
アボカドは、食べ頃の見極めや保存方法が少し分かりにくい食材です。
常温で追熟させる方法や、冷蔵・冷凍で上手に保存するコツを知っておくと、最後までおいしく使い切れます。
この記事では、「追熟」「冷蔵保存」「冷凍保存」の3つの方法を写真つきでわかりやすく解説。
半分だけ使ったときの保存法や、冷凍アボカドの活用アイデアも紹介しています。
さらに、追熟に失敗しないポイントもあわせてご紹介します。
アボカドの食べ頃の見分け方
食べ頃のアボカドは、皮が黒っぽくなり、そっと触ったときに弾力を感じる状態です。
固い場合はまだ熟しておらず、指が沈むようなら熟しすぎです。
完熟の見極めが難しいときは、「ヘタの周囲」をチェックしてみてください。
ヘタの部分を軽く押して少しへこむくらいがベストタイミングです。
常温で追熟する方法

未熟なアボカドは、常温で追熟させます。
20度前後の室温が最適です。
5度以下では低温障害を起こすことがあるため、冷蔵庫には入れないでください。
- リンゴやバナナと一緒にポリ袋へ(エチレンガスの効果)
- 新聞紙に包んで、こたつやエアコンの近くに置く(冬場に有効)
直射日光は避け、風通しのよい暗所で追熟しましょう。
アボカドの冷蔵保存(丸ごと・半分)
完熟アボカドを丸ごと冷蔵

完熟したアボカドは、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。
冷蔵保存で3〜4日ほど日持ちします。
半分に切ったアボカドを冷蔵

- 切り口にレモン汁や塩水をかける。
- 種は残したままラップでぴったり包む。
- 冷蔵庫(野菜室)で保存する。
この方法で冷蔵すると、アボカドが変色しにくいです。
2〜3日ほど保存可能です。
アボカドの冷凍保存と活用術

アボカドを長期保存したいなら、冷凍保存もできます。
- アボカドを一口大にカットする。
- 変色を防ぐため、レモン汁または塩水をふりかける。
- ラップでぴったり包み、冷凍用保存袋へ。
冷凍すれば約2週間保存できます。
冷凍アボカドの使い方
- 冷蔵庫で自然解凍してディップやスムージーに
- 凍ったまま味噌汁やスープに投入して加熱調理
- フライパンで焼く料理のトッピングにもおすすめ
まとめ:アボカドの保存方法 早見表
状態 | 保存方法 | 保存期間 |
---|---|---|
未熟 | 常温で追熟(20度前後) | 数日〜1週間 |
完熟 (丸ごと) |
ポリ袋+冷蔵 | 約3〜4日 |
完熟 (半分) |
レモン汁+ラップ+冷蔵 | 約2〜3日 |
完熟 (カット済) |
レモン汁+冷凍 | 約2週間 |
- 食べ頃前のアボカドは冷蔵NG。追熟させてから保存する。
- 種を残して保存すると変色しにくい。
- 冷凍すれば、お味噌汁やディップにも便利。
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