やまでら くみこ のレシピ

短時間で簡単に作れる人気家庭料理を紹介。

里芋のぬめりの取り方。これが基本!さといもの塩揉みと下茹でを解説。

投稿日:2014年12月10日 更新日:

里芋のぬめりの取り方

里芋(さといも)のぬめりの取り方を解説します。

里芋のぬめり成分には、消化管の粘膜を保護したり、脳細胞を活性化させて、免疫力を高める効果があると言われています。
ぬめり成分は体にとても良いですし、旨みも詰まっているので、そうした点からは、取らずにそのまま調理する方がいいです。

なぜ、ぬめりを取るのか

ただ、ぬめりを取り除くメリットも、実は大きいです。

ぬめりを取ることで、味が染みやすくなり、また、ほくほくとした食感も際立ちやすくなります。
そのため、煮物などをつくる場合は、里芋のぬめりを取ってから調理することもよくあります。

さといものぬめりの取り方

ぬめりの取り方は、大きく2パターンあります。
「塩揉み」と「下茹で」です。

どちらか一方だけでもいいですが、両方ともやることで、よりしっかりとぬめりを取ることができます。


なお、記事の後半では、里芋のぬめりを抑えて皮むきをラクにする方法もお伝えします。
そちらも、あわせて参考にしてください。

塩で揉んでぬめりを取る


里芋のぬめりを取るにあたって、一番簡単なのは、里芋の皮を剥いて塩を揉み込む方法です。

塩の量は、少し多めがおすすめ。
里芋5個で、大さじ1くらいの塩を使います。

里芋に塩を振り、しばらく揉むと、里芋に粘り気が出てきます。



里芋の粘りが出たら、流水できれいに洗い流します。

この下処理をするだけで、里芋の表面のぬめりがかなりすっきり落ちます。
このまま煮物などの料理に使うこともできますが、ぬめりをよりしっかり取りたい場合は、このあとに下茹でするといいです。

下茹でしてぬめりを取る

続いて、里芋を下茹でする方法をお伝えします。

里芋は、普通に湯で茹でるだけでも、ぬめりが取れますし、アクも和らぎます。

家庭料理としては、それで十分な場合がほとんどですが、米のとぎ汁(もしくは米ぬか)を使うと、より高い効果が見込めます。ぬめりもアクも取れやすくなります。
タイミングよくそれらが手元にある場合には、試してみるのもいいと思います。


下茹での手順は、とてもシンプルです。

里芋を鍋に入れ、かぶるくらいの水(もしくは米のとぎ汁)を加えて、加熱。
里芋に串がすっと通るまで茹でます。

加熱時間は、中くらいのサイズの里芋を切らずに丸ごと茹でた場合で、15分ほどです。

なお、茹でている途中に白い泡がブクブクと出てきます。
ムリして泡を取る必要はありませんが、吹きこぼれそうであれば、お玉などで取り除いてください。

茹でる前に里芋を塩揉みしてぬめりを軽く取っておくと、この白い泡は出にくくなります。

下茹での段階で完全に火を通す

里芋を煮物にする際には、このあと、調味料を加えて再び加熱しますが、そういう場合でも、下茹での段階で、里芋に完全に火を通しておくのがおすすめです。

もう一度加熱するのだから、下茹での段階で完全に柔らかくする必要はないと思うかもしれません。
でも、十分にやわらかくなるまで下茹でした方が、煮物などが断然美味しく仕上がります。

下茹でが中途半端だと、芯が残った感じの仕上がりになってしまいます。


以上が、里芋のぬめりを取る方法です。

皮を剥いた里芋に塩を揉み込んで下茹ですると、ぬめりがすっきり取れて、味染みがとても良くなります。
ただ、その一方で、里芋のぬめりには栄養も旨味もたっぷり詰まっています。

どちらを優先させるかは人それぞれだとは思いますが、家族向けの日常的な食事であれば、ぬめりを取らずに使うのもアリです。

当サイトでは、里芋のぬめりを取らずに、とろっとした食感をあえて生かした、「里芋の煮物」のレシピもご紹介しています。

下処理不要の里芋の煮物レシピ。
リンク先もぜひ参考にしてください。

ぬめりを抑えて皮むきをラクにする方法


続いて、里芋のぬめりを抑えて、皮むきをラクにする方法をお伝えします。

里芋といえば、ぬめりで手が滑って皮が剥きづらかったり、ぬめりが指に付いて痒くなってしまうことがよくあります。

そうしたことを防ぐには、次の2つの方法が効果的です。


水気を取る


1つめは、里芋をきれいに洗ったら、しっかり水気を取ること。

里芋は、水が付くとぬめりが出やすくなります。
ですから、あらかじめ里芋の水気をよく拭き取ると、滑らずに皮をむくことができますし、指も比較的かゆくなりにくいです。

時間がある場合は、里芋を完全に乾燥させておくと、よりぬめりが出にくく皮がむきやすくなります。


茹でてからむく


2つめは、茹でてから皮を剥く方法です。

皮を剥きやすくするだけだったら、3分くらい軽く茹でるだけでも包丁がすっと通るようになります。

さらに剥きやすくしたい場合は、里芋に切れ目をぐるっと一周入れたうえで、完全に火を通すのがおすすめです。
そうすると、手だけを使って瞬時にむくことができますよ。

詳しくは「里芋の茹で方」で解説していますので、合わせて参考にしてください。

里芋に切れ目を入れる
里芋を皮ごと茹でる

里芋の栄養成分と効果効能。栄養を逃さないおすすめレシピも紹介。

里芋に含まれる栄養成分とその効果効能についてお伝えします。里芋の栄養面での特徴としては、次の4つが挙げられます。でんぷん(炭水化物)を多く含…


里芋の茹で方と茹で時間。皮付きと皮なしのそれぞれのメリットとやり方。

里芋(さといも)の上手な茹で方を動画で解説します。里芋は、沸騰した湯に入れるのではなく、水から茹でる方が甘みが出やすいです。茹で時間は、中く…


里芋の下ごしらえ。これが基本!里芋の下処理の方法を動画で詳しく解説。

里芋の簡単な下処理の方法を解説します。里芋の下ごしらえは、いくつかの工程に分かれます。この記事では、「洗う」・「皮を取り除く」・「切る」・「…


里芋の皮むき。包丁を使った剥き方と、レンジや鍋で茹でて簡単に剥く方法

里芋の皮むきのやり方について、詳しく解説します。包丁を使った基本の皮むきから、レンジや鍋を活用した簡単な剥き方まで。それぞれのむき方の長所に…


里芋の洗い方。ため水で泥を落として、たわしでこすり洗い!動画で解説

里芋の簡単な洗い方を動画で紹介します。里芋の表面には、泥がびっしりと付着している場合が多いです。泥付きの方が保存に適していて日持ちするので、…


里芋の煮物レシピ。煮っころがしが簡単で旨い!人気里芋料理の作り方。

里芋の煮物(煮っころがし)のレシピをご紹介します。里芋を食べやすい大きさに切り、調味料と一緒に煮るだけの簡単レシピ。下茹でや塩揉みなど、里芋…


里芋の味噌汁レシピ。具沢山で大満足!油揚げとねぎの組み合わせ。

里芋の味噌汁の作り方をご紹介します。里芋と組み合わせるのは、油揚げとネギ。これらの具材をたっぷりと使った、満足度の高い、具沢山な味噌汁のレシ…


六方むきの切り方のコツ。おもてなし料理に!里芋・蕪・くわい等の切り方

六方むき(六方切り)の切り方のコツを動画で解説します。六方むきは、お正月のおせちなどのおもてなし料理にぴったりの切り方で、里芋・かぶ・くわい…


おすすめ記事

とうもろこしはレンジが一番。皮ごとチン、皮なしラップでチンが美味しいゆで方。


梅干しの作り方。初心者でも失敗しない簡単な漬け方。


らっきょうの甘酢漬けのレシピ。ラッキョウの手軽で美味しい漬け方。


紅しょうがの作り方。塩気控えめで食べやすい!新生姜の梅酢漬けのレシピ


新生姜の甘酢漬けのレシピ。甘酸っぱくてクセになる!ガリの簡単な作り方


そら豆の茹で方。茹で時間は3分が目安です。


バナナマフィンの簡単レシピ。バナナ×レモンが美味しい!定番の作り方。


人参ケーキのレシピ。上品なコクと風味!しっとり食感のキャロットケーキ


蒸しパンのレシピ。人気のプレーン蒸しパン!基本の作り方を動画で解説。


牛乳寒天の作り方。濃厚で柔らか!ミルク100%の水なし簡単レシピ。


ソーダブレッドのレシピ。くるみ&レーズンで満足度UP!美味しい作り方


ささみフライのシンプルレシピ。少ない油で簡単!フライパンでささみカツ


えのきの肉巻きのレシピ。甘辛で濃厚!お弁当の人気おかずの作り方。


トルコ料理の有名メニュー大全!ケバブなどの特徴やおすすめレシピも紹介。


ギリシャ料理41品を現地から徹底解説!有名な食べ物をすべて紹介。


ムサカの本格簡単レシピ!ギリシャの人気料理を現地から徹底解説。


とうもろこしはレンジが一番。皮ごとチン、皮なしラップでチンが美味しいゆで方。

とうもろこしの茹で方は、レンジでチンが一番美味しいです。皮ごとならそのまま。皮なしならラップで包んで。普通のゆで方よりもずっと甘いですし、栄…


梅干しの作り方。初心者でも失敗しない簡単な漬け方。

梅干しの漬け方をご紹介します。私は10年ほど前から自家製梅干しを作っていますが、いろいろ試した中で、初めてでも失敗しない簡単な漬け方をお伝え…


らっきょうの甘酢漬けのレシピ。ラッキョウの手軽で美味しい漬け方。

らっきょうの甘酢漬けのレシピをご紹介します。らっきょうの漬け方は、とても簡単です。らっきょうをきれいに洗い、根元を切るなどして下ごしらえをし…


紅しょうがの作り方。塩気控えめで食べやすい!新生姜の梅酢漬けのレシピ

紅しょうがの作り方をご紹介します。塩気と辛みを抑えた、食べやすい紅しょうがのレシピです。紅生姜の漬け方のポイントは、3つあります。1つめは、…


新生姜の甘酢漬けのレシピ。甘酸っぱくてクセになる!ガリの簡単な作り方

新生姜の甘酢漬け(ガリ)の作り方をご紹介します。お寿司屋さんでおなじみの、甘酸っぱい薄切り生姜。ほど良い酸味が食欲を刺激する、和食のお供にぴ…


そら豆の茹で方。茹で時間は3分が目安です。

そら豆を色良く茹でる方法をご紹介します。茹で時間の目安は3分くらいです。


バナナマフィンの簡単レシピ。バナナ×レモンが美味しい!定番の作り方。

バナナマフィンのおすすめレシピをご紹介します。熟した甘いバナナをつかった、王道のバナナマフィンのレシピです。バナナの濃厚な甘みに、レモンの爽…


人参ケーキのレシピ。上品なコクと風味!しっとり食感のキャロットケーキ

人参ケーキ(キャロットケーキ)のレシピをご紹介します。人参の優しい味を、きび砂糖のコクのある甘みで補った、風味豊かなパウンドケーキのレシピで…


蒸しパンのレシピ。人気のプレーン蒸しパン!基本の作り方を動画で解説。

蒸しパンの手作りレシピをご紹介します。優しい甘みとふわふわ食感が印象的な、人気のプレーン蒸しパンのレシピです。作り方は簡単で、小麦粉に卵・牛…


牛乳寒天の作り方。濃厚で柔らか!ミルク100%の水なし簡単レシピ。

味が濃厚で食感の柔らかい、美味しい牛乳寒天(ミルク寒天)の作り方をご紹介します。レシピのポイントは、水なしで、牛乳だけで寒天を溶かすことです…


ソーダブレッドのレシピ。くるみ&レーズンで満足度UP!美味しい作り方

ソーダブレッドの簡単で美味しいレシピをご紹介します。小麦粉に重曹とベーキングパウダーを加え、ヨーグルトと卵で風味付け。レーズンとくるみをたっ…


ささみフライのシンプルレシピ。少ない油で簡単!フライパンでささみカツ

ささみフライの作り方をご紹介します。鶏ささみを使ったカツレツの簡単レシピです。ささみカツは、豚肉を使ったトンカツよりも脂が少なく、さっぱりめ…


えのきの肉巻きのレシピ。甘辛で濃厚!お弁当の人気おかずの作り方。

えのきの肉巻きのおすすめレシピをご紹介します。豚バラ肉でえのきをクルッと巻いて、フライパンでこんがりと加熱。焼き上がった肉巻きを、醤油やみり…


トルコ料理の有名メニュー大全!ケバブなどの特徴やおすすめレシピも紹介。

トルコ料理の有名メニュー42品の特徴やレシピを、現地からご紹介します。トルコは、肉料理がとても美味しい国。特に、羊肉(ラム肉)の味は、時に感…


ギリシャ料理41品を現地から徹底解説!有名な食べ物をすべて紹介。

ギリシャ料理41品を、写真とともに現地から詳しくご紹介します。ギリシャ料理は、オリーブオイルやレモンやハーブで風味付けされているものが多く、…


ムサカの本格簡単レシピ!ギリシャの人気料理を現地から徹底解説。

ムサカ(moussaka)の本格簡単レシピを、本場ギリシャからお伝えします。ムサカとは、ギリシャやトルコやブルガリアなど、東地中海の国々で食…


最新記事

そら豆はこの食べ方が一番旨い!さやごとグリル焼き。旨みを凝縮する焼き方


鶏そぼろのめんつゆレシピ。丼や弁当にも使える!簡単で美味しい作り方。


しば漬けで絶品!タルタルソースのレシピ。酸味と旨みで美味しさアップ。


濃厚コク旨!チンゲン菜のオイスターソース炒め。中華風の炒め物レシピ。


こんがりとろ甘!焼きバナナのフライパンレシピ。バターのコクで旨さUP


そら豆はこの食べ方が一番旨い!さやごとグリル焼き。旨みを凝縮する焼き方

そら豆の味を堪能するのにぴったりな、めちゃめちゃ美味しい食べ方をご紹介します。そら豆のグリル焼き。魚焼きグリルでそら豆を素焼きにして、シンプ…


鶏そぼろのめんつゆレシピ。丼や弁当にも使える!簡単で美味しい作り方。

めんつゆを使った、鶏そぼろのおすすめレシピをご紹介します。ご飯がすすむ、とても美味しい鶏そぼろ。めんつゆで味をととのえるので、しっかりとした…


しば漬けで絶品!タルタルソースのレシピ。酸味と旨みで美味しさアップ。

フライやチキン南蛮などにおすすめの、タルタルソースのレシピをご紹介します。風味付けにしば漬けを使うのがポイントで、ごく一般的なタルタルソース…


濃厚コク旨!チンゲン菜のオイスターソース炒め。中華風の炒め物レシピ。

チンゲン菜をふんだんに使った、オイスターソース炒めのレシピをご紹介します。チンゲン菜をざっくりと切って、ニンニクと一緒に炒め、甘辛く味付けし…


こんがりとろ甘!焼きバナナのフライパンレシピ。バターのコクで旨さUP

こんがり甘い、焼きバナナのレシピをご紹介します。作り方は簡単で、バナナを、バターと砂糖と一緒にフライパンで加熱したらできあがり。バナナを縦半…