切り干し大根で作るエスニック風サラダのレシピをご紹介します。
料理研究家のみないきぬこさんが考案した「切り干し大根のソムタム風サラダ」です。
ソムタムとは、タイで食べられている青パパイヤのサラダのこと。
このサラダは、青パパイヤの代わりに、食感がよく似た切り干し大根を使います。
シャキシャキした歯応えのさっぱりとした一品で、蒸し暑い季節にぴったりです。
作り置きやお弁当のおかずにもいいですよ。
(一部情報元:NHK「きょうの料理」2018年6月20日放映)
切り干し大根のサラダの作り方
「切り干し大根のソムタム風サラダ」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
切り干し大根 | 1袋(40g) |
赤ピーマン | 1個 |
きゅうり | 1本 |
桜えび | 大さじ2 |
ナンプラー | 大さじ1/2 |
酢 | 大さじ3 |
砂糖 | 大さじ1/2 |
こしょう | 少々 |
サラダ油 | 大さじ1 |
赤唐辛子(小口切り) | 少々 |
水 | 1/4カップ |
※切り干し大根と桜えびは乾燥したものを使用。
- 切り干し大根を水にさっとくぐらせ、表面の汚れを落とす。水気を絞ってボールに入れる。
- ドレッシングの材料を小鍋に入れて火にかける。煮立ったら、30秒ほど沸騰をキープして火を止める。アツアツの状態で1に回しかけ、ボールにラップをしてそのまま冷ます。
- 赤ピーマンはヘタと種を取り、縦に千切りにする。きゅうりも千切りにする。
- 2に3と桜えびを混ぜたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
切り干し大根のサラダの作り方
まず切り干し大根(40g)を水にさっとくぐらせ、表面の汚れを落とします。
ここでは戻す必要はないので、さっと水で洗う程度でOKです。
青パパイヤの代わりに切り干し大根を使って、ソムタム風サラダを作ります。
ちなみに本場タイのソムタムの作り方はリンク先を参考にしてください。
だいぶ前に書いた記事ですが、ソムタム作りに欠かせない青パパイヤや、調理道具のクロックやサークなどを写真で紹介しています。
そして切り干し大根の水気を絞ります。
【工程2】
次にドレッシングの材料を小鍋に入れ、火にかけます。煮立ったら、30秒ほど沸騰をキープして火を止めます。
ちなみにドレッシングの材料は、ナンプラー(大さじ1/2)・酢(大さじ3)・砂糖(大さじ1/2)・こしょう(少々)・サラダ油(大さじ1)・赤唐辛子(少々)・水(1/4カップ)です。
ドレッシングの材料を煮立たせ、沸騰した状態を30秒ほどキープすると、酢の味がまろやかになります。
続いてアツアツのドレッシングを切干大根に回しかけます。
そしてラップをして、そのまま冷まします。
切り干し大根は、アツアツに熱したドレッシングをかけて戻すと、味がよく染みます。
【工程3】
次に赤ピーマン(1個)のヘタと種を取り、縦に千切りにします。そしてきゅうり(1本)も千切りにします。
【工程4】
最後に赤ピーマンときゅうりと桜えび(大さじ2)を、切り干し大根に混ぜたら完成です。
シャキシャキした歯応えの良いさっぱりとしたサラダができます。
ナンプラーの風味は控えめなので、ナンプラーが苦手な方でも食べやすいと思います。和食にも合わせやすいです。
冷やして食べると美味しいので、作り置きするのもおすすめです。
2〜3日くらいで食べ切ると、美味しくいただけると良いと思います。
ところで最後に、切り干し大根で作るソムタムのレシピをあともう1品ご紹介します。
フードコーディネーターのSHIORIさんが考案した「切干大根のエスニック風サラダ」です。
このソムタム風サラダは、今回ご紹介したサラダよりもいろいろな野菜を使っているので、切り干し大根の存在感がやや控えめです。
ちなみに青パパイヤの代わりになる食材としては、人参もよく使われますが、人参とトマトときゅうりを使ったレシピになっています。
どちらも美味しいので、お好みでいろいろ作ってみてください。