桃は生のまま食べるのが断然おいしいですけど、余ってしまった桃は、冷凍して保存することもできます。
桃を冷凍保存する場合は、切ってからでも、丸ごとのままでもOKです。
食べ方は、凍った状態でそのまま、もしくは半解凍してシャーベットとして食べるのがおすすめ。
凍ったままスムージーにしても美味しいです。
ちなみに、完全に解凍してしまうと、食感も味も落ちてしまうので注意が必要です。
保存期間は1ヶ月くらい。
詳しくお伝えします。
桃の冷凍方法
桃は切ってから冷凍することもできますし、皮を剥かずに丸ごと冷凍することもできます。
桃の切り方
桃をあらかじめ切り分ける場合は、次のような手順で行います。
- 切り込みを入れる
- ①
- 種を取る
- ②
- 切る
- ③
- 皮を剥く
- ④
まず、桃の種に当たるくらいの深さまで包丁を入れ、ぐるっと一周切り込みを入れます。(①)
切り込みを入れたら、桃を両手で握り、一方を回すようにひねって2つに分けます。
そして、先にスプーンなどで種を取り(②)、そのあとに好みの大きさに切り分けて(③)、最後に皮をむくと簡単です。(④)
詳しくは「桃の剥き方と切り方」をご覧ください。
桃を切ってから冷凍
桃を切ってから冷凍するメリットは、何と言っても、あとで食べやすいことです。
冷凍庫から取り出して、デザート代わりにそのままパクッと食べられます。
砂糖をかけて冷凍
冒頭でもお伝えしたとおり、冷凍した桃は、凍った状態、もしくは半解凍の状態で食べるのがおすすめです。
ただし、解凍しきっていない状態の桃を口に入れると、冷たすぎて甘みをやや感じにくいです。
ですから、あらかじめ砂糖で甘みを補っておくといいですよ。
冷凍前に砂糖(少々)を振りかける。
それだけで、美味しさがグッとアップします。
塩水に浸してから冷凍
また、桃の変色が気になる場合は、塩水にあらかじめ桃を浸しておくという方法があります。
冷凍前に桃を塩水に5〜10分程度浸しておくと、食塩の成分が酸化酵素の働きを抑えてくれるので、変色を少し防ぐことができます。
塩水に浸したら、冷凍前に砂糖(少々)を振りかけて、甘みを補ってください。
ちなみに、桃の変色を防ぐ方法としては、他にも、砂糖水やレモン水に浸す方法がありますが、塩水が一番効果的です。
詳しくは「桃の変色を防ぐ方法」をご覧ください。
切った桃は、小分けにしてラップでぴったり包み、保存袋に入れます。
この状態で冷凍庫に入れると、1ヶ月ほど日持ちします。
桃の解凍
上の写真は、解凍前の桃です。
見た目もシャキッとしています。
凍ったままであれば、シャーベット感覚で食べられます。
しばらく常温に置いて半解凍すると、とろっとした食感が出て、それもまた美味しいです。
完全解凍はNG
下の写真は、完全解凍後の桃です。
せっかくの桃が台無しです。
桃は完全解凍せずに食べるのがおすすめです。
桃を丸ごと冷凍
続いて、桃を皮付きのまま丸ごと冷凍保存する方法をお伝えします。
この方法にはメリットが2つあります。
1つは、桃の中身が空気に触れないので、変色の心配がないこと。
もう1つは、桃の皮がツルンと剥きやすくなることです。
冷凍方法は簡単です。
桃をきれいに洗って水気を拭き取り、1個ずつラップでぴったり包んだうえで保存袋に入れ、冷凍庫に仕舞うだけでOK。
日持ちは1ヶ月くらいです。
丸ごと冷凍した桃も、完全解凍すると味と食感ががた落ちするので、半解凍くらいでいただくのがおすすめです。
冷凍桃のレシピ
最後に、冷凍した桃を使ったおすすめレシピをご紹介します。
冷凍桃で作る「桃スムージー」。
凍ったままの桃にヨーグルトとはちみつを加え、ミキサーにかけたら完成です。
桃の美味しさが存分に堪能できる、甘さ控えめのスムージーです。
詳しい作り方はリンク先をご覧ください。
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