アボカドの変色を防ぐ方法をご紹介します。
アボカドは色が黒く変わっても食べられますが、見た目がきれいだと料理が映えますよね。
そこで今回、ネットで話題になっている変色防止方法を比較しました。
電子レンジでチン、レモン汁を塗る、油を塗るの3パターン。
その結果、電子レンジでチンが最も優れていることが分かりました。
実は、黒くなるのを防ぐ効果に関しては、3つとも大きな違いはありません。
どれも一定の効果があります。
でも、手軽さと使い勝手の良さに関しては、電子レンジに大きく軍配が上がります。
別の食材を用意する必要がないですし、何より味も変わりません。
半分に切ったアボカド(種ごと)を、ラップをせずに500wの電子レンジで20秒加熱するだけでOKです。
サンドイッチの具材にしたりお弁当のおかずにするなら、アボカドを電子レンジであらかじめ加熱して、色変わりを防止するのがおすすめですよ。
ちなみに、料理に使うのではなく、冷蔵庫で保存する場合は、アボカドの切り口にラップをぴったり密着させるのがベストです。
写真をもとに、色止めの方法3パターンを比較した結果をお伝えします。
アボカドの色止めをする方法
まずアボカドを切ったものを4つ並べ、写真を撮った後に、別々の方法で色止めをしてみました。
写真左から、電子レンジでチン・レモン汁を塗る・油を塗る・何もしないです。
ちなみに電子レンジでチンする方法は、アボカド1個を半分に切り、種がついたままラップをせずに電子レンジに入れ、500wで20秒加熱しました。
これは、色止めをしてから5時間経った様子です。
5時間というと、アボカドでサンドイッチのお弁当を作ったとすると、ちょうどお昼に食べるくらいの時間です。
結果は、何もしなかったアボカド(一番右)がやや濃いめに変色していますが、残りの3個(レンジ・レモン汁・油)は色が同じくらいです。
これら3個は、何もしなかったものと比べて少し変色が抑えられています。
これは17時間ほど経ったアボカドの様子です。
アボカドを切って17時間放置すること自体があまり現実的ではありませんが、比べてみました。
結果は、どれもあまり変わりません。
半日以上経ってしまうと、色止めの効果は無くなってしまうようです。
ちなみに私は、これと同じ実験をもう1度試しましたが、結果は同じでした。
半分に切ったアボカド(種ごと)を、ラップをせずに電子レンジ(500W)で20秒加熱します。
レモン汁や油を塗ってもアボカドの変色は防げますが、どれも効果はほぼ同じなので、最も手間いらずで味も変わらない電子レンジが便利。
ところで、これまでご紹介した方法は、あくまでもアボカドを料理に使う場合の色止めの方法です。
冷蔵庫で保存する場合は、ラップをするのがベストです。
アボカドの変色を防ぐ保存方法
アボカドを冷蔵庫で保存する場合は、切り口にラップをぴったりと密着させるのが一番です。
アボカドの変色の原因は、アボカドに含まれるポリフェノールなどが空気に触れてメラニン色素が作られるためなので、果肉を空気にさらさないことが大切です。