
「世界一美味しい」とブッシュ大統領が絶賛した、フレンチトーストのレシピをご紹介します。
ホテルオークラの元総料理長、根岸規雄さんが考案した「フレンチトースト」です。
根岸さんは、同ホテルの開業以来、50年ものあいだ料理を作り続けてきた方で、各国のトップをはじめとした世界のVIPにも、料理を振る舞ってこられました。
このフレンチトーストも、そうしたメニューの1品だそうです。
材料は、意外なことにとてもシンプル。
食パン・卵・牛乳・砂糖・油だけで作れます。
中心部がとろっとしていて柔らかく、甘さ控えめの上品な味わい。
本当に世界一美味しいと思います。
(一部情報元:日本テレビ「世界一受けたい授業」2018年9月1日放映)
材料
食パン(4枚切り) | 2枚 |
卵 | 2個 |
砂糖 | 30g |
牛乳 | 400ml |
サラダ油 | 少々 |
バター・メープルシロップ・季節のフルーツ・ミントの葉 | 好みで各適量 |
作り方
- 食パンの耳を切り落とし、半分に切る。
- 卵と砂糖と牛乳をボールに入れ、よく混ぜる。
- 2を茶こしで濾しながらバットに入れ、1を浸す。ラップをして、冷蔵庫で最低3〜4時間寝かせる。
- サラダ油をキッチンペーパーに染み込ませ、フライパンに薄く塗る。
3を並べ、フタをして弱火で6〜7分じっくり焼く。
ひっくり返し、フタをしてさらに弱火で6〜7分焼いたらできあがり。
調理のポイントは、厚めの食パンを使ったうえで、あせらずに時間をかけて作ることです。
食パンを卵液に浸す時間が3〜4時間、そして焼く時間が14分ほどかかりますが、時間をかける甲斐があります。
写真をもとにレシピを説明します。

まず、食パン(4枚切り2枚)の耳を切り落とし、半分に切ります。

次に、卵(2個)と砂糖(30g)と牛乳(400ml)をボールに入れ、よく混ぜて卵液を作ります。

続いて、卵液を茶こしで濾しながら、バットに入れます。
卵液は、あらかじめ茶こしで濾して、なめらかにします。

そして食パンを浸します。
この時、食パンをひっくり返して、卵液を万遍なく付けるといいです。
食パンを卵液に浸したら、バットにラップをして、冷蔵庫で最低3〜4時間寝かせます。

3〜4時間経つと、卵液がほぼなくなり、食パンにしっかり染み込んだ状態になります。
厚めの食パンを使うと、卵液がたっぷり染み込みむので、美味しく仕上がります。

次に、サラダ油(少々)をキッチンペーパーに染み込ませ、フライパンに薄く塗ります。

続いて、卵液が染みた食パンを並べます。

そして、フタをして、弱火で6〜7分じっくり焼きます。
弱火であせらずにじっくり焼くと、ふっくら柔らかく仕上がります。

6〜7分経って焼き色が付いたら、ひっくり返します。

そして、再びフタをして、弱火で6〜7分焼いたら完成です。

このフレンチトーストは、食感がとても柔らかいです。
外側がふんわりとして、中はとろとろ。
とろけるような舌触りです。
お味の方は甘さ控えめで、卵の自然な味が引き立ちます。
シンプルな素材で作る、上品な味のフレンチトースト。
めちゃくちゃ美味しいフレンチトーストですよ。
超おすすめレシピです。