落花生の保存方法・冷凍。これが基本!

落花生の保存方法と冷凍


落花生(ピーナッツ)の保存方法を解説します。

店頭で目にする落花生の多くは「乾燥落花生」か「炒り落花生」のどちらかですが、この記事では、その2つに加えて、旬の時期だけに出回る、乾燥させていない収穫したての「生落花生」の保存法についても解説します。

一番長持ちするのは「乾燥落花生」です。
炒らずに乾燥させただけの落花生は、常温(冷暗所)で半年〜1年日持ちします。

「炒り落花生」は、やや保存性が悪く、常温で2週間〜1ヶ月です。

収穫したての「生落花生」は最も傷みやすいです。
生のままでも塩茹でしても、冷蔵で2〜3日しか持ちません。

なお、「乾燥落花生」・「炒り落花生」・塩茹でした「生落花生」は、冷凍することで保存期間を大幅に伸ばすことができます。

乾燥落花生の保存(殻付き・殻なし)

  1. 【常温】落花生を保存袋に入れるなどして密閉して、常温(冷暗所)に置く。
    冷暗所がない場合は、冷蔵庫(冷蔵室か野菜室)に入れると長持ちしやすい。
    日持ちは半年〜1年。
  2. 【冷凍】落花生を保存袋に入れて密閉して、冷凍庫に入れる。
    日持ちは1年。
    冷凍しても固まらないので、解凍しないですぐに料理に使える。

乾燥落花生(炒っていないもの)は、常温でもわりと長持ちしますが、高温多湿には弱いです。

乾燥落花生の保存方法
ですから、冷暗所がない場合は、冷蔵庫に入れておくと安心です。
冷凍すれば、さらに鮮度を保てます。

なお、ピーナッツは、水分が少ないので、冷凍しても固まりません。



炒り落花生の保存(殻付き・殻なし)

  1. 【常温】「市販の炒り落花生」は、開封前なら、常温(冷暗所)に置いて賞味期限まで食べられる。
    「開封後の市販の炒り落花生」と「手作りの炒り落花生」は、湿気やすいので、空気が入らないように保存袋などに入れて密閉したうえで、常温(冷暗所)に置く。
    冷暗所がない場合は、冷蔵庫に入れると長持ちしやすい。
    日持ちは、2週間〜1ヶ月。
  2. 【冷凍】炒り落花生を保存袋に入れて密閉して、冷凍庫に入れる。
    日持ちは2〜3ヶ月。
    冷凍しても固まらないので、解凍しないですぐに食べることができる。

炒り落花生は、炒る前の状態(乾燥落花生)よりも日持ちしません。
ですから、自分で炒る場合は、一度に大量に炒るのではなく、食べる分だけその都度炒ると良いです。

炒り落花生の保存方法
炒りたてにこだわらないという場合は、冷凍すると、酸化しにくくなって保存性がアップします。

参考:生落花生の炒り方


生落花生の保存(殻付き・殻なし)

  1. 【冷蔵】掘ったばかりの生落花生は、洗わずに土が付いたまま保存すると、鮮度を保ちやすい。
    紙類で包んでビニール袋で密閉して、冷蔵保存する。
    塩茹でした落花生は、保存袋やタッパーに入れて密閉したうえで、冷蔵庫に入れる。
    日持ちはどちらも2〜3日。
  2. 【冷凍】生落花生を塩茹でして、保存袋に入れて密閉して、冷凍庫に入れる。
    日持ちは1ヶ月。
    食べる際には、自然解凍かレンジの解凍モードを使うと便利。

収穫したての生落花生は、鮮度がすぐに落ちるので、なるべく早めに塩茹でしてしまうのがおすすめです。

塩茹でした生落花生の冷凍保存
茹でてしまえば、1ヶ月ほど冷凍可能で、自然解凍するだけで美味しく食べられます。


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投稿日:2019年10月10日 更新日:

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