
プロの本格エビチリのレシピをご紹介します。
中華の人気店「美虎」のオーナーシェフ、五十嵐美幸さんが考案した「エビのチリソース」です。
しっかりとした辛さと深いコクのある絶品エビチリが、家庭でも簡単に作れます。
お店で食べるような深みのある味付けで、エビはプリッとした食感に仕上がります。
超おすすめレシピですよ。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」2018年11月13日放映)
エビチリの本格プロレシピ

「エビのチリソース」のレシピです。
材料
エビ | 12尾 |
揚げ油 | 少々 |
塩 | 約小さじ1 |
片栗粉 | 約大さじ3〜4 |
水 | 約大さじ3 |
こしょう | 少々 |
片栗粉 | 大さじ2 |
卵白 | 大さじ2 |
サラダ油 | 大さじ1 |
にんにく(みじん切り) | 大さじ1 |
しょうが(みじん切り) | 大さじ1 |
豆板醤 | 大さじ1 |
甘酒 | 大さじ3 |
ケチャップ | 大さじ4 |
鶏ガラスープ(有塩) | 200cc |
塩 | 少々 |
酢 | 小さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
水溶き片栗粉(1:1) | 大さじ2 |
ねぎ(みじん切り) | 1/3本 |
ラー油 | 少々 |
作り方
- エビの殻をむき、背わたを取る。A(塩・片栗粉・水)を揉み込み、流水できれいに洗って水気を拭き取る。B(こしょう・片栗粉・卵白・サラダ油)で衣を付ける。
- 揚げ油をフライパンに1〜2センチくらい入れ、1を揚げる。半分くらい火が通ったら、油から出す。
- フライパンにサラダ油(少々:分量外)を熱し、にんにく・しょうが・豆板醤を軽く炒める。
甘酒・ケチャップ・鶏ガラスープを加え、ひと煮立ちさせたら2を加える。 - 3に塩・酢・砂糖を加え、水溶き片栗粉でとろみを付ける。
ねぎ・ラー油を加えたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

まず、エビ(12尾)の殻をむき、背わたを取ります。
エビの殻は、尾の先端部分もすべて取り除きます。
背わたの取り方が分からない場合は、リンク先を参考にしてください。

次に、エビにA(塩:小さじ1、片栗粉:大さじ3〜4、水:大さじ3)を揉み込みます。
しばらくすると、エビの汚れで水が濁ってきます。
エビの下処理のポイント
エビの下処理には、塩と片栗粉を使います。
塩には、エビの水分を出してプリプリにし、汚れを出す効果があります。
また片栗粉には、塩で引き出した汚れを吸着する働きがあります。

エビの汚れを出したら、流水できれいに洗います。

そして、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
これでエビの下処理はお終いです。

続いて、エビにB(こしょう:少々、片栗粉:大さじ2、卵白:大さじ2、サラダ油:大さじ1)を混ぜ、衣を付けます。
衣の作り方のポイント
衣にサラダ油を加えると、揚げている時に、エビ同士がくっつきにくくなります。

【工程2】
次に、フライパンに少量の揚げ油を入れ、エビの両面をさっと揚げます。
油の量は、ひたひたくらい(エビの上面が少し出るくらい)で良いそうです。

エビに半分くらい火が通ったら、油から出します。
エビは、この段階で完全に火を通す必要はありません。
あとでチリソースと合わせた時にも火が入ります。
エビは加熱しすぎるとかたくなるので、両面が赤くなったら、すぐに取り出すといいですよ。

【工程3】
続いて、フライパンにサラダ油(少々:分量外)を入れ、にんにく(大さじ1)・しょうが(大さじ1)・豆板醤(大さじ1)を軽く炒めます。

香りが立ったら、甘酒(大さじ3)・ケチャップ(大さじ4)・鶏ガラスープ(200cc)を加えます。
ちなみに、鶏ガラスープは、鶏ガラスープの素を水に溶いて使っても、美味しくできました。
味付けのポイント
甘酒を使うと、奥行きのある味に仕上がります。

そして、ひと煮立ちさせたら、エビを加えます。

エビを入れたらすぐに、塩(少々)・酢(小さじ1)・砂糖(小さじ1)を加え、水溶き片栗粉(大さじ2)でとろみを付けます。
水溶き片栗粉は、水(大さじ1)と片栗粉(大さじ1)を混ぜて作ります。

最後に、ねぎ(みじん切り:1/3本)とラー油(少々)を加えたら完成です。

エビのプリッとした食感が印象的な、本格エビチリができます。
お店で食べるような深みのある味付けで、一口食べると止まりません。
ものすごく美味しいエビチリです。
ぜひ作ってみてください。
エビチリのおすすめレシピ
最後に、エビチリのおすすめレシピをあと2品ご紹介します。
どちらもちょっと変わったエビチリで、美味しいですよ。
小林カツ代さんのエビのチリ焼き

1品めは、料理研究家の小林カツ代さんが考案した「エビのチリ焼き」です。
エビは揚げるのではなく、少し多めのごま油でさっと焼きます。
ほど良い甘みとコクがある、輪郭のはっきりした味が印象的なエビチリができます。
料理研究家の小林カツ代さんのレシピギャル曽根さんのギョニチリ

2品めは、タレントのギャル曽根さんが考案した「ギョニチリ」です。
エビチリならぬ、ギョニチリです。
エビの代わりに魚肉ソーセージとエリンギを使った、時短&節約レシピになっています。
本物のエビっぽいわけではありませんが、甘みの効いた親しみやすい味付けで、ボリュームがあるので満足感がありますよ。
タレントのギャル曽根さんのレシピ