生落花生の圧力鍋を使ったゆで方をご紹介します。
生落花生を圧力鍋に入れ、3〜5分くらい加圧するのがおすすめです。
5分かけると、ややねっとりとした柔らかい食感に仕上がります。

たとえば、大粒落花生の「おおまさり」(写真左)は、ごく一般的な落花生と比べると、およそ2倍くらいの大きさがあります。
でも、同程度の加圧時間で茹で上がります。
生落花生の茹で上がりは、圧力鍋を使うか普通の鍋を使うかによって、大きく違います。
圧力鍋で生落花生を茹でると、短時間でとても柔らかい食感に仕上がります。
食感が変化することで、味もやや濃厚に感じられるのが特徴です。
一方で、鍋で茹でると、歯応えが残りやすく、さっぱりとした味に感じられます。
どちらが良いかはお好みです。

落花生の皮の色素が湯に溶け出しやすくなるためです。
ただ、中身の色はそれほど変わりません。
調理はとても簡単ですよ。
生落花生の圧力鍋レシピ
圧力鍋を使って、生落花生を茹でる手順です。
塩の量は、水の重量の3%くらいがおすすめです。
1リットルの水を使う場合は、塩の量は大さじ1と2/3です。
生落花生 | 好みの量 |
水 | 適量 |
塩 | 水の重量の3% |
- 生落花生をきれいに洗う。
- 1を圧力鍋に入れ、水と塩を加え、フタをして火にかける。
沸騰して圧がかかったら弱火に落とし、3〜5分加圧する。
火を止めて圧を完全に抜く。 - ザルに上げ、水気を切ったらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1】
まず、生落花生(好みの量)をきれいに洗います。
【工程2】
次に、生落花生を圧力鍋に入れ、水と塩を加えます。
ちなみに、圧力鍋は、基本的に食材をあまりギュウギュウに詰め込むことはできません。
それぞれのメーカーで、内容量の2/3くらいにおさめるように謳っていますので注意してください。
また、塩の量は、下の表を参考にしてください。
例えば、水を500ミリ(500g)使う時は、大さじ5/6(15g)の塩を加えます。
なお、大さじ1の塩は18gで、小さじ1の塩は6gです。
水の量 | 塩の量(水の重量の3%) |
---|---|
500ミリ | 大さじ5/6 (小さじの場合は、2と1/2) |
1リットル | 大さじ1と2/3 |
続いて、圧力鍋のフタをして、火にかけます。
そして、沸騰して圧がかかったら、弱火に落として3〜5分加圧します。
柔らかめがお好みなら5分がおすすめです。
ちなみに、圧力鍋には、圧力の切り替えができる機種もあります。
ここでご紹介する加圧時間は、高圧モード(100kPa)を使用した場合のものです。
圧力によって仕上がりは若干変わりますので、参考にしてください。
最後に、火を止めて圧を完全に抜きます。
これで、茹で上がりです。
【工程3】
あとは、ザルに上げ、水気を切ったら完成です。
圧力鍋は、火を止めたあとに圧を抜く時間がかかるので、鍋で茹でる場合と比べると、それほど時短にはなりません。
ちなみに鍋での茹で時間は、40分くらいです。
ですが、圧力鍋を使うと、鍋で40分では出せない、ややねっとりとした柔らかさが楽しめます。
ソフトな食感が好きな方には、圧力鍋を使った茹で方がおすすめですよ。

賞味期限は2日くらいと考えてください。
長期保存したい場合は、冷凍するといいです。
冷凍保存する場合は、殻つきのまま保存袋に入れればOK。
解凍は、レンジか自然解凍がおすすめですよ。