食感が良くなります。

けんちん汁のレシピ
【工程3】
次に、ごぼう・にんじん・かつおだし(500cc)を鍋に入れ、火にかけます。

かつおだしは、和風顆粒だし(適量)を水(500cc)に混ぜて作っても、美味しくできます。


けんちん汁のレシピ
沸騰したら、れんこん・大根・こんにゃくを加え、大根が透明になるまで煮ます。

【調理のポイント】
ごぼうとにんじんは火の通りが悪いので、火にかける前に鍋に入れ、残りの野菜は、沸騰させてから加えます。

栗原さんによると、このけんちん汁は、野菜を入れるタイミングがポイントです。
鍋に入れるわずかな時間差で、野菜の火通りが均一になります。


けんちん汁のレシピ
大根が透明になったら、油揚げを加え、ひと煮立ちさせます。


けんちん汁のレシピ
【工程4】
続いて、薄口しょうゆ(大さじ2)・みりん(大さじ1)を加え、お好みで塩(適量)で味を整えます。

薄口醤油がない場合は、普通の醤油で代用しても美味しくできます。


けんちん汁の人気レシピ
最後に器によそい、小口切りにした万能ねぎ(適量)をのせたら完成です。

このけんちん汁は、野菜すべてにほど良い食感が残り、野菜の旨味がしっかり出ていて、とても美味しいです。

まさに王道のけんちん汁。
けんちん汁の基本レシピが知りたければ、このレシピを参考にするといいと思います。


けんちん汁のレシピ

けんちん汁の日持ち

このけんちん汁は、週末の時間がある時に、作り置きするのもいいですよ。

日持ちは、冷蔵で2日くらいと考えてください。

続いて、けんちん汁のアレンジレシピをご紹介します。

けんちん汁のアレンジレシピ

けんちん汁のレシピ

次にご紹介するのは、雪印メグミルクが考案した「みるくけんちん汁」です。

水の代わりに牛乳を使った、パンや洋食にも合わせやすいけんちん汁です。

同社によると、牛乳の旨味とコクをいかすと、塩分を52%もカットできるそうです。

このレシピは、塩分だけでなく、だしの量も通常の半分程度になっています。

材料【4人分:調理時間15分】
木綿豆腐 80g
ゴボウ 50g
ニンジン 40g
レンコン 50g
生シイタケ 2枚
400ml
だしの素 小さじ1/2
味噌 大さじ1と1/2
牛乳 200ml
サラダ油 適量
作り方
  1. 豆腐・ゴボウ・ニンジン・レンコン・シイタケを食べやすい大きさに切る。
  2. フライパンにサラダ油を引き、ゴボウ・ニンジン・レンコン・シイタケを炒める。全体に油がまわったら、水・だしの素を加え10分ほど煮る。
  3. 野菜に火が通ったら、豆腐を加え、味噌を溶く。牛乳を注ぎ、1分ほど煮たらできあがり。

写真をもとにレシピを説明します。

けんちん汁のレシピ
【工程1】
まず、木綿豆腐(80g)・ゴボウ(50g)・ニンジン(40g)・レンコン(50g)・シイタケ(2枚)を食べやすい大きさに切ります。

冒頭のレシピでもお伝えした通り、ゴボウやレンコンは、切った後に酢水(水でもOK)にさらすと、色よく仕上がり、アクが取れます。


けんちん汁のレシピ
【工程2】
次に、フライパンにサラダ油(適量)を引き、ゴボウ・ニンジン・レンコン・シイタケを炒めます。


けんちん汁のレシピ
全体に油がまわったら、水(400ml)・だしの素(小さじ1/2)を加え、10分ほど煮ます。

煮る時間は、野菜の大きさによって若干変わりますので、好みの食感になるまで火を入れるといいですよ。


けんちん汁のレシピ
【工程3】
野菜に火が通ったら、豆腐を加え、味噌(大さじ1と1/2)を溶きます。


けんちん汁のレシピ
最後に牛乳(200ml)を注ぎ、1分ほど煮たら完成です。


けんちん汁のレシピ
牛乳を入れた後は、あまり長時間煮ない方がいいです。

さっと温める程度がおすすめです。


けんちん汁のレシピ
牛乳のコクと旨味をいかした、優しい味わいのけんちん汁です。

塩分やだしを減らしても、十分美味しくいただけます。

けんちん汁というと和食のイメージがありますが、これは、朝食のパンに添えてもいいですし、夕食の洋風おかずとも合わせやすいですよ。

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