鮭とほうれん草を具材にした、クリーム煮のレシピをご紹介します。
塩鮭を使ったレシピになっていて、鮭に味付けをする手間が省けるので、調理が簡単です。
そのうえ、生鮭を使う場合とくらべると、鮭自体の臭みが気にならないため、食べやすい味に仕上がります。
また、ほうれん草を切ってそのまま加えるのもポイントの一つです。
下茹でせずに使うので、ほうれん草の成分が流出せず、栄養がムダになりません。
ホワイトソースに関しては、バターでじっくり炒めた玉ねぎを牛乳に加えているので、濃厚でコクのある味わい。
深みのある味に包まれて、たっぷりの鮭とほうれん草をとても美味しくいただけます。
材料
甘塩鮭 | 2切れ |
ほうれん草 | 1/2束(100g) |
玉ねぎ | 1/2個(100g) |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
バター | 20g |
小麦粉 | 大さじ1と1/2 |
牛乳 | 350ml |
顆粒コンソメ | 小さじ1と1/2 |
塩こしょう | 少々 |
作り方
【工程1】
まず、ほうれん草(1/2束:100g)をきれいに洗って、水気を取ります。
時間がある場合は、洗ったほうれん草をボールにしばらく立てておくだけでも水気が取れますが、急ぐ場合は、キッチンペーパーや布巾などで水気をふき取ってください。
面倒でもここで水気をしっかり取っておくと、クリーム煮が水っぽくならずに済みます。
そして、ほうれん草を食べやすい長さに切り、玉ねぎ(1/2個:100g)を薄切りにします。
ほうれん草の根元が太い場合は、手で少し裂いておくと、火の通りが良くなり、食べやすさもアップします。
甘塩鮭(2切れ)は、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
そして、好みで骨を取って一口大に切り、こしょう(少々)を振ります。
小さなお子さんも一緒に食べる場合は、骨をあらかじめきれいに取り除いておくといいです。
鮭の骨は、背骨が残っている断面に沿って、あらかた並んでいます。
キッチンバサミや骨抜きがあると作業しやすいですけど、生のままだと取りにくいと感じたら、鮭をフライパンで焼いたあとに取ると比較的ラクです。
【工程2】
次に、フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を引き、鮭を並べて火にかけます。
そして、弱めの中火で両面を3〜4分焼き、表面に少し焦げ目を付けます。
鮭が焼けたら、いったん取り出して、フライパンをキッチンペーパーできれいに拭き取ります。
鮭は、あまり焼き過ぎると硬くなってしまいます。
鮭は余熱でも火が通るので、表面に薄っすらと焼き色が付いて、中の方がまだ少し生っぽいくらいの状態で、取り出してみてください。
【工程3】
続いて、空いたフライパンにバター(20g)を溶かし、玉ねぎが上の写真くらい少し色づくまで、弱めの中火で4〜5分炒めます。
玉ねぎは、少し時間をかけて炒めるのがおすすめです。
今回のように4〜5分かけて炒めると、優しい甘みが引き出されます。
もし、玉ねぎが途中で焦げそうになったら、火を弱めてみてください。
玉ねぎがほんのりと色づいたら、火を弱めます。
そして、小麦粉(大さじ1と1/2)を加え、ヘラでよく混ぜながら1分ほど炒めます。
この工程も、焦げてしまわないように、火加減を調整しながら炒めてください。
- 牛乳を少し加える
- よく混ぜる
次に、牛乳(350ml)をフライパンの上に少しずつ加えて、その都度よく混ぜます。
冷たい牛乳をフライパンの上に直に少し注いで、ちょっと温めてから、フライパンの中身をきれいに混ぜる。
この一連の作業を繰り返すと、小麦粉が次第にのびて、ホワイトソースができていきます。
そして、加える牛乳の量を少しずつ増やし、その都度よく混ぜながら、フライパンに牛乳をすべて注ぎます。
牛乳をフライパンに注いだら、顆粒コンソメ(小さじ1と1/2)・鮭・ほうれん草を加え、ほうれん草がしんなりするまで、混ぜながら1〜2分煮ます。
お好みで、塩こしょう(少々)で味を調えたら完成です。
塩鮭自体にすでに十分な旨味があり、そこにホワイトソースのしっかりとしたコクがプラスされて、濃厚で深みのある味に仕上がります。
一口大の鮭をそのままガブッといくのもいいですけど、スプーンでほぐしながら食べるのもおすすめ。
ホワイトソースとの味馴染みがさらによくなって、一体感のある味を楽しめます。
また、ほうれん草の存在感もかなりいい感じです。
さっぱりとした風味がところどころにあることで、味にメリハリがついて、最後まで飽きずに美味しくいただけます。
食卓の主役にぴったりな、クリーム煮のおすすめレシピ。
洋風のお料理ですが、和食の献立とも合わせやすいですよ。
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