おもてなしにぴったりのトマトピクルスのレシピをご紹介します。
人気フレンチレストラン「モルソー」のオーナーシェフ、秋元さくらさんが考案した「ミニトマトとオレンジのピクルス」です。
オレンジの風味をいかした、爽やかな味わいのピクルスです。
カラフルなトマトで作ると見た目が華やかになるので、パーティー料理としてもおすすめです。
そのままいただくだけでなく、サラダやパスタといったお料理にも幅広く使えますよ。
(一部情報元:NHK「あさイチ」2018年7月31日放映)
トマトピクルスの作り方
「ミニトマトとオレンジのピクルス」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ミニトマト | 200g |
オレンジ | 1/2個分 |
穀物酢 | 150ml |
白ワイン | 100ml |
グラニュー糖 | 30g |
はちみつ | 大さじ1 |
オレンジの皮(千切り) | 2g |
- ミニトマトは湯むきする。(湯むきは好みでしなくてもOK。)
- オレンジは皮をむいて薄皮を取り、一口大に切る。
- ソミュール液の材料を鍋に入れ、沸騰させてアルコールを飛ばす。
- 1と2を耐熱容器に入れ、アツアツの3をかける。
粗熱が取れたら冷蔵庫に入れる。
作りたてから3日目くらいが食べ頃。1週間ほど日持ちする。
写真をもとにレシピを説明します。
トマトピクルスの作り方
【工程1】
最初にトマト(200g)の湯むきをします。
ちなみに湯むきは、好みでしなくてもOKです。皮つきのまま使う場合は、工程2から始めてください。
まず上の写真のように、ミニトマトの表面に、十字の切れ目を軽く入れます。
(写真はすべて、レシピの1.5倍の量で作っていますが、説明はレシピ通りの量でします。)
次に鍋に湯を沸かし、トマトをさっとくぐらせます。
軽く湯に浸す程度でいいです。
続いてトマトを冷水に取ります。
そして切れ目からトマトの皮をむきます。
これでトマトの湯むきが終わりました。
トマトに切れ目を入れ、湯にくぐらせて冷水に浸すと、皮がむきやすくなります。
【工程2】
次にオレンジ(1/2個)の皮をむき、薄皮から取り出して、一口大に切ります。(写真中央)
そしてオレンジの皮を薄くむき、千切りにして、皮を2g用意します。(写真右)
【工程3】
続いてソミュール液の材料を鍋に入れ、沸騰させてアルコールを飛ばします。
ちなみにソミュール液の材料は、穀物酢(150ml)・白ワイン(100ml)・グラニュー糖(30g)・はちみつ(大さじ1)・オレンジの皮の千切り(2g)です。
【工程4】
最後にミニトマトとオレンジを耐熱容器に入れ、ソミュール液をアツアツの状態でかけます。
熱いソミュール液をミニトマトにかけると、味が染みやすくなります。
オレンジを一緒に漬けると、フルーティーで食べやすいトマトピクルスができます。
秋元さんによると、トマトとオレンジの甘みはとても相性が良いそうです。
粗熱を取って冷蔵庫で冷やしたら完成です。
このピクルスは、作りたてをいただくこともできますし、2〜3日置いても良いそうです。
ただトマトの湯むきをしていない場合は、1〜2晩寝かせる方が、味が染みて美味しいそうです。
作りたてはさっぱりしていて、時間の経過とともに味わい深く変化します。
日持ちは冷蔵で1週間です。
日にちが経つと酸味が出るので、そんな場合は、料理に使うと良いようです。
サラダやパスタに和えたり、スープに浮かべたりして食べるのがおすすめだそうです。
オレンジの香りと柔らかい甘みのおかげで、酢の酸味が和らいで食べやすくなります。
甘みと酸味のバランスが良い、美味しいピクルスですよ。