もつの下処理(下茹で)の方法を解説します。
もつはそのまま調理すると臭みや余分な脂が残るため、適切な下処理を行うことが大切です。
- 牛もつの下処理
臭みが少ないため、短時間の下茹でで十分。 - 豚もつの下処理
臭みが出やすいので、塩揉み+しっかり茹でるのがポイント。 - 茹でもつ(ボイルもつ)の下処理
牛も豚も、軽く湯通し(1〜3分)だけで使いやすくなる。
もつ鍋やもつ煮込みを美味しく作るには、基本の下処理が欠かせません。
この記事では、牛もつ・豚もつそれぞれのおすすめの下処理方法を詳しく紹介します。
材料
もつ(牛か豚) | 300g |
湯 | 1.5リットル |
牛の生もつの下処理(下茹で)
- ① 鍋に湯(1.5リットル)を沸かし、牛の生もつ(300g)を加えます。
ゼラチン質のぷるんとした食感が損なわれない程度に、1〜2分ほど湯がき、臭みや余分な脂を抜きます。 - ② ザルに上げ、流水で軽く洗って水気を切ったら完了です。
もつ鍋を作る場合は、さらに、もつの皮の両サイドにキッチンバサミで細かい切り込みを入れておくと、口に入れた時に噛み切りやすくなります。
このように、牛もつの場合は、下茹でするだけなのでとても簡単です。
なお、もつの量を増やす場合は、湯の量も増やすことで、より効果的な下処理ができます。
豚の生もつの下処理(下茹で)
- ① 豚の生もつ(300g)を流水でよく洗い、表面に付着した血や汚れをきれいに流してから、水気を切ります。
- ② 塩(小さじ1)を加え、1分ほど揉み込みます。
流水で塩をきれいに洗い流して臭みを取り除き、ザルに上げます。
- ③ 鍋に湯(1.5リットル)を沸かし、もつを加えて4〜5分ほど湯がき、臭みや余分な脂を抜きます。
別のきれいなザルに上げて、水気を切ります。
- ④ 流水に当てて冷ましてから、ボールに移します。
ため水で2回ほどゆすいで余分な脂を流し、水気を切ったら完了です。
牛もつと違って、豚もつの場合は少し手間がかかります。
でも、下処理しない場合とくらべて大きく味が違うので、ぜひこの工程を取り入れてみてください。
茹でもつ(ボイルもつ)の下処理
- ① 鍋に湯(1.5リットル)を沸かします。
茹でもつ(300g)を加えて1〜3分ほど湯がき、臭みや余分な脂を抜きます。 - ② ザルにあげて水気を切ったら完了です。
茹でもつは既に下処理されているので、豚もつを使う場合でも、下茹でするだけで十分です。
以上、もつの下処理(下茹で)について解説しました。
牛の生もつは、短時間下茹でする。
豚の生もつは、塩揉みした後に、しっかり茹でる。
茹でもつは、牛でも豚でも短時間下茹でする。
ぜひ実践してみてください。
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