セロリの冷凍保存・冷蔵保存について解説します。
セロリは常温保存に向かない食材なので、買ったらすぐに冷蔵庫に入れます。
冷蔵保存での日持ちは、1週間ほどです。
また、セロリは冷凍することもできます。
ただし、セロリの茎も葉も、冷凍することで食感が失われて、かなり柔らかくなります。
ですから、サラダや和え物など、シャキシャキ感をいかす料理には向きません。
柔らかくなるまで煮込んでしまうか、あるいはスープのだしに使うなど、使い道がかなり限定されます。
セロリを長期保存するのなら、ピクルスや塩漬けなどの保存食に加工してしまうのがおすすめです。
セロリの冷凍保存・冷蔵保存について詳しくお伝えします。
セロリの冷蔵保存
セロリの冷蔵保存期間:1週間
というのは、セロリの葉と茎をつなげたまま保存すると、メインの可食部分である茎の栄養や旨味が、葉にどんどん吸い取られてしまいます。
そのうえ、葉の方が傷みやすいために、それに引っ張られてセロリ全体が日持ちしにくくなります。
セロリを冷蔵保存する場合は、葉と茎を切り離したうえで、それぞれをキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて口を縛って、野菜室か冷蔵室へ。
茎の部分は、根元を下にして立てて置くと、より日持ちしやすくなります。
保存期間の目安は、1週間ほどです。
セロリの冷凍保存
セロリの冷凍保存期間:1ヶ月
セロリを長期保存したいのなら、冷凍という手ももちろんあります。
冷凍する場合は、使い勝手が良いように、茎と葉を別々にして、それぞれを使いやすい大きさに切って保存袋に入れます。
使う際には、解凍しないで、凍ったままの状態で調理します。
ただ、冒頭でもお伝えしたとおり、冷凍セロリは、生のままのセロリとくらべてかなり食感が柔らかいです。
茎の部分は、セロリ特有のシャキシャキ感が失われてフニャッとした食感に。
また、葉の部分は、水気が抜けてパサパサとした食感になり、生の状態とくらべて、より食べにくくなります。
ですから、冷凍セロリは、サラダや和え物には全く向きません。
冷凍セロリの茎の部分が使えるお料理としては、たとえば、食感が気にならないくらい柔らかくしてしまうような、スープや煮物。
冷凍した葉の部分は、どう調理しても食感があまり良くないので、スープの出汁取りに使う程度にとどめ、出し殻は引き上げてしまう方がいいです。
セロリの保存食
セロリの食感や味をキープしつつ長期保存したいのなら、セロリの保存食を作るのがおすすめです。
たとえば、「セロリのピクルス」。
セロリを食べやすい大きさに切り、甘酢に一晩漬け込んだら完成です。
手間もほとんどかからないうえに、冷蔵で1ヶ月も保存できます。
また、賞味期限はピクルスよりも短くなりますが、「セロリの塩漬け」も保存食としてとても便利です。
セロリのクセは塩漬けにするだけで和らぐので、セロリが苦手な家族がいるという方にもおすすめ。
保存期間は、冷蔵で10日ほどです。
そのまま鰹節をかけて食べても美味しいですし、サラダや和え物、炒め物など、料理にも幅広く使えます。
セロリが余って食べきれないという場合は、こうした保存食に加工しておくと、美味しいうえに日持ちするのでいいですよ。
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