きくらげの戻し方。水に浸けるのがベスト!お湯で早く戻す方法も紹介。

きくらげの戻し方

きくらげ(木耳)のおすすめの戻し方を2パターンご紹介します。

水で戻す方法と、ぬるま湯で戻す方法です。

水で戻す方法

1つめは、水で戻す方法。

きくらげを戻すときは、お湯を使って短時間でという方も多いかもしれません。
でも実は、お湯を使うデメリットもあるんです。
お湯で急速に戻すと、きくらげの細胞壁が傷つき、旨味成分や多くの栄養素が流れ出てしまいます。
ですから、きくらげの旨味や栄養のことを考えたら、湯ではなく、水で戻すのがおすすめです。

きくらげを水で戻す場合、戻す時間は早ければ15分ほど。
意外と短時間で戻ります。
ただ、時間に余裕があるときは、6時間かけてじっくり戻すのもいいですよ。

残念な料理」という本によると、きくらげをちょうど6時間水に浸したときに、乾燥前の生の重量に戻るのだとか。
実際に6時間浸してみると、生きくらげのような食感に仕上がります。

ぬるま湯で早く戻す方法

2つめは、ぬるま湯で戻す方法。

そうは言っても6時間も待てないという方のために、ぬるま湯を使う方法もお伝えします。

水を使ったキクラゲの戻し方

きくらげの戻し方

きくらげを水で戻す方法です。

材料
きくらげ 適量
手順
  1. きくらげをボールに入れ、きくらげが完全に浸るくらいの水を加える。
  2. 15〜20分経ったらできあがり。
    そのあと6時間ほど水に浸すと、食感が生に近い状態になる。(6時間のあいだは、冷蔵庫に入れるのがおすすめです。)

6時間浸す場合は、長く水に浸けすぎると、柔らかくなりすぎて、食感がぶよぶよになってしまいます。
夜寝る前に仕込んだら、寝坊は禁物。
ちゃんと6時間後にきくらげを引き上げるのがおすすめです。


戻したキクラゲを冷凍保存

戻したきくらげの冷凍保存

ところで、戻したきくらげは、冷凍で1ヶ月くらい保存できます。
きくらげの水気を切り、保存袋に入れて冷凍します。

次に、きくらげをぬるま湯で戻す方法をご紹介します。

ぬるま湯を使ったキクラゲの戻し方

きくらげの戻し方

続いて、ぬるま湯を使ったきくらげの戻し方をご紹介します。

水を使った場合よりも、少しはやく戻ります。

手順
  1. きくらげをボールに入れ、きくらげが完全に浸るくらいのぬるま湯を加える。
  2. 10〜15分経ったら出来上がり。

味や栄養を優先するのなら、先に紹介した水で戻す方法がおすすめですが、すぐに使いたい場合には、この方法もアリですよ。

ちなみに、こちらの方法で戻したきくらげも、冷凍で1ヶ月ほど日持ちします。

きくらげ茶

ところで、きくらげの戻し汁を捨ててしまうのはもったいないです。
きくらげの戻し汁には、美肌効果があると言われているビタミンB群が溶け出しています。

当サイトでは、そんな栄養豊富な戻し汁を使った「きくらげ茶」のレシピもご紹介しています。
きくらげの戻し汁を温めて、レモン汁とはちみつを加えれば完成です。

戻し汁は、そのまま何も加えないと飲みづらいですが、レモンの酸味とハチミツの甘みがプラスされることで飲みやすさが格段にアップします。
また、温めると香りが立つので、きくらげの風味も増しますよ。

3分
きくらげの戻し汁レモン汁はちみつ

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