しいたけでよく使われる切り方と、その名前と使い方を解説します。
「花切り」や「四つ割り」、「そぎ切り」や「薄切り」など、合計6パターンの切り方についてです。
鍋によく使われる「花切り」
しいたけの切り方にはいくつかの種類がありますが、その中で「この名前が知りたい」「このやり方が知りたい」というニーズがもっとも高いのは、おそらく「花切り(星型切り)」と呼ばれる切り方ではないかと思います。
この切り方は、水炊きやすき焼きなどの鍋料理、天ぷら、お正月のおせちの煮物や筑前煮、焼き肉やバーベキューなどにもよく使われます。
見た目が美しいのがとても印象的ですが、しいたけを丸ごと使うわりに火が通りやすく、また、味が染みやすいという特徴も兼ね備えています。
「花切り」の切り方は、下の動画を参考にしてください。
十字の目安線を入れてから、花びら型に切っていくのがコツです。
なお、この動画では、「花切り」と合わせて、「亀」の切り方も解説しています。
炒め物や煮物に「四つ割り」
こちらは、中華風の炒め物や酢豚、煮物などによく使われる「四つ割り」という切り方です。
「四つ割り」は、初心者でもすぐに簡単に切ることができます。
しいたけの軸を取り除き、傘のひだの方を下にして、まな板に置きます。
上から十字の形に包丁で切って、四等分したらお終いです。
肉厚なので、食感がしっかり出るうえに、旨味も感じやすくなります。
また、見た目に存在感があるのも特徴です。
「そぎ切り」は炒め物に便利
こちらは、「そぎ切り」という切り方です。
「そぎ切り」は、包丁を寝かせてしいたけを斜めに切る方法で、八宝菜をはじめとした炒め物などによく使われます。
なお、「そぎ切り」のやり方は、2パターンあります。
具体的な手順は、下の動画を参考にしてください。
「薄切り」は汁物や和え物に
「薄切り」も、しいたけの切り方の中では定番です。
「薄切り」は、その名の通りしいたけを端から薄く切り分ける方法で、「味噌汁」や「スープ」、「和え物」などによく使われます。
「薄切り」の切り方は、下の動画を参考にしてください。
薄切りを作ると、このあとに紹介する「千切り」や「みじん切り」も簡単に作れます。
肉だねやソースに使われる切り方
- 千切り
- みじん切り
最後にご紹介するのは、「千切り」と「みじん切り」。
「千切り」は、薄切りにしたしいたけを、さらに2ミリぐらいの幅の細い棒状に分ける切り方のこと。
「みじん切り」は、さらにそれを端から細かくする切り方です。
具体的な切り方は、上の動画を参考にしてください。
「千切り」も「みじん切り」も、使われるお料理はわりと似ています。
たとえば、シュウマイや餃子や春巻きの餡に混ぜ込んだり、ハンバーグの肉だねに練りこんだり、あるいは、肉料理などに添えるソースの具材として使われることが多いです。
以上、しいたけの切り方についてお伝えしました。
今回ご紹介した6パターンの切り方を知っておくだけで、たいていの料理に対応できますよ。
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