
なめこの味噌汁のレシピをご紹介します。
料理家の栗原心平さんが考案した「なめこの味噌バター汁」です。
なめことニンニクをたっぷり使った、ほんのり味噌バター味のさっぱりとしたスープです。
なめこのねばねば成分には、食欲不振を解消する効果があり、にんにくには、冷房で冷えがちな体の血流を良くして温める働きがあります。
(一部情報元:テレビ東京「男子ごはん」2018年7月8日放映、TBSテレビ「この差って何ですか?」白澤卓二さんのなめこの加熱方法 2018年7月10日放映)
なめこの味噌の作り方

「なめこの味噌バター汁」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
なめこ | 1袋 |
にんにく | 1/2片 |
しょうが | 1/2片 |
青ねぎ | 適量 |
水 | 600cc |
鶏ガラスープペースト※ | 小さじ1 |
豆板醤 | 小さじ1/2 |
白味噌 | 大さじ2〜3 |
バター | 10g |
※顆粒の鶏ガラスープの素で代用可。
- にんにくとしょうがをみじん切りにし、青ねぎを小口切りにする。
- 鍋に水を入れて沸かし、鶏ガラスープを溶く。
- 2になめこ・にんにく・しょうが・豆板醤を加え、白味噌を溶かす。
バターを加えてひと煮立ちさせ、仕上げに青ねぎを加えたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
なめこの味噌バター汁の作り方

【工程1】
まずにんにく(1/2片)としょうが(1/2片)をみじん切りにし、青ねぎ(適量)を小口切りにします。

【工程2】
次に鍋に水(600cc)を入れて沸かし、鶏ガラスープペースト(小さじ1)を溶きます。
鶏ガラスープペーストは、顆粒の鶏ガラスープの素でも代用できます。

【工程3】
続いてなめこ(1袋)・にんにく・しょうが・豆板醤(小さじ1/2)を加え、白味噌(大さじ2〜3)を溶かします。

最後にバター(10g)を加え、ひと煮立ちさせます。
ちなみにここで完全に沸騰させずに、70度くらいの温度にとどめると、なめこの食欲を増進させる効果がより期待できるようです。
これは医学博士の白澤卓二さんのおすすめの、なめこの加熱方法です。
白澤さんによると、なめこのねばねば成分は熱に弱いので、火を入れる場合は70度以下にとどめるのが理想的だそうです。
なめこのねばねば成分には、消化酵素の分泌をうながし、食欲をアップさせる効果があるとのことです。
ご興味のある方は是非お試しください。

仕上げに青ねぎを加えたら完成です。
このスープは、使用する鶏ガラスープの素やバターの種類によって、塩気が若干変わってくるかもしれませんので、足りない場合はお好みで塩を補ってください。

このスープはバターを使っていますが、意外とさっぱりしています。
情報元のテレビ番組でこのスープを試食したタレントの国分太一さんもおっしゃっていたことですが、しょうがの風味を少し効かせているので、あっさりした味に感じます。
あっさりした中に少しピリッとした辛さのある、優しいコクのあるスープです。
ちなみに栗原さんは、味噌ラーメンのスープをヒントにこのレシピを作ったそうです。
ですから中華麺を入れたり、そうめんやうどんを合わせても美味しいそうです。
なめこの汁物といえば、和食に合う味噌汁くらいしか作らないご家庭は多いと思いますが、このバター味噌汁だったら、中華や洋食にも比較的合わせやすいです。
こってりとした肉料理によく合うと思います。