
にんにくオイル(ガーリックオイル)のレシピをご紹介します。
人気のにんにくオイル漬け、「食べるニンニクオイル」のレシピです。
作り方は簡単で、にんにくをみじん切りにして、オリーブオイルにひたして、少しこんがりと焼いたら完成です。
香ばしくて美味しいですし、万能調味料として幅広いお料理に使えます。
(一部情報元:TBSテレビ「名医のTHE太鼓判!」2019年2月4日放映)
材料
にんにく | 1個 |
オリーブオイル | 50ml |
作り方
- にんにくをみじん切りにする。
- にんにくを鍋に入れ、オリーブオイルを加え、2分ほど加熱したらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

まず、にんにく(1個)をみじん切りにします。
この工程は、包丁を使ってもいいですし、フードプロセッサーを使ってもいいです。

次に、にんにくを鍋に入れ、オリーブオイル(50ml)を注ぎます。

そして、火にかけて、2分ほど加熱したら完成です。

このにんにくオイルは、ほんのり香ばしいです。
また、においは少し和らいでいて、食感も柔らかいので、とても食べやすいですよ。
にんにくオイルの保存
「食べるにんにくオイル」は、作り置きすることもできます。
日持ちは、冷蔵保存で1ヶ月くらいと考えてください。
にんにくがオイルに完全に浸かった状態で、1ヶ月くらい保存が効きます。
にんにくオイルの使い方
できあがったにんにくオイルは、万能調味料として料理に幅広く使えます。
- 刺身に付ける
- サラダにかける
- 納豆と合わせる
- アボカドに乗せる
- パスタの味付け
にんにくオイルの効果

最後に、「食べるニンニクオイル」の効果・効能をご紹介します。
にんにくは最強の血圧降下食材
医学博士の有賀豊彦さんによると、にんにくには血管拡張作用があるので、血圧を下げる効果が期待できるそうです。
にんにくを切ったり潰したりすると、アリシンというニオイ成分が生まれます。
アリシンは、熱を加えると硫化アリルという成分に変化。
さらに、硫化アリルが体内に取り込まれて赤血球と結合すると、硫化水素という気体に変化します。
この硫化水素に、血管を広げ血圧を下げる働きがあるそうです。
そして、硫化水素を体内に吸収できる食品は、にんにくだけなのだそうです。
ニンニクオイルは血圧に良い最強の調理法
情報元のテレビ番組によると、「食べるニンニクオイル」は、硫化水素をムダなく摂取できる最強の調理法。
ニンニクをオイルで加熱すると、オイルが蓋の役割をするので、アリシンが空気中に漏れるのを防いでくれるそうです。
番組では、実験もしていました。
ニンニクを湯に溶かして加熱すると、お湯の中には有効成分が34%しか残っていないのに対して、油も入れて加熱すると、100%の成分が残っているという結果になりました。
オイルで加熱するとニンニクの成分が無駄なく摂れるそうです。
また、にんにくに含まれるアリシンは、細かく刻めば刻むほど、効率よく摂取できるとのことです。
冒頭のレシピではにんにくを細かく刻んでいますが、面倒でなければ、にんにくをすりおろしても良いと思います。
食べるにんにくオイルの効果
ちなみに、番組では、タレントの河野景子さんが1週間の「食べるニンニクオイル生活」にチャレンジしていました。
毎日1食、「食べるニンニクオイル」を摂る生活。
その結果、1週間で血圧に改善がみられたそうです。
当初 | 1週間後 | |
---|---|---|
血圧(上) | 147 | 139 |
血圧(下) | 110 | 89 |
以上、にんにくオイル(ガーリックオイル)のレシピと効果についてお伝えしました。
にんにくオイルは、健康効果が期待できるだけでなく、味も美味しいので、作り置きしておくとたいへん便利です。
ぜひ試してみてください。

レンジを使ったフライドガーリックのレシピで、薄切りにしたニンニクにサラダ油を加え、電子レンジで加熱するだけで作れます。
このレシピは、ニンニクを細かく刻まないので、アリシンの量は、冒頭のレシピにかないません。
また、ニンニクをカリカリになるまで加熱するので、味も食感もちょっと違います。
でも、鍋やフライパンを使わない分、かなりお手軽に作れます。
リンク先のレシピもぜひ参考にしてください。