お多福豆づくりに挑戦してみました。

お多福豆


乾燥空豆を使って、お多福豆づくりに挑戦しました。
お多福豆とは、お節料理に用いられる大きくて真っ黒い煮豆のことです。

初めての挑戦だったので、ネット上でレシピを調べてみましたが、なぜか片手で数える程度の情報しか得られませんでした。
私がお多福豆づくりについて知ったことは、2つあります。

  1. 重曹を使わなければ、豆の外皮が柔らかく煮えないようだ。
  2. 鉄鍋を使うことで、(または鉄製のものと一緒に煮ることで)真っ黒い豆に煮上がるようだ。

お正月の黒豆レシピではお約束の重曹と鉄です。
でも、我が家の黒豆レシピは、両方とも使いません。
なぜなら。重曹を入れるとまずくなるし、わざわざ鉄を使うほど黒く仕上げる必要を感じないからです。
黒豆の場合は、そのままでも十分黒く美しく仕上がると思います。

ですから空豆も、あえて重曹と鉄を使わずに煮てみました。


重曹と鉄くぎを使わないで、お多福豆をつくる

重曹と鉄くぎを使わないで、お多福豆をつくってみました。
試作は次のように行いました。

材料

乾燥空豆 300g
砂糖 300g
小さじ1/4

作り方

  1. たっぷりの水を鍋に入れ、乾燥空豆を加え、火にかける。
    沸騰して2~3分したら、煮こぼす。
    これを2回繰り返す。
  2. たっぷりの水と空豆を鍋に入れ、豆が柔らかくなるまで煮る。
    途中、2回に分けて砂糖を加える。
    最後に塩を加え、火を止める。
    一晩置いて味を含ませる。

お多福豆

上の写真が、できあがったお多福豆です。
失敗してしまいました。

皮を柔らかくするため、黒豆にくらべるとかなり長時間加熱しましたが、できあがったお多福豆は、それでも皮が固いままです。
また、一方の中身は、柔らかくなり過ぎてしまいました。
色は黒っぽくはなりましたが、薄くてムラがあるため、まったく美味しそうに見えません。

お店で売られているお多福豆は、どのようにつくられているのでしょうか。
お多福豆を上手につくるには、やはり重曹と鉄くぎが必要なのかもしれません。

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