セロリの栄養と効能。カリウムや香り成分がポイント!血圧低下や精神安定に

投稿日:2020年10月7日 更新日:

セロリの栄養と効能

セロリに含まれる栄養と健康効果を解説します。

セロリには、高血圧予防に効果的なカリウムが豊富に含まれており、また、セロリの香り成分には、精神の安定や抗酸化などの効能が期待できます。

セロリの栄養と効能

セロリの栄養

カリウムが豊富

セロリ100gあたりに含まれるカリウムの量は410mg。
たとえばパセリの場合は100gあたり1,000mgなので、さすがにそれには及びませんが、野菜のなかでもわりと多い部類です。

カリウムには血圧を下げる働きがあると言われており、適切に摂ることで、高血圧の予防効果が期待できます。

独特な香り成分

また、セロリの独特な香りの元となる、香り成分がもたらす作用も侮れません。

「アピイン」などの香り成分には、精神の安定・頭痛の緩和・食欲の増進・抗酸化といった働きがあるとされています。

食物繊維は多くない

一方で、セロリは食感がシャキシャキとしているので食物繊維が豊富そうなイメージがありますが、実際はそこまで多くありません。

セロリ100gあたりに含まれる食物繊維の量は1.5g。

ごぼうの食物繊維 ごぼうの場合は、100gあたり5.7gなので、それにくらべると少し見劣りします。

もし、ダイエットなどを目的として、食物繊維を積極的に摂取したいのであれば、ごぼう・きのこ類・オクラ・ブロッコリーなどを食べる方が手っ取り早いです。

ビタミンやβカロテン

セロリには、上で挙げた以外にも、ビタミンB群・C・Eやβカロテンなどの栄養成分が含まれています。

ただ、それらの成分については、野菜の中で特筆して豊富というわけではありません。
ですから、セロリを含めた様々な食材を食べて、バランス良く栄養を摂取するのがおすすめです。

セロリの葉と茎の栄養

セロリに含まれる栄養成分についてお伝えしましたが、セロリの茎と葉では、含まれる成分の量が少し異なります。

セロリの葉は栄養が豊富

たとえば、抗酸化作用のあるβカロテン。

セロリの葉の栄養 セロリの葉には、茎の2倍ものβカロテンが含まれていると言われています。

また、ビタミンB群・C・Eや食物繊維も、葉の方が豊富です。

さらには、香り成分の1つである「ピラジン」は、葉だけに含まれている成分。
先に紹介した「アピイン」と同じリラックス効果に加え、血流を良くしたり血栓を防いだりする効果があるとされています。

カリウムが血圧を下げるのに役立つということは既にお伝えしたとおりですが、ピラジンも、血流に関係する効能が期待できる成分です。

このように、セロリは、茎よりもむしろ葉の方が、栄養が豊富だと言えると思います。

葉は炒め物にするのがおすすめ

ちなみに、ピラジンやカリウムには、加熱しても成分が壊れにくいという特徴があります。
また、βカロテンは、油で炒めると吸収率が7倍ほどアップします。

ですから、それらの成分を目当てにセロリの葉を食べる場合は、炒め物にするのがおすすめです。

セロリの葉の栄養を逃さないレシピ 右の写真は「セロリの葉とベーコン炒め」。

炒めることで独特のクセも和らいで、グッと食べやすくなりますよ。

セロリの栄養を逃さない食べ方

一方で、ビタミンCを目当てにセロリを食べる場合は、生食がおすすめです。
ビタミンCは、水に溶けやすく熱にやや弱いので、茹でるなどすると、その多くが失われてしまいます。

セロリ茎の栄養 ですから、火を使わずに生のまま刻んで、サラダや和え物などにして食べると、ビタミンCをムダなく摂ることができます。

あるいは、水を使った料理をするのなら、スープなどにして短時間でさっと火を通したうえで、汁ごと飲み干すのも悪くありません。

当サイトでは、セロリを使った次のようなレシピをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

セロリの選び方

ところで、セロリの栄養を積極的に摂りたいのなら、旬のセロリを食べるのが一番です。

セロリの美味しい時期は、11月から5月。
セロリを選ぶ際には、次の2点に気を付けるのがポイントです。

  • 葉の緑色が鮮やかで、ツヤがある。
  • 茎が太くて肉厚で、ハリがある。
葉と茎をばらして保存

また、セロリを買ったら、冷蔵庫に入れる前に、葉と茎を分けることも、栄養をしっかり取るうえでは大切です。

セロリの栄養を逃さない保存方法 葉と茎を付けたままにすると、葉が茎の栄養を吸い上げてしまうので、主な可食部分である茎の栄養が損なわれてしまうためです。

参考:セロリの保存方法


以上、セロリの栄養についてお伝えしました。

セロリといえば独特な香りが印象的ですが、その香りもセロリの栄養の源の一つ。
さきいか・塩昆布・ツナなどと和えるだけで美味しく食べられるので、ぜひ気軽に作ってみてください。

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