春が旬の野菜、スナップエンドウを使った味噌汁のレシピをご紹介します。
スナップエンドウの他に、油揚げとワカメを具材にした味噌汁のレシピです。
スナップエンドウはほんのりと甘みがあり、歯ごたえはシャキシャキ。
そこにジューシーな油揚げとふんわりとしたワカメが加わることで、味覚の幅が広がります。

油抜きを省略すると、油のコクが加わって、また違った味わいに仕上がります。
スナップエンドウの若緑色が印象的な、春にぴったりなお味噌汁。
旬の味覚を手軽に楽しめますよ。
スナップエンドウの春の味噌汁

「スナップエンドウの味噌汁」のレシピです。
スナップエンドウ | 8本 |
油揚げ | 2/3枚 |
乾燥わかめ | ふたつまみ |
味噌 | 大さじ1程度 |
だしの素 | 小さじ1弱 |
水 | 350ml |
※かつおだしなどのだし汁でもOK。
- スナップエンドウの筋を取り、半分に切る。
油揚げは好みで熱湯をかけて油抜きをして、縦半分に切り、横に細切りにする。 - 鍋に水を入れて沸かし、だしの素を入れてだし汁を作る。
スナップエンドウと油揚げを加え、2分ほど煮る。 - 乾燥わかめを加え、火を弱めてから、味噌を溶かし入れたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
まず、スナップエンドウの筋を取ります。
スナップエンドウのさやの両脇には、少ししっかりめの筋があります。
そのまま使うと、筋が口に残るので、あらかじめ取り除いてから使います。

筋を取ったら、スナップエンドウを半分に切ります。
スナップエンドウは、絹さやとくらべると肉厚でサイズも大きいので、半分くらいに切った方が他の具材との馴染みが良くなります。

次に、お好みで、油揚げ(2/3枚)の油抜きをします。
油抜きとは、油揚げの表面に付着した揚げ油を取り除く作業です。
油抜きの目的は、油臭さを和らげてさっぱりさせたり、味染みを良くすることにあります。
最も一般的なやり方は、油揚げをザルにのせ、両面に湯を回しかけるという方法です。
ただ、ひと昔前は、油揚げは油抜きをして使うのが常識でしたが、最近は鮮度の良い油で揚げているメーカーがほとんどなので、必ずしも必要ではありません。
むしろ、油抜きをすすめていない油揚げのメーカーもあります。
油揚げを油抜きせずにそのまま使うと、油のコクが少ししっかりめに加わって、また違った味わいになります。
お好みで、いろいろ試してみてください。

油揚げは、縦に2等分したうえで、横に細切りにしておきます。

【工程2】
続いて、鍋に水(350ml)を入れて沸かし、だしの素(小さじ1弱)を加えて、だし汁を作ります。
ここでは、忙しい主婦を中心に人気がある、「ほんだし」などの顆粒だしの素を使っていますが、本格的なだし汁を使ってももちろんOKです。
かつおだしなどのだし汁の取り方は、下のリンク先を参考にしてください。

そして、スナップエンドウと油揚げを加え、2分ほどでさっと火を通します。
ちなみに、スナップエンドウを普通に茹でる場合の茹で時間も、だいたい2分くらいです。
このくらいの時間だったら、スナップエンドウの食感がほど良く残ります。
参考にしてください。

乾燥わかめ(ふたつまみ)を加え、火を弱めてから、味噌(大さじ1程度)を溶かし入れたら完成です。
味噌の量は、お好みで微調整してください。

スナップエンドウの食感は、固すぎず柔らかすぎず、ちょうど良い感じに仕上がります。
また、あらかじめ半分のサイズに切ることで、だしと味噌の味がスナップエンドウの中までじんわりと染み込みます。
春におすすめの味噌汁レシピです。
スナップエンドウの下処理はすごく簡単なので、ぜひ気軽にお試しください。