トビウオのレシピ決定版|この食べ方が旨い!ふんわりすり身唐揚げ

トビウオのレシピ・食べ方
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トビウオの食べ方で迷ったときにおすすめしたいのが、この「すり身揚げ」のレシピです。
トビウオは淡白な味わいなので、塩焼きやお刺身にすると、あっさりしすぎてちょっと物足りない…と感じることもあります。

そんなときにぴったりなのが、すり身にして野菜を加えたこの唐揚げ風レシピ。
油のコクと、玉ねぎやパプリカの甘みが合わさり、香ばしくて味わい深い一品に仕上がります。
さらに卵入りのタルタルソースを添えれば、見た目も華やかで、満足感たっぷりの主菜に。

この記事では、トビウオをすり身にして唐揚げ風に仕上げる作り方を、写真つきで丁寧に解説します。


材料

直径3~4センチ12個分
トビウオ(皮なし・三枚おろし) 200g(大2尾分)
玉ねぎ 120g
赤パプリカ 40g
すりおろしにんにく 5g(1かけ分)
1個
醤油 小さじ1/4
小さじ1
黒こしょう 少々
片栗粉 大さじ1/2
揚げ油 適量(鍋に深さ2cmほど)
タルタルソース
ゆで卵 1個
玉ねぎ 20g
きゅうりピクルス 15g
マヨネーズ 大さじ3(36g)
米酢 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/3
小さじ1/4
こしょう 少々

トビウオのおすすめレシピ・食べ方

トビウオをすり身にする

三枚おろしにしたトビウオを包丁で刻む
トビウオをフードプロセッサーですり身にする
  1. ① トビウオ(皮なし三枚おろし:200g)を軽く刻み、フードプロセッサーを使ってすり身にします。
  • トビウオは皮を引いた三枚おろしの状態で使います。皮つきの場合は、すり身にする前に皮をむいておくと、なめらかに仕上がります。
  • トビウオの三枚おろしは、基本の流れは「いわしの三枚おろし」とほぼ同じです。骨がやや硬めですが、包丁をしっかり当てれば問題ありません。
  • 腹ビレの根元に硬い部分があるため、ここは切り落としておくと扱いやすくなります。


野菜を切り、タルタルソースを作る

玉ねぎとパプリカを粗みじん切りにする
タルタルソースを作る
  1. ② 玉ねぎ(正味120g)と赤パプリカ(正味40g)を粗みじん切りにします。
    これらは後でタネに混ぜる野菜です。
  2. ③ タルタルソースを作ります。
    1. ゆで卵(1個)を用意し、黄身と白身に分けます。白身はみじん切りにします。
    2. 玉ねぎ(20g)ときゅうりピクルス(15g)もみじん切りにします。
    3. ボウルに、ゆで卵・玉ねぎ・きゅうりピクルス・マヨネーズ(大さじ3:36g)・米酢(小さじ1/2)・砂糖(小さじ1/3)・塩(小さじ1/4)・こしょう(少々)を入れ、全体がなじむまでよく混ぜます。

より詳しく:タルタルソースの作り方


トビウオのすり身をこねる

トビウオのすり身を手でこねる

  1. ④ すり身をボウルに入れ、塩(小さじ1)を加え、手で軽く混ぜて粘りを出します。
塩を加えて混ぜることで、魚のたんぱく質が溶け出し、粘りが出やすくなります。
これによって、後から加える玉ねぎや卵などの具材がしっかりなじみ、崩れにくいタネに仕上がります。


すり身に野菜と調味料を混ぜる

トビウオのすり身に野菜と調味料を混ぜる

  1. ⑤ ボウルに玉ねぎ・パプリカ・すりおろしにんにく(5g:1かけ分)・卵(1個)・醤油(小さじ1/4)・塩(小さじ1)・黒こしょう(少々)・片栗粉(大さじ1/2)を加えます。
    全体が均一になる程度に、手でやさしく混ぜ合わせます。
片栗粉は大さじ1/2を目安に加え、生地が柔らかすぎる場合は様子を見ながら少量ずつ追加してください。
加えすぎると食感が固くなるため、少しずつ調整するのがポイントです。

タネを12等分に分ける

トビウオのタネをスプーンと手で成形する

  1. ⑥ タネを12等分に分け、スプーンですくって手のひらにのせ、一口大の小判型(直径3〜4cm、厚さ1.5cmほど)に整えます。
    形が整ったものから順に皿に並べておきます。
    詳しい成形の様子は冒頭の動画をご参照ください。

タネを揚げる

トビウオのすりみを油で揚げる
トビウオのすりみを裏返して揚げる
  1. ⑦ 鍋に揚げ油を2センチほど注ぎ、160〜170度に熱します。
    タネを入れ、まず片面を1分〜1分半ほど揚げたら、裏返します。
    さらにもう片面も1分〜1分半ほど揚げ、両面合わせて合計2〜3分を目安に火が通るまでこんがりと揚げます。
    揚がったら取り出して、油を切ります。
温度計がない場合は、菜箸を水で濡らしてから水気を拭き取り、油に入れてみてください。
細かい泡がすこし勢いよく出てくれば、160〜170度の目安です。
泡の出方は、こちらの比較動画をご覧ください。


トビウオのふんわり揚げの完成!

トビウオのすり身のふんわり揚げ

  1. ⑧ 皿に盛り、タルタルソースを添えたら完成です。

トビウオで作ったとは思えないほど、コクと深みのある味わいに仕上がる一品。
小骨が多くて食べづらい印象のあるトビウオも、すり身にすれば口当たりがやさしくなり、お子さまにも食べやすくなります。
ぜひ揚げたての熱々をほおばって、その美味しさを堪能してみてください。

よくある質問(FAQ)

トビウオの骨は、すり身にすれば気になりませんか?

トビウオは小骨が多い魚ですが、三枚おろしにして皮を引き、しっかりとすり身にすれば、骨はほとんど気にならなくなります。
どうしても気になる場合は、すり身にする前に指でなぞって小骨を取り除いておくと、より安心です。

すり身が柔らかすぎて成形しにくいのですが?

卵や玉ねぎの水分で、生地が柔らかくなってしまうことがあります。
その場合は、片栗粉を少しずつ加えて調整すると、まとまりやすくなります。
また、手でしっかりこねることで粘りが出て、成形しやすくなります。

冷凍保存はできますか? 解凍後の味や食感は落ちませんか?

揚げた後であれば、冷凍保存が可能です。
粗熱を取ってから1個ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍してください。
食べるときは、冷蔵庫で自然解凍後、トースターや魚焼きグリルで温め直すと、衣がカリッとしやすくなります。
味や食感の劣化も比較的少ないため、作りすぎたときの保存にもおすすめです。

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